今日は、伝田聴覚研究所に行って来た。
音を使って人間の能力を開発する方法として知る人ぞ知る伝田式。
私は「マジックリスニング」と、「ビューティリスニング」という2つのソフトを10年近く前から持っているのでなじみがあったが、伝田先生ご本人にお会いするのは初めてだった。
早速体験コースを受けさせてもらったが、前屈がコース受講前よりも5~6センチ深くできたのがとても印象的。また、手足がぽかぽかしてとても気持ちの良い状態になった。視力はそれほど変わらなかったが、一緒に受講した人たちは結構上がっていた。
そして、先生自ら、驚くべき実績について紹介してくれた。
自閉症の人や、ダウン症、認知症、うつなどの方々がどのような変化を遂げたかなどをとても詳しく教えてくれたのである。使用前に書いた絵と、使用後に書いた絵の比較がとても興味深かった。使用後に書いた絵はどれも使用前よりも、温かく、豊かなものに変貌していた。
また、普通の人の場合も、顔つきが全く変わり、中には瞳が大きくなっている人も何人もいた。全く驚きである。写真を確認したから間違いない。これなら婚活をしている人は最適である。魅力が全然違うのだ。セールスの人で成績が急上昇した例もあるらしい。顔や雰囲気がまるで違うからある意味当然ということができるだろう。
私はソフトを持っているから理解がより早いのだが、これは何しろすごい技術だと思う。
進みすぎているがゆえに世に出にくい技術の一つ(そういうものは沢山ある)だと思う。普通、良い物はすぐに認められて有名になる、と思うものだが実際は違う。すごすぎるものは世に出るのに実に時間がかかるものだ。
伝田先生の場合も、画期的な成果を出しても、世の中の人は、それが画期的であればあるほど、否定するそうだ。
「そんなことはありえない。」とか、「科学的に見てありえない。」という全く根拠のない否定のしかたをするのだ。しかしこれらは要は効かない根拠を挙げられない人が頭ごなしに否定しているだけのことだと私は思う。
例えばあるブログの人は、わざわざ赤字で、「聴覚刺激だけで自閉症が治るなんてことは科学的な立場からはありえません。」とまで書いて否定しているが、実際に伝田先生のソフトを試したことがないのによくここまで否定できると思う。さんざんやってから否定するなら論理的であり、一読に値するが、こういう論理とも言えない論理を振りかざすのはいかがなものだろうか?でもこういう人は結構世の中には多いと思う。
ある意味知的訓練が足りていないということすらできる。
私はこういうスタンスこそが科学の正常な発展を妨げるものだと思っている。
普通に考えれば分かるが、常に科学は進歩しており、そのプロセスにおいては、日々新しいコンセプトが登場してくるのである。そして全く新しい物や方法論が出てきた場合に、過去の考え方で説明が難しいという事態は起きて当然のことなのだ。
また、新しい方法論が出てきたときには最初は完全なる証明はできていないこともある。新しいのだからデータが少ないわけで、それからすると当たり前だ。そこで重要なのは、謙虚にその方法論による現象の再現性等を確認する努力をすることではなかろうか。否定するならするで、きっちり根拠を示すべきであり、単なる思い込みをあたかも合理的判断のように信じてしまうのはいかにもまずい。
私が確かに体験したことは、確かに伝田先生のソフトを体験した後は手足がぽかぽかしたし、音の聞こえ方も変わっていたし、前屈が深くなったことだ。
ありえないも糞もない。明らかなる現象としてその効果は存在する。子供でも分かることだ。
ちなみに私は以前「耳年齢テスト」で20代前半の成績を出した(http://blog.goo.ne.jp/imagingstar/e/8babf189eb7edd7af79620762ebde646)
が、これの一因が間違いなく伝田先生のソフトだと思っている(他に考えられるのはミミテック)。
伝田先生のソフトが出す音は、脳幹に影響があるという話をされていたが、これはむつう整体と似ている。むつう整体における画期的な効果を知っている私としては画期的効果も普通に納得できる。
音楽の世界でも驚異的な効果が続出しているということだったが、画期的な成果が出た人ほど、秘匿するそうだ。ライバルが増えてはたまらないということらしい。これは至極当然。
自閉症の場合は、治ってしまった後は、自閉症だった過去を隠す人が多いため、それほど口コミが広がらないという事情があるそうだ。これも当然だと思う。
このように、画期的過ぎるゆえに広がらないという悩みを持つ、伝田先生ご本人は、ワイルドな語り口でしゃべる本当に気のいいお人という印象の人だった。