タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

藪を行き つるに下がりし あけびの実

2013-10-30 | 植物

今日も天気が良く、愛犬と秋の山道を歩いて見た。

さすがに柴栗の時期は既に過ぎ、畑の脇や山の斜面の柿の大木には

オレンジ色の実が木全体を覆うようにたわわに生っている。

ことしも柿の当たり年なのだろう。

都会の人は、高いお金を払って買って食べるというのに、「も・っ・た・い

・な・い」こと、田舎では、たくさんの実をとり残したままで冬を迎える家が

多い。

しかし、取り残しの柿の実は、うまくできているもので、雪降る頃になると

山の奥から鳥やタヌキ達が、豊作をよく知っていて食べに降りてくる。

藪の下を歩いて行くと、代表的な山の秋の味覚の一つアケビが、口を開

け完熟状態で幾つも頭上にぶら下がっている。

童心に立ち返って、危険な(?)斜面をよじ登って捥ぎ取って食べ歩き。

種は多いが乳白色の甘い果肉の感触が、何とも言えず懐かしい。

        ~今日も良い一日でありますように~


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