糸繰草(itokurisou)のささやかな庭(新館)

平凡な暮らしの中’ささやかな癒しを求め、小さな生き物や素敵な植物に 
出会える日を楽しみにしています。サムネイル調整中

似ているヤブラン属とジャノヒゲ属・・・

2016-09-25 | ガーデニング・植物
ノシランにヤブランなどが、気になる時期・・・2017/9/3


毎年判別が難しく感じ、はっきりしないヤブラン属とジャノヒゲ属・・・


ヤブラン属は野生種と園芸種に分かれ、斑入り葉と斑の入らない緑葉とがありますね。



こちらの株立ちヤブランは、花が濃い目の紫色の斑入り・・・(ヤブランの実は、黒っぽい’)


ヒメヤブランの葉は、芝生が広がった感じに細く’花も小さいので(丈も低い)見分けやすいようですね。

ヒメヤブランは庭にいませんが、こちらは地下茎を伸ばし’広がり続けているコヤブラン・・・

コヤブランの花は、淡い紫色~斑入りと緑葉の両方がいます。鉢植えもいますが



あちこち放任状態の地植えは、いつの間にか賑やかに咲いていました。


画像がはっきりしませんが、ヤブランの黄色のオシベ(葯)はとがり’メシベは上に曲がって
そっぽをむいているようです。お互い受粉(避ける為)を好まないのでしょうか?


ヤブランは、3種類(ヤブラン・コヤブラン・ヒメヤブラン)あるようですが
コヤブランの園芸品種を「シルバードラゴン」とも呼ぶそうですね。リュウノヒゲの
斑入りにも「シルバードラゴン」の名があり、混乱するとのサイトもありました。

細い葉がリュウのヒゲに似ているジャノヒゲ属(リュウノヒゲ)は、花はスズランのように
下向きに咲き、ブルーっぽい実が熟しますね。20年近く前に、水晶蘭の名でゲットした
スノードラゴンも下向きに咲くのでヤブラン属ではなく、ジャノヒゲ属に近いと思っていました。
前回の記事’葉が平らな「ノシラン」も下向きに咲き、青紫色の実が生るのでジャノヒゲ属です。



以前「スノードラゴン」の名も耳にしたこともありますが、似ている葉や花が咲く植物は
いろいろあって’初心者には難しいです。詳しいお方のアドバイスをお待ちしています。
スノードラゴン・・・2013/9/16

コムラサキの実とヒペリカムの種ほか・・・2017/9/10
ムラサキシキブに似た紫の実’園芸店では、ムラサキシキブの名で販売されていることもあるようですが

庭先に植えられているのは、殆どコムラサキ(別名・コシキブ)が多いのではないでしょうか?
コムラサキ(別名・コシキブ)に、網戸の張替え・・・2015/5/28


来月になれば実(紫色)が楽しめると思いますが、植えている場所によってまだ色づきが浅いコムラサキです。

株分けや挿し木で増やしましたが、どのコムラサキ(別名・コシキブ)も貧弱なままです。


同じように紫の実を付けるムラサキシキブ・・・紫式部が実の美しさを例えたとか
紫の実が重なり合うことから、紫重実(ムラサキシキミ)からムラサキシキブに
なったとの説もあるようですが、昔はムラサキシキブ(紫式部)ではなく
実紫(ミムラサキ)・玉紫(タマムラサキ)などと呼ばれていたそうです。
ムラサキシキブに似ているコムラサキ・・・2013/10/13
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熨斗や水引繋がりの植物・・・ノシラン(熨斗蘭)

2016-09-04 | ガーデニング・植物

ユリ科のノシラン(熨斗蘭)・・・「何故のし?」と思って調べて見ると答えは色々でした。

平たい花茎が熨斗に似ている・筋の入った葉が熨斗に似ている

連なる花が熨斗に似ているなどが、紹介されていました。

ノシラン(熨斗蘭)やミズヒキソウ(水引草)・・・2013/08/25より

ミズヒキソウは日が当たり過ぎると葉っぱが焼けるようですが、根っこは丈夫~

環境(場所)によって良く増えます。植物の好きの友達が、訪ねてくれた時などに


差し上げていますが、知人の庭でもミズヒキソウが増え続けている様子(^^♪
嬉しい便りを頂くこともあります。その後’今月の連休にも、我が家に立ち寄ってくれました。


㋈末のニチニチソウとローズマリー・・・好みのハーブ達も、今は残り少なくなりました。

ニチニチソウ(ビンカ)やコリウス(寄せ植え)横の支柱・・・

以前から気になっていた支柱(鉢やプランター棚)、土台の排水(流れては、いるのですが・・・)の
関係もあり、年数が経てばどうしても木製は腐りやすくなって来ますね。作業の出来栄えは
いまいちですが、応急処置としてこんな風にメンテしました。これで当分大丈夫かな?

以前にも同じ方法で藤棚の支柱(奥/一本)を取替えたことがありますが、その頃の作業の出来と比べると
今回はかなり雑になりました。この夏の終わり(8月末)に頑張った’小さなDIYの一つでした。


咲き続けている三尺バーベナに、癒しの蝶・・・


いつの間にか花が終わってしまった’鉢植えや地植えの文鳥香ギボウシ(ギボシ/ホスタ)・・・


グランドカバーにしたり~空いた場所に株分けし、適当にあちこち植えています。


文鳥香ギボウシは、細長い葉に白い縁取りが入る小型のギボウシなのですが
長年地植えで増やした葉っぱは、丸みを帯び・小型とは思えなくなったのもあります。


種まきから育った葉っぱは、ミニミニなので可愛いです。長年栽培しているトキワシノブ達も、順調に生育中・・・
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