糸繰草(itokurisou)のささやかな庭(新館)

平凡な暮らしの中’ささやかな癒しを求め、小さな生き物や素敵な植物に 
出会える日を楽しみにしています。サムネイル調整中

美女柳(ビジョヤナギ)ほか・・・

2015-05-28 | ガーデニング・植物
*****5/31(日)追記*****

みなさんからいろいろコメント(園芸好きのお仲間)頂いたので・・・今回久々に、オトギリソウの似た花の違いを少し調べてみました。
長年思っていたことが、似たコ同士の為混乱~勘違い~思い込みをしていたようです。



またサイトによって内容が様々な点もありましたが・・・自分なりにまとめた結果は、金糸梅は
シベが短く梅の花のような形をしていますが、シベが長く似たような花姿のコが間違っていたようです。



未央柳・美容柳の方は、似てるけれどこちら(画像)ではなく・・・花姿(長いシベ)はそっくりですが、
シベの数が少ない~シベが内側に曲がって(カール)咲く~枝先に咲く時、枝分かれして咲く~葉の付き方も
違う(十字対生状)のようでした。それに金線海棠・美女柳の別名もありました。



我が家のこちら(画像)は、シベが長く未央柳・美容柳に近いのですが、西洋金糸梅らしい~ようです。
育てていても気が付くように、オトギリソウ科でシベの数が一番多く、真っ直ぐに伸び咲く~
枝分かれはせず、先端に一つだけ咲く~2枚向き合って付く葉((対生)~などでした。
でも名はそのまま美女柳として続けて行こうかな・・・?みなさまのお陰で勉強になりました。ありがとうございました。
(この追記が、まだ間違っていればお教え下さいね。)



こんばんは。
>おしべの短いのも見かけますが別の名前なんでしょうね 多分キンシバイかと思います。
こちらの近くでも、見かけ(植え込み)ます。八重のどくだみ、普通のより’においが少ないかな?
コメント下さり、ありがとう!



こんばんは。>美女柳・・・いい名前ですね。これから自分もそう呼ぶことにします~。
美女柳は未央柳・美容柳の別名でもありましたが・・・そちらは、枝分かれしてますか?
していませんか?コメント下さり、ありがとう!

こんばんは。。>セイヨウキンシバイとは別物なんですかねえ。
おっしゃる通り、どうもセイヨウキンシバイのようです。

同じオトギリソウ科でも、こちらは枝分かれして咲き~







秋には実が紅葉し、鑑賞出来る小坊主弟切(別名ヒぺリカム)もいますが・・・



貴重なコメント下さり、ありがとう!
別の所にも、ヒぺリカム(挿し木)が無事根付いていました。嬉しい~です。



こんばんは。>これまでドクダミの花は4枚の白い花弁・・・のみ、とばかり思っていました。
ネットでも数年前から紹介されるようになりましたが、ご存知ない方が多いかも?
普通のドクダミより弱く、増えるのも少ないような気がしますが・・・コメント下さり、ありがとう。



梅雨入り寸前からオダマキの遅いコも咲いていましたが、6月は殆どのコが黒い種になります。



種をもんで落としていた黄色のダールベルグデージーも、ヒョロヒョロしながら繰り返し咲いていました。

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金色のふんわり~とした糸のように、細くて長いまつげ(シベ)!
毎年梅雨時期くらいに咲く花姿の美人(美女柳)!・・・



オトギリソウ科には似た花がいろいろありますが、この花は
別名/未央柳・美容柳(ビヨウヤナギ)などとも呼ばれているようです。



2枚向き合って付く葉((対生)/枝が、柳のようにしなやかで女性的!
長いシベが印象的な花です。中国の絶世の美女楊貴妃に関連した名付けの
由来もある美女柳が、花姿からは一番似合っているような気がします。



長いオシベは、雨に濡れると直ぐに傷んでしまいます。
交代で次々に咲く一日花ですが、開いたばかりの
表情はなかなか撮れず、直ぐに時間が経ってしまいます。



今日の朝から咲き始めた美女柳(ビジョヤナギ)・・・ほかの場所は、まだ小さな蕾でした。
一斉に開く美女柳、もっと長く綺麗な姿のままいてくれたらいいのに・・・
敷いた枕木の前に、まだヒルザキツキミソウも頑張っていました。



ムラサキツユクサは、次々に蕾が膨らみ’朝咲いて
午後には、萎んでしまうくらい花の命が短いです。



オシベのふぁふぁの毛”ルーペを使って観察すると
肉眼でも細胞の小さな粒々が、一列に並んでいる
のがわかります。その先のオシベの頭に付いている
のが、黄色い点々の花粉袋(やく)。花も葉も、馴染みの
ツユクサとは感じが違いますが、可愛い花です。

以前にいろんな草花を幾つかプランターに植え、園庭に持ち込みましたが
その際に、白花の方も一緒に付いていったようです。
その後白花は見当たりませんが、何処で咲いても清楚な花です。





春にHCで咲いていたロべリアとベルフラワー♪花後切り戻した状態で、見切り品となっていました。



間違いなくまた咲いてくれると思い、連れて帰ったコがポツポツ咲き出しています。



いろんな活用法のあるハーブ!これまでの庭や借りていた畑で何種類か栽培したこともありますが、ハーブは
場所がいるのであきらめてしまい、今は少しだけになりました。ホワイトリカーに漬け込んだハーブでは
フェンネル(葉)酒やカモミール(花)酒などが好みでした。



赤いチェリーセージは、ほかにも挿し木(芽)で育っていますが
イチゴミルクは弱いような気がしますが、いかがでしょうか?



あちこちに増えている三尺バーベナも、咲き始めていました。



シソ科のラベンダーは、虫よけ効果もある夏のハーブの
代表”品種も様々ですが、こちらはノコギリ歯のような
深い切り込みのあるギザギザ葉のラベンダー・デンタータ(歯)・・・
雨降りが続くと香りが逃げますが、ほかのラベンダーとは
また別の香りがします。いろんなハーブを集めて布袋に
詰め、車中などでほのかな香りを楽しめるのもいいですね♪

細い茎の先に、ユリを小さくしたような花を幾つか付ける
アルストロメリアも、少し咲いていました。和名は百合水仙、
英名はインカのユリ。丈夫で手間のかからない花です。
その近くには、オレンジの花!ゼンテイカでいいのかな・・・?



アルストロメリアは、職場友達に頂いた(平5年)のが
始まりでしたが、増えて来るとご近所さんや花友達にも球根分けし
差し上げています。花の配色は、いろいろあるようですが
我が家はこの配色だけ!(一種類)斑点が魅力的です。
切り花にしても、いいですね♪



そして抜いても抜いても、根が延びるドクダミ・・・ニシキドクダミもあるようですが、ゴシキ
ドクダミはお日さまの当たるほど赤く染まりやすく、日陰ほど黄やグリーンぽくなる感じです。



幼少の頃’薬草として重宝したのが普通のドクダミですが、少しだけ地植え(覚悟して~)にしてから



あちこち根を広げています。たまに根を掘り返し、様子をみています。



梅雨入り前の庭を眺めていると、八重のドクダミが咲いているのを発見!
ドクダミの名だけでひいてしまう方もいらっしゃるでしょうが、清楚なお花です。



こちらも見切り品のマーガレット!初めは黄色から日が経つに連れ
白っぽい八重になり、長い間楽しめるお花です。



狭い場所に植えっ放しのシャクヤク・・・最初は薄いピンクだったのですが、
何年か経つと白っぽい色しか出なくなりました。

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ピンク系のつるバラほか・・・

2015-05-24 | ガーデニング・植物
手製ジャンボアーチに、ピンク系のつるバラが咲いていました。
何度か書いていますが、アーチの天辺部分グレーは、水道管パイプを2本使って
曲げています。年々誘引・剪定作業が、困難になって来たので二段ほど下げました。



ジャンボアーチのピンク系のバラ!二段下げてもまだ高さがあり、眺めにくいのですが
小さいトレリスに植えている(挿し木)のだけは、しゃがんでも眺められます。



下げてから絡めていた”一季咲きのつるバラ(モッコウバラやナニワイバラ)は、終わってしまいましたが・・・



反対側から開花していた!ピンク系のつるバラに気が付き、脚立を用意して撮りました。(サムネイル画像)



もう一方から誘引していた!棘の強いつるバラ(こちらも、名は不明)の所に、いつの間にか
ノウゼンカズラのツルが、アーチを陣取っていました。ノウゼンカズラは、何処にでも絡みたいようです。




手製のパーゴラに絡ませていたつるバラも、今年は壁面仕立て風に
咲かせましたが、それも終わり~またそのつるを’支柱代わりに利用して
夏野菜を栽培(鉢棚/プランター)しています。三度豆やオクラも作っていますが
果たして収穫出来るか不安です。キュウリは順に、種をまいていますが・・・



初めての庭では菜園も出来ましたが、2度目の庭では無理!
畑を借り、野菜作りをしていました。地植えが一番いいのですが
3度目のこの庭では、場所がなくて・・・



以前のように畑を借りる馬力もなく、ささやかな庭の草花や木々こと
草引きくらいで精一杯になりました。



昨年頂きもののアマリリス(球根苗)が、2コ咲きました。
先にもらっていた種は、少し芽が出ています。
真っ赤なアマリリスは緑に映え、目立ちますね。
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エゴやヤマボウシの花・・・

2015-05-17 | ガーデニング・植物
風に揺られながら俯いて咲いている可憐なエゴの花・・・
花もいっぱい集まって咲く年は華やかですが、今年は花数が少ないです。
花も風情がありますが、吊り下がったシャンデリアのような実も可愛いです。
エゴの木は、硬いので将棋の駒やオモチャの材料にも使われるようです。


エゴの花(サムネイル)は、実生から育てました。

数本一緒に植えていた親木は、殆どカミキリ虫の犠牲になりましたが
生き残った(駆除)親木の種から育ったのは、二ヶ所のエゴの木!
こちらのエゴの木は、親以上に丈が伸びました。生き残っていた親木も
子が小さな苗木になった頃に、枯れてしまいました。
エゴの木は、枯れやすいそうですが・・・?



花後、枝に垂れ下がり出来るグリーンの実。眺めるだけで
若い実の皮に傷を付け、水分を出すようなこともないでしょうし
最後はカラカラ(茶褐色)になり、皮は弾け種になるので
私達には、何も問題もないでしょうが



エゴの木にはエゴサポニンという毒性があり、セッケンの
木とも言われるくらい’実はえごいようです。
何故こんなエゴの実を、ヤマガラが好んで食べるのか?
最初は疑問でしたが、数年前に知ったことは



ヤマガラがどんな方法で食べるのか?と思えば、皮を割って種を上手に食べたり
また食べやすいように、地面に埋めてから後で食べる(貯食)際
毒が含まれる皮をうまく除去しているようです。野鳥もどんな場合でも、賢いですね。



中心の丸い花を坊主頭に、花びらのような白いホウを頭巾に見立てて
「山法師(ヤマボウシ)」と名が付いたいたようですね。
ピンクのヤマボウシもあり、花姿は「花水木」にも良く似ています。
秋には実が赤く熟し、美味しいので 別名 山桑(ヤマグワ)」とも呼ばれるそうですが
まだ一度も実を食べたことは、ありませんが・・・紅葉も綺麗~
庭の奥の方にいるのは、数本立ちのヤマボウシの古株!ポツポツ開花し始めました。



奥の古株を挿し木(剪定した枝)した苗を表の塀沿いに並べ、植えてから10年以上経ちます。
丈もしっかり伸び、太く元気な落葉樹となっています。今年はまだ表のヤマボウシを確認していないので
写真も撮っていませんが、表の白いホウには毎年虫喰いが少ないようです。今年はどうかな?
奥に植えている白いホウには虫喰いもがあり、白い頭巾は「破れ頭巾」が多いです。



※花びらのように見える部分(白い頭巾)は、ガクが変化した苞(ホウ)と書いた方がいいようです。



ケヤキ(シンボルツリー)の次に、高さのあるヤマボウシ・・・
年々花数は少なくなっていますが、涼しげな木漏れ日が溢れ~気持ちのいい休日でした。
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緑が生い茂る季節・・・

2015-05-10 | ガーデニング・植物
5月末の週になると緑が生い茂り過ぎになる植物もいて、そんな場合は
少し緑を透かす感じでスッキリさせます。早速、背丈も高くなったヤツデの
大きな葉を透かしました。透かす前のヤツデ・・・



毎年”新緑と言えるほどの癒しの庭にはなりませんが、





ささやかながら庭の木々達が、生い茂る季節になると・・・



野鳥達が、巣作りの場所を探しにやって来ます。



鉢棚に枯れ枝が散乱~見上げるとノムラモミジの枝の間に、
上手に枯れ枝を集め、組み重ねていましたが・・・
私達が一番出入りする場所だけに、落ち着かなかったのか?
巣作りは中止したようです。



暑さ対策として、安い工事用のネット(メッシュ)でグリーンの遮光カーテン
考えたのが2004/5でした。早や10年以上使っていますが、やはり遮光率の良い
寒冷紗を重ね手縫いしたのはかなり後でしたが、その方が涼しく感じます。
ガレージの通路沿い棚と同じ寸法で、高く仕上げた庭の一番奥の
藤棚から軒下を利用した開閉式です。



2連カーポートも藤棚を仕上げる迄に柱を上げ、屋根の寸法を高くしたのですが・・・
その工事の際には、柱の埋め込み箇所の旧コンクリートを割り’壊す為の工具を
ホームセンターに行き、レンタル~また元通りにするのも大変でした。プロに任せると
早い仕事も、素人がするのですから・・・でも何とかそれなりに、満足出来る仕上がりでした。



数年後2連カーポートの屋根を張り替えしなければならなくなり、業者に見積もり依頼した時は
何と50万(*_*)・・・人生ここ迄来て屋根の張り替えに、こんな大金使う訳にはいかない!
1連ずつ縦横の4方向×2連分のM型カーポートに、利用しているポリカーボネートの曲げ加工の
手間(寸法的に、オーダー加工)もあり、高値になるようでした。新しいカーポートを設置した方が、
お手軽な値段で仕上がるかも?でしたが、骨組には問題ないので屋根材は少々高くても
時代に応じた丈夫な材料を2連分購入し、問題のポリカーボネートの曲げ加工している部分だけは
すべて切断して再利用しました。夫婦で上からと下からとで作業~数日かかりましたが、これも
何とかクリア出来ました。やる気はあっても年々体力が衰えて来るので、いつまでこんな工事が
出来るかは不安ですが、自分達でした工事なら修理・手直しもしやすいのが、利点ですね♪

そのカーポートよりまだ高さのある藤棚の白藤の手入れにも、長年脚立作業を続けています。
少し距離のある手製藤棚の白藤は、花後随分生い茂りツルも伸びています。



画像は数日前の茂り具合、今はもっと生い茂りました。
藤棚を仕上げてから長年経ちます。ダメになった材料を
数年前に取り外した(数本)ままの棚ですが、その後
柱ほか気になる角材だけは、取り替えています。

藤棚の下を通るとハトらしきが、茂みから飛び立つ姿も見かけます。
これまで庭で巣立った野鳥もいますが、いろんな虫達もよく見かけます。

藤棚の隅っこにも、実生からのノウゼンカズラのツルが絡んでいますが
ジャンボアーチにも絡んでいる様子!強引に何処にでも占領する
ノウゼンカズラのツルは、見て見ぬふり~放置状態です。



この地に引越してから’藤棚より先に仕上げたノウゼンカズラの棚は
長年活用しましたが、数年前に取り外し(木製材料の劣化・腐食により、撤去作業)ました。
高さのある棚(パーゴラ)は、下の画像・右側の柱が一番端です。毎年ご近所さん達が、二階から
白藤やつるバラの開花を眺めて下さっていたようで~声かけして下さっていた方もありました。
つるを誘引すると棚の寸法以上に高くなり、年々脚立の天板に立っての作業(誘引/剪定)が限界~
危険な脚立芸を長年続けていましたが、ジャンボアーチは二段ほど低めに仕立て
ガレージの通路沿い棚のつるバラやムレスズメは、つるを下ろし壁面仕立てのようにして
咲かせました。カロライナジャスミン棚から延ばしたつるは、未だに高いので
今年の花後のカットは、今迄同様’気を付けながら済ませました。
ジャンボオベリスクに絡ませているつるも、花後少し低めにしましたが
来年はどうなることやら・・・憧れていた立体ガーデンをバッサリ!
諦められないのが、困りものです。



ノウゼンカズラからつるバラへと、パーゴラを延ばしていたので
一部を撤去すると抜けたような感じでしたが、この時季になると
緑が生い茂る為、ここも野鳥達が狙う場所の一つです。
(卵を下に落としていたことも、ありました。)

つるバラ(一季咲き)の記事はまだですが、モッコウバラ(白)の香りに
誘われて集まる虫達よりも、開花したばかりのナニワイバラ(一日花)に
群がる虫(ハナムグリなど)達の方が、多かったです。
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