生放送は生放送で楽しみではあります。
いやいや、日曜日の半沢直樹、面白かったですねぇ。
原作でもひとつの山場だった合同報告会の部分をしっかりやってましたが、あそこで白井大臣がやり込められるのを見てスカッとした人多かったんじゃないでしょうか?
そもそも開発投資銀行を民営化した事で、政府の呪縛から解き放たれたという事になってますが、会社で言えば独立分社化みたいなもので、出向してた奴(上層部)は
「見捨てられた」
と感じても当然の事。
だったらそんな連中に義理立てする筋もねえわな・・・債権?放棄なんかしないよ・・・って事なんだと思います。
そして箕部幹事長が盆栽を手入れしながら、白井大臣に話していたのはアドバイスではなく、忠告だったというのが最後にわかったのも演出うまいなぁと。
所詮白井大臣はお飾りの人形でしかなかったんだけど、勘違いして調子こいてたって事なんでしょうねぇ。
後、半沢と大和田の関係も変わってきてますよね。
第一部では二人が会うと物凄い緊張感が漂いましたが、今回はむしろギャグ満載(笑)、『お願いします』のくだりに至っては某弁護士ドラマぢゃねえかと。
言い回しが歌舞伎っぽくなっているという指摘があったのを逆手に、料亭のくだりなんざもろ歌舞伎だったし(笑)
悪ノリしすぎて、でもそれがまた面白いですね。
さて、そんな半沢直樹、コロナの影響で撮影予定の場所がことごとくNGとなって撮影が延びてしまったようです。
んで、6日の放送が出来なくなってしまいました。
んで、急遽の生中継。過去の映像を見ながら好き勝手にエピソードを話す内容になると思いますけど、こういう時に俄然面白いのが香川照之さん。
原作に出てこないんですけど、それゆえにいい感じで狂言回しの役割りをしっかり果たしています。
こういうエピソードトークも抜群に面白いので、6日の主役は多分香川さんで間違いないですね。
いずれにしてもこれでスケジュール的にはうまく帳尻があったのかもしれません。
半沢直樹は大体10話で構成してたと思いますけど、順調に行ったら1.2週空白が生まれるんですよ。
そういう意味ではこの生放送、アリですね。
さあ、来週も楽しみです、ハイ。