糸繰草(itokurisou)のささやかな庭(新館)

平凡な暮らしの中’ささやかな癒しを求め、小さな生き物や素敵な植物に 
出会える日を楽しみにしています。サムネイル調整中

サトイモ科のムサシアブミ(武蔵鐙)・・・

2013-04-29 | ガーデニング・植物
乗馬の時に使うアブミ(馬具)に、形が似ていることから名が付いたグロテスクなサトイモ科の
ムサシアブミ(武蔵鐙)・・・テンナンショウ属の仲間には、変わった形が多いので楽しめます。







懐かしいムサシアブミの実・・・土の栄養状態がいい時、過去に一度だけ実を付けた
年がありました。その後数年前からは、花後カットしているので無理ですが。
お山で発見したことがなかったので、初めてのムサシアブミの実にビックリ!でした。



葉が鳥足状(複葉)のウラシマソウ!以前は、浦島太郎が釣り糸を垂らしたような
姿を見せてくれたのですが、ここ数年は地中のイモが小さいので葉っぱだけです。







懐かしいヒメウラシマソウ・・・今年も葉っぱ!ばかりでしたが、過去に「ミミズク」似のような?
顔を出してくれたヒメウラシマソウ(釣り糸を垂らしたような姿)を・・・



花の形が船のイカリに似ていることから名が付いたイカリソウ・・・
花は終わってしまいましたが、元々茎や葉は「薬草」として使われていたようです。







タンチョウソウの葉っぱが綺麗な時期に、咲いていたイカリソウ!
黄花は数年で枯れましたが、ピンク(長年)は丈夫なようです。





我が家にいるのは、山野草店に何度も通っていた頃に買い求め
長年かかり(増やし)育てている植物ばかりですが、枯らしてしまった山野草も多いです。
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優しい香りが漂う白藤・・・

2013-04-24 | ガーデニング・植物

次は、立体ガーデンに憧れ続けて ①白藤(藤棚)・・・2014/5/3へ

今年は開花が少し早かった白藤が、優しい香りを漂わせています。
庭の一番奥なので道路からは、わかりにくい手製藤棚です。

小さな鉢植えの白藤を長年かかって藤棚に絡ませました。
観光地の藤の花は、管理も行き届き’お見事ですが
こちらは手入れもいい加減!長年繰り返し咲かせるうちに、
花も年々貧弱になって来ています。

























そんな白藤ですが、ご近所さんに「二階から眺めさせてもらっているよ~」
と声かけされることもあります。

また庭に来て下さる方には、気持ちだけ棚に枝垂れた白藤を眺めてもらっていますが、
枝ごとバッサリ’切って香りごと楽しんでもらうこともあります。
ささやかな事ですが、喜んで頂ければ嬉しいです。

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ささやかな庭の「群れ雀」・・・

2013-04-22 | ガーデニング・植物
その年により、群れ方に差が出る「群れ雀」・・・
今年の花数は、昨年と比べるとどうかな?昨年は同じ時期に咲き始めでしたが、
今年は「群れ雀」の開花も早いようです。ツルバラにも蕾が付いています。















「群れ雀」との付き合いも、かなり古いのですが・・・
最初は名の通り’雀が群れているように、いっぱい”咲く
黄色い花(鉢植え)が、可愛くて連れて帰ったのが
始まりでした。豆科の植物も好き!3種類の「エニシダ」も
育てていましたが、何度か移動(移植)させるうちに、
枯らしてしまった事もあります。







「群れ雀」は、中国原産の豆科の植物で蝶のような形をした
花が、いっぱい!に垂れ下がります。咲き進むと次第に
赤味が付き、オレンジっぽく感じることもあります。
日本に伝来したのは、江戸時代!中国名では
下向きに咲く花を金色の雀と例え、「金雀花」とのことです。
トゲがきついので邪魔にならない処に地植えし、楽しんでいます。

結構高めに仕上げた手製棚(パーゴラ)は、古くなって
しまいましたが、印象に残った植物園の立体棚を
ピントに、デザインを考えました。
同じく似た花(豆科)に、朝鮮半島原産の「犬群雀」が
あるようですが、花は「群雀」よりやや小さく、葉(付き方)も
違いますね。機会があれば、検索して見て下さいませ。
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ささやかな庭のシジミバナ・・・

2013-04-20 | ガーデニング・植物










コデマリの花より小さく、ユキヤナギ(より大)の
八重かな?と思ってしまう花木は、シジミバナ・・・





植物好きだったのは、祖父母だけでなく’母も好きでした。
母がいた頃は、お互いお気に入りの植物を交換して楽しんでいました。
母が好きだったシジミバナ!ユキヤナギに似た枝(挿し木)を
もらって帰り、適当に分けて庭に植えていました。
初め植えた時は、何処に植えたのかわからないほどでしたが
何年も経った今は、真っ白な八重の花を枝いっぱい”に咲かせています。





ぷくぷくした可愛い八重の花が、シジミ(蜆)の身に
似ているので「シジミバナ」の名が付いたようです。
また花頭(中央)が、くぼんでいることから「エクボバナ」とも・・・
花の名は、本当に良く考えられていますね♪



ユキヤナギのように「種をこぼしたらいいかな?」と思い、試しても
芽が出ない!オシベ・メシベが退化し、種が出来ないことを知ったのも
つい最近”結実しない!花木のようです。母は挿し木で増やしていましたが、
根付きにくいので株分けがお勧めのようです。
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ささやかな庭の庭梅・・・

2013-04-17 | ガーデニング・植物



ささやかな庭も、いろんな新芽が出て賑やかになって来ました。
庭梅もいつの間にか見頃が過ぎてしまい、新しい葉が出始めています。

根元から生える「ひこばえ”」のことを書いていますが、剪定した枝を
挿して(左下2枚・挿し木)置くだけでも、簡単に根付きます。






庭梅は、ユスラウメや庭桜に近い樹木で桜の仲間!
ユスラウメと庭梅の花は、一重。庭桜は八重ですね♪

庭桜は八重だけと思っていましたが、後日調べているうちに・・・
庭桜にも、ヒトエニワザクラ(一重庭桜)があると書かれたサイトがあり
一重には赤いサクランボ似の実がなり、八重には実が付かないとのこと。
初めての庭桜情報でした。この件ほかに、お詳しい方にも教えて頂きたいです。

庭梅・・・夏に成る小さな実(小梅)は、食べられるますが
少し苦味もあり’我が家では、果実酒向きです。

小さなひこばえを頂き、移植してから長年経ちました。
庭梅は、根元から生える「ひこばえ”」が出やすいので
株は増えますが、ひこばえ”は取り除くのが一般的。

細い枝に、いっぱい”の可愛いピンクの花。
ひこばえ”は取り除くのが一般的でも、賑やかな
枝ぶりが好みの場合は、適当に残しています。
友人・知人などの庭に、庭梅がお嫁に行くこともあり。
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ささやかな庭の「源平枝垂れ桃」・・・

2013-04-14 | ガーデニング・植物


毎年桜の開花時期には、咲いてくれる咲いてくれる「源平枝垂れ桃」・・・
咲き進んで来ると、紅の花・白の花・紅白入り混じった花など様々な色合い。
蕾が膨らんだのも、可愛い。。。日ごとに、一輪また一輪と増す八重咲きの姿は
華やかな春を感じさせてくれます。 2011年秋アリの被害・駆除/荒治療
(その後の画像2013)に遭うまではいっぱい”咲きましたが、今年は昨年より少ない花でした。



2012年より・・・
>老木なので仕方がなかったのですが、太くなった
中心の幹が、アリ(巣)の被害に遭い’枯れる寸前でした。
もっと早く気が付けば良かったのですが、途中空洞に
なっていたのに驚き、荒治療。落葉の休眠時期だった
ので薬をしっかり穴に入れ、アリ退治しました。
最後はホースで洗浄。花桃の木も、甘かったのでしょうね♪

蟻の巣も厄介ですね。源平花桃も、気が付いた時は蟻の行列でいっぱい”でしたが
元はアブラムシが原因だったかも・・・株立ちの高めのエゴノキが、すべて枯れた
(テッポウムシ)こともあります。植物も病気や害虫の発生がなければ嬉しいのですが!

紅・白・絞りに、咲き分け源平枝垂れ桃・・・
咲き分ける配色は、その年によって変化しています。
苗木を買う時’植木屋さんが、一本の木に
咲き分ける様子を源平の戦い!源氏の白と
平家の紅に、例えた話をして下さいました。
そのお陰で「源平」の名を忘れることがなかったです。

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ささやかな庭のユスラウメ・・・

2013-04-07 | ガーデニング・植物


バラ科・サクラ属のユスラウメ・・・桜にも桃にも似た感じの可愛い花”





剪定の仕方によって毎年花付きが違うように思いますが、台木にも使われるだけあって
ユスラウメは、強剪定に耐えられる木のようです。



似たような年齢の方なら’食べたことのあるルビーのような赤い実”懐かしいでしょうね♪
子どもだった頃は、白い花には気が付かず、赤い実と緑の葉が綺麗だったことだけを思い出します。




実の少ない年は、眺めるだけ。。。いっぱい”なると果実酒!ユスラウメは、もともと
味が薄いのでジャムより果実酒をお勧めしますが、みなさん!果実酒は飲まれますか?
こちらはハーブの花(カモミール)までも、花酒にしていたくらい何でも
ホワイトリカーに漬けるのが好きです。ほんのりピンクに染まり、サクランボに
似た味も少し!お好みで割って飲まれるのも、いいでしょうね。




実の生る植物(果樹)も魅力の一つですが、思うように実が出来ないのも多いです。

幼少の頃から草花は祖母、果樹は祖父が育てていたのを当たり前のように
見慣れていたのに、自分が育てると果樹の難しさが良くわかります。
失敗(経験)を繰り返しながら'学ぶしかないようですね。

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ささやかな庭のスモモの花・・・

2013-04-06 | ガーデニング・植物



ユキヤナギのそばに、植えている可憐な真っ白いスモモの花(追いかけて・・・)は
いつの間にか見頃を迎えていました。こちら夕方(4/6)は、春の嵐!でした。



桜の花のような華やかさはありませんが、すっきりとした清潔感があって長いシベが
綺麗なスモモの花”スモモも桃も桃のうち。。。ではなく、別品種のようです。





のどかな雰囲気のスモモ畑と違い、狭い庭のスモモは大きな木にしてあげることが出来ません!
それでも毎年この時期になると爽やかな春を届けてくれます。

一本のスモモ樹だけで結実する品種もあるようですが、一般的には結実しにくいので
2種類は混植されている方が多いでしょうね。我が家は昆虫による受粉をあてにしたり、
同じ時期に咲いている別の品種の花で人工授粉を試したりしていますが、思うような実に
なってはくれません!日本スモモなどは、梅や杏などの花粉(人工受粉)で結実するようですが
梅は開花が早く’時期が合わないでしょうし、杏は開花が近くても植えていないとダメだし
我が家で試す年のように、同時期に咲いている適当な別品種ではどうなのかな?と・・・

気温が低かったりしてもダメなようですが、品種によって結実しやすいのと
しにくいのがあるようです。我が家は品種も、はっきりしていないのですが。
小さな苗木から育てたので年数だけは重ねていますが、市販されている
普通の苗木(結実する)でも、3~4年くらいはかかるのでしょうね。
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