糸繰草(itokurisou)のささやかな庭(新館)

平凡な暮らしの中’ささやかな癒しを求め、小さな生き物や素敵な植物に 
出会える日を楽しみにしています。サムネイル調整中

ヤマボウシの総苞片、6枚を発見?ほか(黒星大甘菜)・・・

2016-05-29 | ガーデニング・植物
先端の尖った花びらのように見える総苞片は、通常4枚のヤマボウシ・・・



総苞片の中心に、淡い黄色の小さな花が、球状に集まって咲きます。


花の形がハナミズキにも似ているヤマボウシ・・・日当たりが良いと、周りに赤味がつきます。


白いヤマボウシとピンクっぽい(ベニ)ヤマボウシもありますね


中心の丸い花の集まり(花序)をお坊さんの頭に、花びらのような
総苞片を(白)頭巾に見立てて、ヤマボウシ(山法師)と名が付いたようです。


株立ちのヤマボウシを育ててから15年以上にはなると思いますが、ヤマボウシの
総苞片6枚を発見・・・?したのは、今年が初めて~驚きました。



総苞片のことを調べてみて、小さな花びら(苞)を6つ付ける品種(ホワイトミヌマ)が
あることも初めて知りました。こちらはその品種ではなく、突然できた6枚だと思いますが・・・



奥の古いヤマボウシの株立ちを挿し木(剪定した枝)し、表の塀沿いに並べ植えてからも長年経ちました。


挿し木からのヤマボウシの方が、日当たりもいいので丈もしっかり伸び


太い落葉樹に育っています。今年の表のヤマボウシは、まだ撮っていませんが・・・


表(塀沿い)の白い苞は、虫喰いも少なく綺麗でしたが
奥に植えている親株の方が毎年虫喰いが多く、白い頭巾は「破れ頭巾」でした。


数年前(2012年だったかな?)ノウゼンカズラの手製棚が限界となり、つるバラに続く棚から
バッサリ切り離し撤去~つるバラの棚には、新たに支えの柱を取り付けました。

ノウゼンカズラ近くのヤマボウシの日当たりが良くなり、虫喰いも少なくなった感じです。

両方ノミでコツコツ時間をかけて彫った!憧れのパーゴラ(ノウゼンカズラの棚)・・・
撤去するまではヤマボウシが日陰になり、本当に申し訳なかったです。


咲き始めのグリーンっぽい’初々しい姿も、気に入っています。

プリザーブドフラワーの花材として、ヒマワリと同じ
黄緑色っぽいコに白いヤマボウシも、雰囲気を変えて加工(プリメイキング)してみました。

ハナニラに似た感じのユリ科のオオアマナ(大甘菜)・・・

この春も、白い星型の花を咲かせて(枝分かれ)くれました。
思いついたら球根を分け、長年育てている丈夫な花です。

そのオオアマナ(大甘菜)らしき仲間?の名札/オーニソガラム・・・


これまで何度か植物好きのご兄弟とご一緒に、遊びに来て下さったことが
ある花友さんより「珍しい花なので是非、もらって欲しい~」と電話があり


今月中頃に頂いた球根花です。早速名札のオーニソガラムの品種を調べ
オーニソガラム・アラビカム(黒星大甘菜)であることも、お伝えしました。
白い花の中心の黒いメシベ(黒星)が目立つ”素敵なお花を頂き、ありがとうございました。


ご主人さまご兄弟は、山野草(フウラン/セッコク)・観葉植物・草花にも
興味がある様子’いらした時選んで下さったのは、石化シノブやミズヒキソウ
スノードロップに葉物などでしたが、奥さまは花や実が楽しめる植物が
お好みとのことだったのでお返し(空いた深鉢)に、庭梅を植えて置きました。


神社で見かけ、印象深かったをギンパイソウ・・・盃のような形の這う白い花も
以前白メダカの飼育でご縁をもらった花友が、届けてくれた花です。


2012年に植え替えしてからそのままでしたが、この春にまた株分けしたコです。

棘のあるピラカンサ(赤い実)も、花は白い小花です。


地植えの大きくなったのは、バッサリ~背丈を低くしましたが
こちらは挿し木した鉢植え、毎年実は野鳥の餌になりますね。
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ヒメカンゾウ(ワスレグサ属)のようですが・・・?

2016-05-15 | ガーデニング・植物
以前から気になっていた「ワスレグサ属」は、キスゲ亜科の属の一つ
キスゲ属・へメロカリス属・カンゾウ属とも。園芸品種も多数あるようです。

長年育てていますが、かなり丈夫な一日花です。増やしたい時や
根詰りしている時は、新芽が出る時期の株分けもいいと思います。
今年はススランなど、幾つかの花達の株分けができました。

またヒメカンゾウより遅れて咲くコもいるのですが、花の名は不明です。
その後名が不明のコが、今年は5/23(月)に咲いてくれました。


検索を続けるうちに、ニッコウキスゲの変種とされていた「ムサシノキスゲ」にも感じが似ているようですが


ムサシノと名が付いているのでどうでしょうか?今年はまだ開花していませんが、
葉っぱは出ています。ゼンテイカをムサシノキスゲと称する植物園もあるとか!
和名・学名ともに、混乱が見られるとのことでした。 (フリー百科事典より)


ニッコウキスゲの名で知られているゼンテイカ(禅庭花)より、やや小型
ゼンテイカ群とその近縁種として、ヒメカンゾウも紹介されていました。



これまでオレンジっぽいキスゲの仲間として記事にしていましたが



調べさせて頂くと、横向きに咲くオレンジっぽい黄色の花(細い葉)
ワスレグサ属の多年草「ヒメカンゾウ」のようですが・・・?




黄色のデージー(ダーベルグデージー)の仲間・・・毎年あちこちに、パラパラ~蒔きを繰り返しています。


コレオプシス・ソランナ/ゴールデンスフィアーは、ボール状の八重咲き・・・
今までに育てた経験があるキンケイギク(一重)やハルシャギクの仲間ようですが
別名がキンケイギクなどとも。地植えにしてから初めて咲いてくれました。
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開花待ちのテイカカズラほか・・・

2016-05-11 | ガーデニング・植物
こちら今日まで梅雨のような鬱陶しいお天気が続き~肌寒く感じましたが、明日は晴れるようです。
(5/4)オダマキの種”から一週間が経ちましたが、ご希望メールも届いています。


甘い香りのする白花のテイカカズラは、咲き進むとクリーム色に変化しますね。


この優しい香りが好きな”つる性植物(テイカカズラ)・・・背の高い

枕木(段差あり3)に絡ませていますが、後数日で咲いてくれそうな感じです。


まだ株が小さい’挿し木からのチェリーセージの鉢を前に置いています。


赤ばかりのコはあちこちにいますが、ホットリップスの方は数年経つと


何故か?白い部分より、赤い部分が多くなったような気がします。


いいお天気になった翌日には、白い部分が多い’園芸店で見かける
ホットリップスに戻っていました。不思議?・・・


2013/6/12 ハツユキカズラとテイカカズラの花・・
2014・2015年もテイカカズラの記事は残していますが、梅の木の裾に絡ませた
ハツユキカズラはバッサリ切ったので、今年はつるが少し残っているだけです。

ハツユキカズラは、テイカカズラの園芸品種のようです。ピンクや白っぽい斑入りは
お日さまが当たる方が良く出ますが、切り戻してもいいですね。

咲き進むとボンボンダリアのように、中心が万重咲きになる


スカイブルーのクレマチス・ブルーライト・・・よこはま~♪って、覚えています。


花持ちの長いクレマチスも、貧弱ですがジャンボトレリスに咲いていました。



丈夫で育てやすい’ノコギリ歯のような深い切り込みのあるギザギザ葉のラベンダー・デンタータ(歯)のそば



枕木を背(オダマキ)に、ヒルザキツキミソウの姿もありました。


セッコクの白も少しだけ咲いてくれそうな感じですが、ピンクはいつの間にか開花していました。



シランは白花の開花が遅い年もありましたが、今年も昨年同様白花が先に咲いてくれました。


ガレージの通路沿いに植えている紅紫との混合は、満開まではまだもう少し~日当たりの
関係もあるのでしょうね。翌日はお天気が良過ぎて、こんなに(左)咲いてきました。


シランだけではなく、これまで増えていっぱい”になった花達を
。。園の庭などに植えて下さるように、プランターごとお届けしていました。


増やすのも楽しみですが、狭いと植える場所もなくなります。


我が家はカロライナジャスミン(イエロージャスミン)から、一季咲きの


つるバラ達(ナニワイバラ)が終り近くになると、シランの花が咲き始めます。


四季咲きのこんな名なしのコも、咲いていますが・・・


ナニワイバラやモッコウバラの次に、咲いてくれるのは、ミニのつるバラ(ジャンボアーチ)・・・
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長年’西洋オダマキ(自家採種)の輪を拡げ続けて・・・

2016-05-04 | ガーデニング・植物
2016/05/26(木) オダマキの種・・・

みなさま、こんばんは。オダマキの種の締切(5/25)を終えて~
再度申し込んで下さったお友達や、オダマキの画像を見て
育ててみようと思って下さった方、締切近くまで迷い’連絡して
頂けた方などいろいろでしたが、オダマキの輪」を拡げて
下さる花好きさんは、予定していた以上にいらっしゃいました。

オダマキの種をご希望頂いた方々、本当にありがとうございました。
種の発送時には、またご連絡させて頂きますので、宜しくお願いします。
梅雨入りする前から咲いている「ムラサキツユクサ」を~


2016/05/08(日)・・・早や連休も、終わりですね。
今日は夕方、オダマキの残したい種を決める作業をしました。

画像は、開花第一号のオダマキの種(選別前の一部分)を・・・

「オダマキ種の2015」の締切を過ぎて、ご希望して下さったお方へ・・・すべての種を発送した後でしたので
2016年の種が出来てからお送りするお約束も、予定(2016年/6月発送)しております。


「オダマキの輪」をスタートさせた年(2002/5/1)、懐かしいコ達の一枚です。
2016年の開花の様子からすると、まだ差し上げられそうですので・・・
オダマキの輪を拡げて下さる方は、3週間後の今月(5/25)までに(HP本館トップ下/メール)ご連絡下さい。
オダマキの色はお任せの発送になりますが、これまで通りご負担はなしです。
種の分配(数)の関係もあり、出来れば少し早めにご連絡頂ければ嬉しいです。
今年の15年目(ネットでのオダマキの輪)でラストにする予定ですので、宜しくお願い致します。

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みなさま、連休はいかがお過ごしですか?お花やお野菜のお好きな方は、
畑やお庭の作業を楽しんでいらっしゃることでしょうね。素敵な連休に、なりますように・・・




グリーンから茶褐色なるまでのオダマキの種・・・これから雨が多くなると






それなりに種になっているようでも、油断はできません!






オダマキに青虫やナメクジ、それに何故かアリまで



行列することもあったり~強風で折れたり~倒れたり~













それらの被害に耐えたオダマキだけが生き残り、子孫を繁栄させてくれます。




蕾から咲き進むに連れ、花色は変化していくコが多いようですが





花姿は、時々変身(S→W/ W→S咲き)するコがいました。







数年前からは、一本にシングルとダブル(変身)咲きのコがいても



驚かなくなりました。それだけ当たり前のようになったオダマキ達です。





長年種まき(自然交配/交雑)を繰り返している丈夫な西洋オダマキ・・・適当に追加します。







色・姿の種類はその年によっていろいろですが、また今年も開花しています。







ネットを通じてもらって頂いた方には、条件として西洋オダマキの輪を
拡げて下さるように、みなさまにお願いしていました。




オダマキの季節になると園芸店にはない’独特の色や姿を眺め、
不思議な魅力に惹かれ、癒されています。



オダマキのご縁繋がりの花好きさんからは、KONN印のオダマキとして
大切に育てて頂いています。ありがとう~の感謝でいっぱい”です。



まだオダマキの記事・画像も中途半端ですが、また紹介させて欲しい
オダマキがいれば、後日開花場所別に追加させて頂きますね。

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