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神戸コレクション

2007年03月04日 | アパレル放談

昨日3月3日に神戸コレクションが神戸六甲アイランドのファッションマートで開催されました。
今年も招待券を頂いたので、会場が近所でもあり観に行きました。
観客の中で、多分、今回も私が最高齢ではないかと、少し周りを気にしながらの観覧です。

今年で10回目の開催だそうです。

確か、2002年が第1回と記憶しています。
第1回目から神戸コレクションは見ています。
最初は手造りの感じで、来場客も今のように超満員ではなかった記憶があります。

同日に横浜マリーナで東京ガールズコレクションが開催されていて、最近は、そちらの方がメジャー化しているようですが、一般の消費者を対象として、ライブあり、踊り、映像を盛り込んだエンターメントショー(造語)の最初の試みだったと思います。

読者モデルをショーに登場させたのも神戸コレクションが最初だったと記憶しています。

MERCURYDUO、CHESTY、CLEAR、TUCHEなど、多くのブランが神戸コレクションの舞台から巣立ち、その意味で果たした役割は大きいと思います。

神田うの(グンゼ)のTUCHEは、その典型的な例だと思います。
読者モデルが手がけるコレクションとスタートしたMERCURYDUOやCHESTYも着実に成長しています。

特に、読者モデルだった小川淳子さんのCHESTYは、ブランド誕生の時に関わった事もあり気になるブランドです。

Chestyブランドの出番の時は、発表会の孫の舞台を見るような感じになります。

三宮のトーアロードウエストの直営店とWeb、Mobileだけで人気ブランドに成長しました。
今ではWeb、Mobileは特別なものではなくなりましたが、当初は仮説的、実験的な思い入れで始まったChestyも想像以上の成長となり、ビジネス的にも成功しているようです。

神戸コレクションの呼び物の一つにサプライズモデルという演出の仕掛けがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、誰が出演するかシークレットでフィナーレに有名タレントが出てきます。
シークレットモデルとも呼んでいます。

当日まで観客には知らされておらず、話題のタレントが突然舞台に現れます。

過去の出演者は、安室奈美恵、叶姉妹、倖田來未、梅宮アンア、長谷川理恵、梨花、吉川ひなの、BOA、須藤元気など、当時の話題のタレントが目白押しです。

サプライズモデルのほとんどがタレントで、ショーには馴れていません。

神田うのもその一人でした。たどたどしい歩きで、舞台の上で気恥ずかしそうな初舞台だった印象があります。
そんな関係で、グンゼとのストッキングのブランドのTUCHEのコラボレーションで大成功しました。
今やTUCHEはストッキングの人気ブランドで神田うのもデザイナー?としても活躍しているようです。
今年も参加していましたが、今や堂々としたモデルとデザイナー?振りでした。

サプライズモデルで面白い共通項に気がつきました。
全部とは言いませんが、出演者の多くが、その後に公私に活躍?しています。
バラェティー番組、ワイドショー番組や週刊誌で話題(お騒がせ)の主役になっている事です。

叶姉妹、神田うの、長谷川理恵、吉川ひなの、梅宮アンナなど、その後、芸能ニュースのレポーターに話題を提供し、ワイドショーの主役になっています。

まさか今年はサプライズモデルが新婚早々の藤原紀香とは本当にサプライズでした。
生まれ故郷の神戸での結婚披露でなのでしょう。
凄いサービス精神と感心しました。

サプライズモデルのキャスティングを誰が、どのようにしているのか知りませんが、神戸コレクションのエクゼクティヴ・プロデューサーの高田恵太郎氏のキャスティングのような気がします。

何故なら「関西版チョイ不良オヤジ」を自認しています。
彼固有の話題性に対する嗅覚を持っているのかもしれません。

5年間で、神戸コレクションをここまで育てた、高田恵太郎氏は、その意味でも優秀なプロデューサーかも知れません。

今年は上海で開催されたようですが、今後も東京ガールズコレクションの北京開催に負けないような、神戸コレクション・イン上海のビジネス的な成功をお祈りします。

高田恵太郎さんへ
来年は着席の招待券を頂けないかな?
超満員で、背の高くない私にとって、大きな若い女性の頭しか見えません。
体力的にも少し厳しくなりました。
厚かましいお願いかな?
それくらい大盛況でした。
満員盛況おめでとうございました。




 



 

 



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