腸に宿便があって、それの影響で腸で有毒物質が生産され、それが腸から吸収されて血液に流れ込み、それが欝の1つの原因になる、というのが甲田先生の主張だったかと思います。
この説は、どのような物質が血液に流れ込み、欝を引き起こすかなどについてのきちんとした科学的因果関係の立証があるわけではなく、ある意味経験則的なものだと思いますし、私自身実感していたわけではありませんでした。
しかし、今日このことを如実に実感しました。
今日は朝から頭痛がしていたのですが、物の見事に欝っぽい状態になったのです。
こんなこと今まで経験したことがなかったのですが、何しろ見るもの聞くもの全てがネガティブに感じるのです。自分でも信じられないくらいの変容ぶりでした。
甲田先生風に解釈すれば、これは宿便が腸壁からはがれるときに、有毒ガスが大量に発生し、それが腸から吸収されて血液に入り、それが脳に到達したということになるでしょう。
身体で体験してしまうと実に説得力があります。
もう、理屈じゃない感じ。恐らく私は、これほどの体験までは行きませんが、腸の汚れを原因とするネガティブな感情に長期間にわたり、かなり左右されていたのだと思います。
逆に、これを乗り切って腸がクリーンになってしまうと、努力しなくても勝手にポジティブになるのでしょうね・・・
いやあ、すごい。
腸はこれほどまでに脳と結びついている・・・
身体の中の器官は、神経や血管などを通じて常に相互の関連を保っているのですね。
子供が欝になりにくく、年を取れば取るほど欝になりやすくなるのももしかして腸の状態が絡んでいるのかもしれません。
更に敷衍すると、もしかして欝以外の、精神の異常、ひねくれた性格、頑固さ、神経質なども腸が関係しているかもしれないと思うimagingstarでありました。
今まで、20年以上も心と身体の結びつきを自然医学や代替医療の立場から研究してきていますが、最近の成果はこれまでの集大成のようなものだと言えるようなものだと思います。
今後も、我が身体をもって証明していこうと考えていますが、それにしても今日は辛かったです。
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