のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

グラスホッパー

2008-10-10 10:20:58 | 通勤快読


久々のブックレビューですが、レビューにならないくらい長くかかって読みました。
決してツマラナイとかではありません。
しばらく電車の中でも本を読む気にならなくて、うちの中でも読みませんでしたので、購入してから2ヶ月ぐらい?かかってしまいました。

伊坂幸太郎さんの作品ですが、著者ならではの作品なのでしょうか。
私は伊坂さんの作品は連作短編の「死神の精度」だけしか読んだことがありませんでしたので詳しく知らなかったのですが、やはりひと昔前の村上ワールドならぬ伊坂ワールドを展開されている感じですね。
個性的で好き嫌いがハッキリする作風かとも思います。

ブックカバーのコピーに分類不能の「殺し屋」小説!って書いてありましたが、まさにそんな感じです。
三人の登場人物が交互に語り手を務める多視点一人称小説 ( 解説より ) なんですが、ぼやっと読んでるとときどきどれがどれかわからなくなったり(笑)

数々の賞も獲られているので描写とか文体とかテクニックが凄いのかも知れませんが、たまたま長くかけ過ぎて読んだ私としては、あまり残るものはありませんでした。
ちょっと読んだタイミングが悪かったのかも知れません。
人気があるのもわかるし、気に入ればとてもハマる作家だとは思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿