ある人が、私に表題の言葉をくれた。
この言葉、私がずっと心の底で感じていたことをずばり言ってくれたのでとても嬉しかった。
そう、まさにそうだ。
心理学は、顕在意識(※表題の「心」に該当)で何かを理解するが、それを潜在意識(※同じく、「身体」に該当)にも学習させる方法を教えることがほとんどない。
だから、顕在意識が心理学によって進化しても、潜在意識はそれについてこれないことになり、両者が分裂してしまうのだ。
例えば、心理学的に、「笑顔は人を引き寄せます。」という知識を得たとして、「じゃあいつも笑顔でいよう」と思っていつも笑顔を作るケース。
この場合、潜在意識的には楽しくもないのに知識に基づいて顕在意識で笑顔を作るわけだから、内面と外面が分裂してしまい、こういう行動をした人はいつもこのズレによって疲れを感じてしまう。 また、こういう笑顔を見せられた側も、楽しくないのに笑っている、ある意味気色の悪い笑顔を見せられる違和感を感じるものだ。
そういう意味で、私のやっていることは心理学とは呼ばない方がいいと思っている。私のやっていることは、むしろ潜在意識と顕在意識を統合するような作業だ。彼の言葉からすれば、こういう技術を作ることができたのは、心理学の知識があまりなかったせいだと思っている。
こんなことが分かると、心理学を学びすぎた人独特のわざとらしさ、違和感が良く理解できるようになるし、心理学の専門家が、芸能人や成功する企業経営者になれない理由も良く分かる。
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