4.24 ドネツクからの言葉
4.25 ドネツク人民共和国の情報機関 ウクライナがドンバスへの攻撃を用意していると伝える
ザハルチェンコ氏は、「私は、軍務を放棄することで逮捕の危険性があることを知っているが、ドンバスで死ぬよりも、生きて刑務所にいるほうがいいだろう。兵士である私たちは自分の国を守る。ここには来ないでほしい。あるいはすぐに降伏して捕虜になってくれ」と述べた。
またザハルチェンコ氏は、義勇軍はウクライナ側からの攻撃を撃退する用意があると発表した。
☆ この言葉は歴史に刻まれる魂の言葉と感動した。 「無駄に死ぬな、踊らされるな」という言葉であり魂。ロシアの根源を感じるのは、ある瞬間の言葉。 ザバルチェンコ氏の顔、プーチン、クリミヤの美人検事、ドネツクの兵士達、いい顔をしている。本当は顔で分かるのだ。 王室となるとなかなか分からない、彼らは演技者であるから。
4.25 プーチンの言葉
4.24 プーチン大統領は一連の諸国で進展しているネオファシズム、急進的ナショナリズム、反ユダヤ主義、ロシア恐怖症の影響について考えるよう提案した。
アルメニアの首都エレバンでの大量虐殺の慰霊祭で演説したなかで、「残念なことに、現在世界の多くの地域でネオファシズムが頭をもたげており、政権の座に急進的ナショナリストらが就こうとし、反ユダヤ主義が力を盛り返し、またロシア恐怖症の現われが目に付くようになった」
「なぜこれが起きているのか、何がその原因なのかを問う必要がある」と述べ、「最重要地域ではいかなる行動をとる際も、まず、この先どうなるか、その結果をふまえねばならない」
☆ プーチンは習近平に比べても、とんでもない嫌な相手と対面するときも、一定のマナーを守る。言葉にしても、正直であるが、追い詰めるというニュアンスを避けている。ロシア国内でも、もっと直接的な言葉と行動を要求することもあったようなことを感じる。
けれどプーチンは、戦争を避けた。相手がまともではないときに、正統な攻める言葉など全く通用しない。 プーチンもまた、神に鍛えられているとさえ感じるときがある。
オランドの旅
4.25 オランド大統領:露仏は一連の複雑な問題で重要な役割を演じることができる
「私たちにはロシアを必要とし、一緒に検討するべき別の問題がある。私たちには、シリア、イラン、リビアなどの一連の複雑な問題におけるロシアの役割とフランスの役割が必要だ。私たちはこれらの問題に取り組んでいる。まさにそのために、ここエレバンで会談する必要があった」
☆ オランドを見つめた。 極悪にはなれない、けれどアメリカも恐い。今までの歴史から容易にプーチンに組することができない、そんな迷いを感じた。支えたのは市民レベルと感じる。
NATO,EUがアメリカの悪なる影響下にあると知っている市民達がオランドを見張っていた。 日本がそうなれるかどうか心もとない。 オランドはそれでもプーチンとの対面を続けた、そしてそのことが、勇気や魂の変化を与えつつある、そんな気もする。 象徴的に欧州の歴史と、そこから分かれていくかのような旅を見つめた気がする。
○ 4.24 露アルゼンチン、包括的パートナー関係に関する声明に調印
プーチン大統領とアルゼンチンのキルチネル大統領との会談では、20以上に及ぶ協力に関する文書に署名が行われた。このほか、ロシア連邦宇宙局とアルゼンチン国家宇宙活動委員会の間でも、調査および宇宙空間の平和利用の分野での協力共同声明が調印されている。
また2015-2016年間の観光振興の共同行動プログラムが結ばれた。
☆ プーチンを見つめて感じたのは、政治家とは、ある国の政治家を動かし、それらの国と歴史を変えるということ。 反対に言えば、政治家から嫌われ、国と歴史の汚点と造ることもできる。 違いは、国のカルマか?