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タイヤのカスにご用心!

2013年09月28日 | タイヤビジネス
タイヤ交換はタイヤチェンジャーという機械を使って
楽に出来るようになりました、その昔はタイヤバールを使ってという
手作業の時代もあったようですが私も知りません。

機械を使えば誰にでも出来るというわけではありません
60シリーズまでは組込みできるけれど
50・45.45シリーズになると出来ませんといって
某ディラーのサービスマンさんがタイヤを持ち込むケースも多々あります。

それなりに難易度があって超扁平タイヤやランフラットタイヤは
ベテランのスタッフでも手こずります。

                                                     

あるお客様がタイヤが減ったので交換しますといった来店されました。
拝見すると両サイドが極端に磨耗していますが真ん中は残っているという
典型的なエア圧不足での走行が長いように感じました。
お聴きするとやはりエアチェックは疎かにされていたようです。

商談が成立し即交換作業にかかりました。
タイヤを外してホイールを見ると

リムフランジにタイヤカスがこびりついています。
これは回転力がホイールからタイヤに伝わる時
リムとタイヤビートが擦れるような感じになり
ホイールリムに付着するものです。
多かれ少なかれ一度走行したホイールにはついているものです。

でも限度というのがあって(明確な基準は?)
これにそのままタイヤを組み込むと
ホイールリムとタイヤビートの間にカスが詰まって
エア漏れの恐れがありそうな予感がします。

そこで少し手間を掛けて金属たわしで削り落とします。


これでエア漏れの可能性が減りました。
当店でも全てのタイヤ交換作業にこういった作業を付帯して行なっているわけではありません。
あくまでもベテランスタッフの経験による判断で行なっています。

過去には他店様で組み込んだタイヤからエア漏れがするといって
駆け込んでこられたお客様のタイヤは ホイールから外してみると
ビートが切れていました。
一旦ホイールに組み込んでしまうとその場ではわからない箇所ですが・・・・。
安全・信頼といった部分は作業する人の良心に支えられています。

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