のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

競馬

2007-06-23 10:37:58 | 競馬
昨年暮れに買ったデジタル一眼レフカメラで何か良い被写体はないかなって探してて、今、住んでいるところから自転車で行ける中山競馬場にサラブレッドの写真を撮りに行ったのが運のつき(・・・と言うより運の無さ?)。その後の休日は競馬場通いが増えました。

もちろん主目的は躍動感溢れるサラブレッドの撮影です・・・主目的は。
ところが競馬場ってのはすべての競馬場がいつもいつも開催しているわけじゃないんですね。
土日の週末しか開催しませんし、私が行く中山競馬場で今年の開催日は年間で39日間です。

でも他の日は、お休みなのかっていうとそうじゃなくて中山競馬場以外に全国に9箇所ある国営競馬場のどこかで競馬が開催されているときは、中山競馬場はマルチビジョンで競馬を中継する場外馬券売場に変身するんですね。

ですので馬が走っていない日に、中山競馬場にカメラ持っていっても仕方がないので(そういう日は行かないのが普通ですが)結局、手ぶらでフラフラと単なる競馬好きオジサンになってます。(主目的はどこへやら)

他界した父親が下手なくせにギャンブル好きでした。
もちろん小遣いの範囲内で楽しんでいたようなのでどうこう言うことはないですが。
強かったのは麻雀ぐらいで、一番下手なのはパチンコ、そして一番好きだったのは競馬でしょうか。
それを見ていた反面教師か、ギャンブルはしないに越したことが無いってスタンスでしたね。ずっと。
まぁ人生そのものがギャンブルって行ってしまえばそれまでかな(笑)

やってみると血は争えないと言ってしまえばそれまでですが、競馬の予想はなかなか楽しい。
と言うことでこれからは競馬の成果?悲劇?もたまには記していこうかと思ってます。

※競馬に関する記事を書きますとどうしても「競馬投資術」等の私の意図と反するリンクを張ったコメントを頂くことがございますが、それらは私の判断で削除または非公開にさせて頂きますのであらかじめご了承ください。

果てしなき渇き

2007-06-23 10:31:04 | 通勤快読
第3回「このミス」大賞受賞作(このミスは「このミステリーがすごい!」大賞の略です)って文庫の帯を見て手に取り読んでみました。深町秋生さんの作品です。

解説で池上冬樹さんが“ドライヴ感”がいいと評してましたが、悲劇というか荒廃というか破滅に向かってどんどん突き進んで留まるところがないような小説です。

元刑事の父が行方不明の娘を探すってストーリーですが、そこからイメージするものとは全く違ったグロテスク感がありますね。
私は「柔らかな頬」や「OUT」の桐野夏生さんの小説でも読んでて嫌になる(笑)とこがありますが、ちょっとそんな雰囲気です。
でも読み出すと必ず最後まで一気に読んでしまいますね。
ハードボイルドにありがちなカッコつけすぎなんてことはなく、キレイごとだけじゃなくて人間の本能を抉るようなこういう小説も、たまには逆説的な精神の浄化作用、カタルシス?としていいのかもって思います。