岡山シーガルズの今季最終戦、姫路で行われた日立Astemoリヴァーレ戦です。
多治見監督が率いる日立は、今季決して調子がよくなく、勝つか負けるかは最終的にはメンタル次第と思っていました。
そして、この試合に勝つことだけが入替戦を回避できる最低条件でした。勿論、KUROBEが久光戦に勝ってしまえば順位でKUROBEを上回れず入替戦に回ることになるのですが、相手よりも先に試合をしてその望みを絶たれることだけは避けたいところです。
この試合のシーガルズのベンチ入りメンバーです。前週と変更がありませんでした。
シーズンを通してチームの状態が上向かなかったのは、何か内部に問題があったのでしょう。色々、耳に入ってはきますが、確かでないことはここでは書かないことにします。近年、主力選手の退団が増えてきたのも、そういうところに原因があるのかも知れません。
女子チームというのは中々一枚岩になり難い。それがシーガルズにも当てはまったようで、このままでは今後が心配です。
ともあれ試合結果です。
🏐又しても勝てる試合を落としました。良い流れを継続できずに接戦を勝ち切れないという今季のチームの流れを修正できないままにシーズンを終えようとしています。
「あと1点」が取れないジレンマとの戦いにシーズンを通して勝てなかったというのが今季のチームの限界なのかも知れません。克服できなければ例え残留したとしても、来季も同じ轍を踏んでしまう。技術より気持ちの面で蟠りがあるなら、それを排除できなければ先に進めない。大事なのはそれなんだろうな。
シーズンを通してセッターを固定できなかったのは、高い能力を持つ2人のセッターの存在によるものなのでしょうが、宇賀神が宮下を越えられなかったことも2人の併用が続いた理由になるでしょう。サイドアタッカーも固定できませんでした。こちらは高いレベルで争えたとは言い難く、若手を育てる為の我慢でもなく、方針が一本通っていない不安定さを露呈しました。
結局のところは、全てに疑心暗鬼のままでシーズンが進んで行ったことでのこの順位なのですから、真摯に反省して入替戦に勝ち、残留を決めたいところです。
チームの立て直し云々も生き残らないと進みませんからね。