道尾秀介さんの作品。
うーん、おおよそ通勤快読というにはほど遠い、不快読な物語でした(^^;)
「このミステリーがすごい!2009年度版(作家別投票)第1位」と本の帯に書いてあって、作家別ってところが引っかかりましたが、とりあえず一位には違いないし、たまたま寄ったその本屋では、エンドにドーンと山積してありましたから余程オススメなのかなって、結局毎度のことながら帯のキャッチコピーにまんまと釣られました。
最初からサイコホラーって書いておいてくれれば、そういう意識で読めたとは思えますが、少なくとも普通のミステリーファンにオススメする感じじゃないですね。
こういう不気味なのが好きな人にはハマる小説かも知れませんが。
絶賛されている巻末の解説を読む限りでは、なるほどと思わないでもないですが、話のまとまり的にももっと整理してほしいし、どんでん返し的な部分を意識しすぎじゃないかなって思います。
でもやっぱりちょっと気味が悪いのであまりオススメしないです。
サイコスリラーって書いてしまうことが、ある意味ネタバレになってしまうんで叱られそうです(^^;)
タイトルになんとなく惹かれるので、いつも目に止
まります。
サイコスリラーでしたか。