人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

店を眺める三つの目(主観 客観 鳥瞰)!

2014年08月21日 | 経営
鳥瞰=鳥が空から見おろすように、高い所から広い範囲を見おろすこと。
   また転じて、全体を大きく見渡すこと。俯瞰(ふかん)。

客観=「お客様の立場にたち」物事を考察する事。
    ともすると「お客様のために」と発想する場合がありますが
    この場合「お客様とはこうあるべきだ これを選択するのが正しい」とか
    決め付けや縛りを知らずうちにしている場合があります。
    その陥穽にはまらない為 「お客様の立場に立つ」というスタンスを
    意識すべきでです。

主観=好き嫌いなど自らの価値判断を第一にする見方。
   趣味の世界や狭い範囲では個性的と評価されますが
   不特定多数の人を相手にする場合は独善に陥りやすい面がある。




                                                    

タイヤ専門店
タイヤ・キーパーコラボ店 
洗車・コーティング専門店の三つの店を運営しています。

これを経営の目(俯瞰)してみると
会社の歴史がわかります。

まず小さな商売がタイヤ専門店で始まりました。 その店は今も存続しています。(創業25年)

次がタイヤ専門店にキーパーコーティングを組み合わせたコラボ店です。
この店も開業12年が過ぎましたが 年間を通じて二毛作の商売が威力を発揮しています。
タイヤ専門店が季節品商売に偏る変化が明らかになり
キーパーコーティングを組み合わせが
お客様に気軽さ手軽さを提供し喜ばれています。

三番目の洗車・コーティング専門店は 良質さを提供する店として
より丁寧に「キレイ」を提供できることが
お客様のキレイ求めるニーズにベストマッチして喜ばれています。

この挑戦が当社のターニングポイントになります。
長い目でみると タイヤ専門店から洗車・コーティング専門店を運営する
会社に構造転換中であることがわかります。
これまでの10年とこれからの10年 あわせて20年の時間を掛けた
ゆっくりとした構造転換です。
これが時代の変化を鳥瞰する経営の目です。


現場としての店舗は お客様と相対する最前線として
「信頼関係が構築されれば相談になり 信頼関係がなければクレームとなる」
白黒のはっきりした時間軸の短い評価がなされる場所です。
若い人がお客様と接する事で「お客様の事を知り」 
自分とは違う考えを聞いたり 自分が頼りにされている事を感じたりしながら
人として成長する場所です。
洗車・コーティング専門店の場合 商品は自ら作りだす「キレイ」にあるので
その価値が時間換算であったり 専門度であったりするので
主観によらず客観性の大切さを知る道場でもあります。


運営本部の視点は 現場店舗であれも大事これも大事となリやすい仕事を
優先順位を付けたり あるいは商売をわかりやすくするために絞込みを指導したりしながら
人の成長を促したり担当を替えたりするために 
高所大所のより上位の視点でみることが求められます。
この部門が「お客様の立場にたつ」考え方をマスターする事で
多店舗の展開が可能になるの重要な所です。
複数の店を出すためには お金の都合だけではダメです、
統一されたコンセプトや思想の番人たる運営本部が不可欠なのです。

不特定多数の一般顧客対象の洗車・コーティング専門店は 
過去に実例(キーパーラボさん以外)がありませんから
認知度が上がるまで売上げが上がらず苦戦をしいられます
その苦しい期間 ひとりひとりのお客様と丁寧な対応をすると
とてもお客様が喜ばれ 洗車・コーティング専門店という
新しい価値に共鳴されファンになって下さり 
友人に知人や知り合いを紹介してくださり
徐々に新規客さんリピーターさんが増えるにつれ
加速度的に繁忙が実現していきました。
これは師匠の言われる通りになりました。

三つの目で眺める事により
「木を見ず森を見よ」という言葉がなんとなく解かる気がします。
そして現場・運営・経営の三位一体が始動です。
 


世の中は 変化することが常態です 変化する事だけが変わりません。
商売のありようもお客様のニーズの変化に対応していかなくては
あっという間に適応不全を引き起こし倒産・廃業に到ります。
お客様のニーズに適応対応する事が長く商売をする上で
一番大切なことです。
その意味で我々の競合相手は同業他社でなく 
変化するお客様のニーズだと断じられた
セヴンイレブンの鈴木会長から学ばねばなりません。

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