シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

ワインのように・・・

2006-12-16 00:38:10 | ちょっとした話題&日々の出来事

 ワインって、良いものは年月を経ながら熟成が進んでいくらしいです。

 で、熟成っていうのは、ビンの中でどんどん味が洗練され、ブーケ(香り)が加わってくることらしいです。

 よく言われることですが、人間も同じだと思います。

 良い生き方をすれば、熟成が進み、若いころよりも味わいが増してきます。

 でも、なかなか熟成がちゃんと進んだ大人というのはそんなに多くないように思います。

 年を取るにつれ、頭が固くなり、頑固になって、周りから見ても、本人の自覚としてもつまらなくなっていく人がすごく多いように思うんです。

 何とかして、柔軟で若々しい感性と、豊かな経験に裏打ちされた知恵とを止揚※した、芳香を放つ熟成ワインのような大人になっていきたいものです。 

※止揚→しよう ―やう 0 【止揚】
(名)スル
(ドイツ) aufheben〕ヘーゲル弁証法の根本概念。あるものをそのものとしては否定するが、契機として保存し、より高い段階で生かすこと。矛盾する諸要素を、対立と闘争の過程を通じて発展的に統一すること。揚棄。アウフヘーベン。(大辞林第二版より)