人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

古き昭和の気構え タイヤ専門店イマージン!

2020年10月17日 | 商人

「今年は雪が降りそうだ!」  

スタッドレスタイヤの予約状況から そんな気がしてきました。

昨年は「カメムシが多い年は雪が多い」という 田舎伝説を持ち出しましたが 見事に外れました。

しかし 今年はあまり見かけません。

 

まったく受け身で無宣伝のタイヤ商売をしている私たちからする

お客様が予約にいらっしゃる状況から

「ひょっとしたら雪が多いかも」という予感めいた気がします。

あくまでも予感です まったく根拠はありません、虫の知らせみたいなものです。

 

気象データから推測される方法から 

「ラニーニャ現象が起きているので冬は寒くなる。」推測があります。

これはデジタルデータの集積と解析から予測する科学的な方法です。

 


 

 

私たちは 「感じる」という第六感めいたアナログに乏しい推測です。

当たるも八卦 当たらぬも八卦ですが

これが結構馬鹿にならないのです。

 

タイヤ専門店イマージンのメンバーはみんな長く働いてくれて

昭和時代のモノが不足する時代を生きた感覚が残されています。

何気なく干されているものを見ると なんと使い捨てのニトリル手袋が掛けてありました。

普通は一回使ったら捨てられる手袋です。

昭和のオッサンには「モッタイナイ」という感覚が色濃く残っていて

例え使い捨てだろうが 別に衛生的な使い方ではないので 使える限り使う!感覚です。

 

こういった感覚は 

モノを大切にして大事に使い無駄をなくし整理整頓が行き届きます。

ポイっと捨てられるニトリル手袋は ビックリして喜ぶとおもいますよ!

 

平成の世代には こういう感覚は薄いようです、

モノが充足した時代に生まれ育った人たちには

「モッタイナイ」という感覚が希薄な気がします。

 

使い捨てだから使ったら捨てる、常識です。

間違いではありません 特に食事や医療に関わる人にとっては再使用はご法度です。

 

しかし昭和の人は モノを大切にする、粗末にしないが身に付いているので

誰が指導するのでもなく自然とそうなっています。

 

アナログ感覚を磨くことにつて

タイヤ専門店イマージンには一つの行動規範があります。

「使用されて廃棄されるタイヤは洗い清める」

こんな非合理なことを愚直に繰り返すうちに 

モノに対する愛情が強まり 大事にされ無駄がなくなっていく。

この店は道具もなくなりません!

小さなタイヤ屋の誇りであり プロフェッショナルの気構えです。

そのお陰か 他人様が気づかない流れに気づかせてもらえる何かがあるように感じます。

 

いつまでも謙虚でありたい 

身の回りの使い捨て手袋一つから しみじみ感じました。

みんながこういった感覚を大切してくれているので

32年目の古い店舗も 使いこまれた道具も 整理整頓が行き届いています。

ありがたいことです。

コメント
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