今日はJIMSAKUネタということで、JIMSAKUのお二人が参加した向谷実氏のソロアルバム「TICKLE THE IVORY」(1993年9月リリース)のご紹介。
ライナーに一言「TICKLE THE IVORIES"MEANS"PLAY THE PIANO」とあるように、このアルバムは向谷さんがピアノを大フィーチャーした作品です。CASIOPEAのレパートリーを中心に生ピアノもしくはエレピをメインにアレンジをし直して、ほぼ全ての曲を向谷さん1人の演奏&打ち込みで完成させています。
で、JIMSAKUの登場は1曲目「OMOE-DE-OMOBA」、そして6曲目「THE SOUNDGRAPHY」の2曲。
1曲目は向谷+JIMSAKUに一発でそれとわかる高中正義のギターを加えたオリジナル曲。音の分離が良く、それぞれのパートが手にとるように聴こえてきます。ほのぼのとしたメロディに絡む高中の、まるで泣いているように細かく震えるギターが渋いですね。しかも中盤には神保御大のドラムソロまで大フィーチャー。この1曲でも買った甲斐のある、名曲です。
そして6曲目はご存知CASIOPEAのナンバー。今回は生ピアノバージョンということで、JIMSAKUとのピアノトリオによるジャズアレンジでの演奏です。櫻井氏のベースもこれはエレクトリックアップライトベースでしょうか。フレットレスともちと違う音の伸びを感じます。原曲はそれこそエレドラの音が印象的なエレクトリックバリバリな曲ですから、それをジャズアレンジで演るというその対比が面白い曲です。
ゲスト参加があるのはこの2曲だけですが、ついでに面白かった曲もご紹介。4曲目に「ASAYAKE」のピアノソロバージョンが収録されてます。これはジャズというよりむしろクラシック?っぽいアレンジになってまして、シンセによるオーケストレーションまで被せてます。それとわかるのはメロの部分だけであとはだいぶ趣が異なってますんで、ちょっと聴いただけでは「ASAYAKE」とはわからないですね。こう言っちゃ怒られるかも知れませんが、向谷さんってピアニストというよりシンセサイザー弾きという印象が強い方ですから、こんなクラシックにも通じるような懐の深さがあるとは意外な発見?かも知れません。ま、それが故のソロアルバムなんでしょうけどね。ちなみに氏の1作目「WELCOME TO THE MINORU'S LAND」は聴いてませんので悪しからず。
ライナーに一言「TICKLE THE IVORIES"MEANS"PLAY THE PIANO」とあるように、このアルバムは向谷さんがピアノを大フィーチャーした作品です。CASIOPEAのレパートリーを中心に生ピアノもしくはエレピをメインにアレンジをし直して、ほぼ全ての曲を向谷さん1人の演奏&打ち込みで完成させています。
で、JIMSAKUの登場は1曲目「OMOE-DE-OMOBA」、そして6曲目「THE SOUNDGRAPHY」の2曲。
1曲目は向谷+JIMSAKUに一発でそれとわかる高中正義のギターを加えたオリジナル曲。音の分離が良く、それぞれのパートが手にとるように聴こえてきます。ほのぼのとしたメロディに絡む高中の、まるで泣いているように細かく震えるギターが渋いですね。しかも中盤には神保御大のドラムソロまで大フィーチャー。この1曲でも買った甲斐のある、名曲です。
そして6曲目はご存知CASIOPEAのナンバー。今回は生ピアノバージョンということで、JIMSAKUとのピアノトリオによるジャズアレンジでの演奏です。櫻井氏のベースもこれはエレクトリックアップライトベースでしょうか。フレットレスともちと違う音の伸びを感じます。原曲はそれこそエレドラの音が印象的なエレクトリックバリバリな曲ですから、それをジャズアレンジで演るというその対比が面白い曲です。
ゲスト参加があるのはこの2曲だけですが、ついでに面白かった曲もご紹介。4曲目に「ASAYAKE」のピアノソロバージョンが収録されてます。これはジャズというよりむしろクラシック?っぽいアレンジになってまして、シンセによるオーケストレーションまで被せてます。それとわかるのはメロの部分だけであとはだいぶ趣が異なってますんで、ちょっと聴いただけでは「ASAYAKE」とはわからないですね。こう言っちゃ怒られるかも知れませんが、向谷さんってピアニストというよりシンセサイザー弾きという印象が強い方ですから、こんなクラシックにも通じるような懐の深さがあるとは意外な発見?かも知れません。ま、それが故のソロアルバムなんでしょうけどね。ちなみに氏の1作目「WELCOME TO THE MINORU'S LAND」は聴いてませんので悪しからず。