一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

NHK Eテレ ~あしたをつかめ「乳腺外科医」~

2012-01-28 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
録画してあるのを見た。
たぶんこの番組自体は様々な職業に携わる人たちのことを伝える番組なのだろう。
昨日はまだ28歳の女医さんのお話だった。
お母さんが乳ガンになったことが動機となって「乳腺外科医」を目指したと紹介があった。
番組は30分の中で朝の研修から、日々の診察、マンモグラフィの読み取り訓練、勤務後の看護師さん達との女子会、そして1人の女性の乳房温存手術をするまでが描かれていた。
この番組を見た方は、それぞれ自分の立場を投影させながら観ていたのではないかと思う。
ご多分に漏れず、自分もそう。
特に、途中のマンモグラフィの読み取りの訓練の場面が興味深かった。
やはり読み取りは難しいらしい。
この先生(西田先生)も、ここでは乳腺の白い画像と癌の白い画像の区別ができない・・・という場面をやっていた。一生懸命先輩の先生と勉強している姿がすてきだった。
そうなのだ。
マンモを撮影しても読図のできる人が見ないと「ただの乳腺炎」とか「異常ない石灰化」とかになってしまう。
自分はせっかくドックで検査したのに、読み取ってもらえなかった。(2年前)
胸に張りがあったりして、自覚症状があったのだから、もっと積極的に行動すれば良かった。


そして番組後半の手術では結構具体的な場面もあって、癌の病巣を取るところまで見せていた。
思わず見てしまった・・・・
え、自分の胸にもあんな感じの固まりが入っているのか!

番組内の女性はキレイに乳房が温存できた。
それも見せていた。
女性が「またプールに入れます」と語っていた。(水泳のコーチらしい)
そうか、この女性は、そう遠くない日に仕事に復帰できるのか・・・

この場面を見ている自分の胸中は複雑だった。
だって、まだ抗ガン剤を点滴している身なのだから。
昨年の7月から~
まだ2回残っている。
その後のことは、まだ未定。
手術できないことに正直、今少しいらついている。
何で2年前に、あるいは5年前に・・・・・
もっと、自分の身体を考えなかったのか・・・

そんな気持ちを抱えつつ、大分県立病院の西田先生ガンバレ、と心の中で応援して見終わった。

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