守りの要 事務員経費ゼロの経営！

お盆が過ぎて　秋風を感じる頃かと思いますが

現実は連日の猛暑が収まらず　

老体には疲れが溜まっているようで毎日爆睡です。

先日　イオンさんへ行った時に

黒ニンニクを買って滋養強壮の足しにと思って毎日一粒食しています。

いろいろなサプリがあって　

宣伝にほだされて買ってしまいそうになりますが

黒ニンニクに体調管理を預けました、結果は如何に？

 

前期　増収増益のありがたい成果を頂戴しましたが

その要因を一つ上げるとすれば　間接費を無くしたことも大きく貢献しています。

 

数年前まで事務員さんが

一人経理労務を担当してくださっていましたが

退職されることになった時に　

事務員さんの募集をせず

タイヤ屋スタッフで手分けして行うことにしました。

と言うのも　タイヤ屋に非繁忙期と呼ぶヒマな時期があって

充分対応できるだろうと思ったからです。

当初は事務作業に戸惑いもありましたが　

大事な部分はアウトソーシングで

税理士事務所さんと社労士事務所さんにお願いすれば

自社での作業はほとんど手間もかからず　給与計算や試算表作成も素早く出来てしまいます。

 

何でも自社でやろうとせず　

社外の知恵と協力を仰げば事務員さん給与が削減出来たのです。

年間で正社員さん給与分３００万円強の節約です。

 

税理士・社労士さんへの

顧問料等は少し増えても　年間人件費３００万の節約は大きいです。

当社は社長・経理・総務を　

タイヤ屋スタッフが兼任する体制で管理部門を統括していますが

それに対する報酬は一切払っていません。

タイヤ屋の給与は　

社長を含めてタイヤ屋で稼いだ分だけです。

社長・総務・経理の仕事はあくまでも奉仕職です。

 

こういう考え方をしているので　

守りの部分で余計な経費は一切かからないローコスト経営が実現できています。

 

社員みんなが稼ぐ人であり　

経理事務員など稼がない人はいない、という究極のローコスト体質です。

この体制にしてから利益が増え出して　

前期の増収増益の大きな要因となっています。

 

繁閑格差が大きいタイヤ屋スタッフを

社長・総務・経理に用いることで　

一人二役体制が普通に出来て　

全社の要として機能する組み合わせは素晴らしい活用法です！

 

守りは堅いぞ　次は攻めを考えろ！

合言葉は「みんなで稼いでみんなに分配」です。

 

この考え方を俯瞰すると　

特権階級のいない平等社会と言えるかもしれません。

共産社会は平等を重視した考え方ですが　

特権階級による搾取が問題になって上手く行きません、

自由な国の中で　平等重視の考え方で会社運営がなされているのが私たちの会社です。

 

もっとも零細経営は　

格差があっては成り立ちにくいのが現実です。

格差を肯定するネット社会の一角で　リアルな専門店経営の現実です。

経営の根底にある思想は　アナログ感覚ですね、ありがたいことです。

 

「小さい」が最高の武器です、弱者の発想です。