おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

WBC vs 中国 硬くて重い試合でも勝つことが重要な初戦

2023年03月09日 23時16分45秒 | プロ野球

WBCのプールB、日本の初戦が行われました。

今回の参加国は20。5チームずつが4つのグループに分かれて1次ラウンドが行われます。各プールの1位と2位が準々決勝に進みます。

何しろ世界的な広がりを欠く野球ですから世界大会と言っても盛り上がるのは一部の国のみで、殆どの地域には開催していることすら知られていないマイナーな大会です。

今大会には各チームにメジャーリーグから多くの選手が参加するので、従前の大会に比べると戦前から盛り上がっているように感じます。それでも、サッカーのW杯のように、世界を挙げての祭という訳には行かないのが実情です。日本や米国では人気スポーツでも、欧州やアフリカでは全く馴染みのないマイナースポーツですから。一つには競技の普及を怠ってきた関係者の責任が非常に重いと言えますね。

1次ラウンドの4グループの国分けが以下の通りです。

◇POOL A

台湾

オランダ

キューバ

イタリア

パナマ

◇POOL B

日本

韓国

オーストラリア

中国

チェコ共和国

◇POOL C

米国

メキシコ

コロンビア

カナダ

イギリス

◇POOL D

プエルトリコ

ベネズエラ

ドミニカ共和国

イスラエル

ニカラグア

これだけ参加国に地域的な偏りがあっては、ちゃんとした世界大会とは言い難いものがあり、やはりマイナー競技の悲しさを露呈しています。

野球が世界的に広がりを見せない理由は多いのですが、一番の問題はその試合時間の長さです。過度の演出は全く必要ないので、せめて高校野球並みに2時間前後で試合を終える努力をしないと今後は更に厳しくなるかと感じます。設備の問題、ルールの難解さを指摘する声も多いのですが、やはり興味を持たれない一番の理由は試合時間でしょう。

日本の試合結果の前にこれまでの各国の試合結果をおさらいします。プールCとDはまだ始まっていないので、アジアラウンドのプールAとBの試合結果です。

◇POOL A

3/8(水)

キューバ 010 000 100│2

オランダ 001 003 00X│4

 

パナマ  000 506 100│12

台 湾  000 011 210│ 5

 

3/9(木)

パナマ  000 001 000│1

オランダ 001 010 01X│3

 

イタリア 000 001 100 4│6

キューバ 000 000 110 1│3

                 (延長10回タイブレーク)

 

◇POOL B

3/9(木)

豪 州  000 110 330│8

韓 国  000 031 030│7

 

それぞれの試合は面白かったと思います。台湾や韓国の敗戦は世界大会なら普通に起こり得ることでしょうし、キューバの低迷も昨今の事情を鑑みて仕方ないことかと思います。

世界一奪回を目標とする日本にとっては、グループリーグで1つも負けないのは当然のことで、勝ち方にも圧倒的な力の差を見せつけることが必要となります。

開幕戦の相手は中国ですが、はたしてどういう結果になったでしょうか? 大谷個人の大会ではないことは勘違いのないようにしたいものです。

◇POOL B

3/9(木)

中 国  000 001 000│1

日 本  100 200 14X│8

(勝)大谷

(敗)X.ワン

本塁打:R.リャン1号,牧1号

⚾重苦しい試合でした。チャンスが多いのにタイムリーが出ない。日本の悪い点が多く見られた試合でした。力の差が大きいので大事には至りませんでしたが、グループリーグでもオーストラリアや韓国との試合では致命傷になりかねないと言えそうな拙攻の連続でした。9安打とは言え、16死四球を得た中でたった8点しか取れなかったというのは反省点です。これが世界大会の重圧かと言えば、日本で開催している試合にそれは当てはまらないでしょう。安閑としていられないスタートです。

このブログの特性上プロ野球はあまり取り上げないのですが、今回のWBCは久しぶりでもあるので追いかけようと思います。

お暇ならおつきあいくださいね。

コメント (2)
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