糸繰草(itokurisou)のささやかな庭(新館)

平凡な暮らしの中’ささやかな癒しを求め、小さな生き物や素敵な植物に 
出会える日を楽しみにしています。サムネイル調整中

目立たない色づき(始め)・・・紅葉 1

2013-10-24 | ガーデニング・植物
11月上旬の紅葉巡り(3連休)は、猛暑と台風の影響で散ってしまった観光地も
あったようで残念ですね。今年は何処も、モミジの色鮮やかさが少ないようですが
お出かけされた方、いかがでしたでしょうか?

冬に紅葉”の言葉も聴くようになり、各地遅い紅葉のようですが
ドウダンツツジやサルスベリの葉も、傷みながらの色づき・・・





挿し木や実生から育てた木々達も、ささやかな庭の仲間入り!見上げるほど
伸びたのもありますが、相変わらず手入れ不足が続いています。













ヤマボウシにエゴの木!そしてニワウメ!も、一生懸命’色づこうとしていますが










そんな木々達も、時期が来れば少しだけ’目立たない色づき・・・











背が高く’太くなったケヤキも、これからゆっくり色づき始めます。生活に追われる日々、たまにしか変化に気付かない自分がいます。

















盆栽のお好きな方が、実生から育てるほど愛しい植物はない’最高!と、いつも教えて下さいました。
赤ちゃん苗から年数をかけ、自由に仕立て上げるのが魅力なのでしょうね。

数人に頼まれているモミジの種”2種類だけ!あちこち種が出来ているので訪問してくれた時に、手渡したいけれど・・・











タイミング良く来てくれるかどうかわからないし、種を採って保存して置かねば忘れてしまいそうです。

















モミジの種類’幾つか適当に植えていますが、色づきはまだ少しだけ!



ハツユキカズラも赤く色づき、ノウゼンカズラはこんな感じ。

寒さには弱い挿したアメリカンブルーに、種がこぼれて育ったインパチェンス・・・







そばかすのような斑点のあるヒポエステス!別名ソバカスソウとも呼ばれるとか?



種類もいろいろ”小さくても花は咲いてくれましたが、背丈も高くなり
可愛い花を咲かせています。観葉植物は、挿し木(芽)から育てるのが楽しいですね♪



手製格子の前には、カポック!長年増やし続けていた棕櫚竹と観音竹は、機会があれば手放していたので
室内の鉢数も少なくなりましたが、こんな場所にもテーブルヤシと一緒に仮置きしています。





一度は冬の寒さで枯れたような状態になり’諦めかけていたブーゲンビリアですが、何とか復活したようです。













それに比べミセバヤは、放置したままでも丈夫ですね。



薄ブルーのローズマリー!枝振りが乱れていますが、少し咲いています。台所にも重宝するハーブの一つですね。
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晩秋に咲く可憐なツワブキ(キク科)・・・

2013-10-20 | ガーデニング・植物




葉はフキに似ているようですが、丸い葉はフキより厚く光沢があります。
ツヤがあることからツヤブキ・艶葉蕗(ツヤバフキ)がツワブキに変化したとか。





春は柔らかい新芽(茎)を摘み、普通のフキと同じように食べられる植物として
戴いています。蕾は天ぷらに出来るそうですが、試したことはありません!



食用菊を育てた時は、食卓に添えるのが楽しみでしたが・・・



数日前まで葉に隠れ、何処にあるのか探していた小さな蕾!いつの間にか
茎が伸び、しっかりとした蕾になっていました。





3カ所に株分けしていますが、育ち具合はいろいろ。ツワブキが咲き揃うのは、
一週間後くらいでしょうか・・・? もう少し’時間がかかりそうです。





今日も朝から冷え込み、雨の休日!ツワブキが咲いてくれたら
また順にUPしたい~です。早や満開のお宅もあるようですが・・・





花の少ない時期に、ツワブキの黄花が咲いてくれだけで庭が明るくなり嬉しいす。
またお洒落な花器に飾っても、可愛い花ですね♪初めて蕾を撮ったのは2013/10/8でした。






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棘が気になるピラカンサ・・・

2013-10-19 | ガーデニング・植物
バラ科のトキワサンザシ属の種類!をまとめ(総称)て「ピラカンサ」と呼ぶそうですが



良く知られている種類は、葉の幅が広いトキワサンザシに葉の幅が狭いカザンデマリ
裏に白い毛が生えている感じのタチバナモドキなどがありますね。
(トキワサンザシやカザンデマリは、両面無毛ですが・・・)



気になる剪定(片付け)の時に大変な厄介な棘は、枝が変化したものと
葉が変化したものの両方があるようですが

ピラカンサは、勢い良く伸びる徒長枝には実が付きにくく
先端が棘のようになった短い枝(刈り込み過ぎ)には、実がいっぱい”です。



サボテンの棘は葉が変形・進化したものでしょうが、ピラカンサのように
枝先の棘から葉が出ていることもあり、こちらは枝の変化になるのでしょうか?

燃えるような真っ赤に色に付く「ピラカンサ」は、ギリシャ語で炎(火)のピロ
と棘のアカンサが語源とのようですが、記事内容が間違っていたらお許し下さいませ!



一般的な柑橘類は、老木になると私達同様活力が衰えて来るのか
棘の長さが短くなるとお聞きしたことがありますが、我が家にある
スダチは、いつまで経っても鋭い長い棘が目立っています。

葉の一部がトゲ状になるヒイラギなどは、老木になると角がなくなり
私達の人生のように角がとれ、人間が丸くなると!幼い頃、祖母に教わりました。



幹・茎・枝に棘があるのは、枝や葉に当たるもの’葉の一部が変化したものなど植物はいろいろあり、
面白い話も次々に出てきそうです。あちこちに作っている鉢棚も、整理をしないと手が回らなくなっています。



挿し木が簡単に出来るピラカンサ!枝を這わせるように仕立てたり(地植え)、盆栽風(鉢植え)に
仕立ててみたりもしましたが、最近は整理(減らす)しなければと思っています。

放任棚のベニチガヤやカエデなども赤く染まり、ささやかな紅葉にほっと一息・・・







ピラカンサやナンテンが赤く熟す頃、実を目的にやって来る小鳥達が綺麗に食べ尽くす迄
見守り~鑑賞~したいと思っています。











ピラカンサのそばで、自然ドライフラワーの代わり(生)を楽しんでいる少しだけ残したガクアジサイ!



雨降り後は随分冷え込み、次第に寒くなって来ました。アメジストやチェリーセージも
咲いていますが、メドーセージは枯れたのか’見当たらないです。オキザリスも1枚!









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ムラサキシキブに似ているコムラサキ・・・

2013-10-13 | ガーデニング・植物


ムラサキシキブに似た紫の実’コムラサキのようですが、園芸店ではムラサキシキブの名で
販売されていることもあるようです。ムラサキシキブは山野の林に自生するので
庭先に植えられているのは、殆どコムラサキ(別名・コシキブ)でしょうね。



コムラサキとムラサキシキブの違い’ほかにもあるのでしょうが、少しだけ(適当)まとめてみると・・・

*コムラサキの実は!葉の付け根から離れて付くが、ムラサキシキブは葉の付け根辺り近くに付く。
*コムラサキの葉は!上半分だけくらいが鋸歯だが、ムラサキシキブは!葉全体に鋸歯がある。
*コムラサキの背丈は!低く枝垂れるが、ムラサキシキブの背丈は!高く枝垂れない



同じように紫の実を付けるムラサキシキブ・・・紫式部が実の美しさを例えたとか紫の実が
重なり合うことから紫重実(ムラサキシキミ)からムラサキシキブになったとの説もあるようですが、
昔はムラサキシキブ(紫式部)ではなく、実紫(ミムラサキ)・玉紫(タマムラサキ)などと呼ばれて
いたそうです。20年ほど続けている今の専門職に就く前になりますが、着物の白地にいろんな図案を
手描きしていた頃(京・本友禅)!草花模様の時は、描く植物のことを事前に調べてからでないと
描く勇気がなかったことを思い出しました。植物も奥が深いですね。



ムラサキシキブには、全体に大型のオオムラサキシキブがあるそうですが
コムラサキやムラサキシキブにも、白い実があるようです。

ささやかな庭の紫の実もコムラサキですが、葉は虫喰いだらけです。
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オレンジっぽい’テイカカズラの葉・・・

2013-10-11 | ガーデニング・植物
秋(10月)なのに、各地で30度を超える真夏日が数日続いていますが
この季節外れの暑さは、明日くらい迄続くとか・・・?



伸び過ぎるツルを思いついたらカット!(刈り込み)するので、常緑のテイカカズラに
赤味のあるオレンジっぽい’葉(新芽)が目立ちます。紅葉はまだですが、秋らしさも感じられ
ほっと一息!紅葉代わりに、楽しんでいます。みなさま、素敵な連休をお過ごし下さいませ。

ハツユキカズラとテイカカズラの花・・・2013/6/12記事より



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丈夫な花達(四季咲きバラほか)・・・

2013-10-09 | ガーデニング・植物



10月に入ってから、咲いている丈夫な花達・・・





こちら今日は、雨!職場友達から挿し木をもらい育て、20年ほどになる
金木犀のそばの四季咲きバラが咲いているのに、気付きました。





同じピンク系のオキザリス(長年)も、時期が来ると咲き出しています。バックは、ハツユキカズラ・・・



明るい濃桃色のオキザリス・ボーウィ(ー)葉は三つ葉の形をし、花は少し大きめです。

オキザリスも、種類はいろいろ(花色・姿/葉の色・形など)ありますが、我が家はありふれた種類だけ!
白も一緒に植えていますが、ピンクばかりが陣取っています。赤は、鉢植えのはずですが・・・?

細長い小さな球根が、どんどん増えて(繁殖力が凄い)行き、一度植えたら絶えることが
ないのが普通なのでしょうが、こちらはヒメリュウキンカを放置している場所。。。
球根同士なので以前よりオキザリスの開花が少なく、減ったような気がします。





昨年花が終わっていた見切り品(菊)を株分けし、植えていたのも



忘れるくらい記憶になかった小菊!狭い間から顔を出しています。







何年か前’野菜や花づくりを趣味にしている同級生に頂戴した小菊(鉢)も、かなり遅れて
無事に蕾が付きました。今年も何とか咲いてくれそうです。





もう少しで咲きそうな花達も、後少しだけいるようですが・・・
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金木犀のほのかな香り・・・

2013-10-06 | ガーデニング・植物




10月’こちらは、どの通り(住宅地)を歩いていても、何処からともなく
季節の移り変わりを感じさせてくれる懐かしい香り!





この金木犀の甘い香りが漂って来ます。秋は金木犀が、誰にでも親しまれる庭木!なのでしょうね。





庭に紫苑や秋明菊が咲き、金木犀のほのかな香りが漂って来るのに気付いたのは、3日前くらいでした。






蕾の方が多いと思っていても、翌日になると花がいっぱい”いつものことながら





毎日の生活に追われていると香りだけで「小さなオレンジの花」さえ振り返って
眺められぬまま終わってしまう年もありました。





塀沿い(間口)にも何本か植え込んでいますが、数年前から開花するようになりました。
(子供の頃は、庭に銀木犀の香り)





こんもり仕立ての金木犀は、藤棚の前・ヤマボウシのそばにいます。
近くに植えた2株の金木犀が、いつの間にか満開”こんもり山のような金木犀に
するつもりが、今ではかなりの差が付きました。


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フジバカマ(藤袴)・・・

2013-10-05 | ガーデニング・植物




野生のフジバカマ(藤袴)は、秋の七草の一つ。ワレモコウは、いつの間にか終わっていましたが・・・



万葉の時代から歌に詠まれるほど人々に親しまれた植物ですが、今では



見ることが少ないのが現実だそうですが、みなさまの身近ではいかがでしょうか?



※咲き始め9/22のフジバカマ、9/7の記事「秋の訪れ」にも、少しUPしていますが・・・





園芸種のセイヨウフジバカマ(西洋藤袴)もあり、庭に植えられているお宅もあるようですが、
このフジバカマは、以前から知られている普通のフジバカマです。





かなり前に園芸店(山野草)で買った苗が始まり’で植え、消えそうになると株分けを繰り返して来ました。
一眼レフ貸しているのでコンデジしかなくて・・・フジバカマの色!少し赤み(紅)が、強いかも?





フジバカマ(藤袴)に良く似た野草の「ヒヨドリバナ」は、ヒヨドリの鳴く頃に花が咲くことから名が付けられたとのこと。葉は茎の節に左右に向かい合って(対生)付き、このヒヨドリバナの葉には切れ込みがありませんが、フジバカマ(藤袴)は、葉が3裂していますね。


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