映画『愛と青春の旅立ち』:テイラー・ハッフォード監督、リチャード・ギア主演で、
1982年に製作されたアメリカ映画を観ました。
・・・と言うより正確には2回目の観賞であることを、観はじめてしばらくすると思
い出しました。
ビデオ店では、好きなスターで捜すのが私の癖、およそ30年も前(S57年頃)に
観ていることは、すっかり忘れていたようだ!
しかし、すぐに思い出すと云うことは、私の中では「印象の深い良い映画」であっ
たと云うことなのだろうと思いつつ・・・
~あらすじ~ ザック・メイオ(リチャード・ギア)は子供の頃に母親が自殺し、元兵士で、酒や女に 溺れる自堕落な父親の下で、あまり愛される事もなく孤独な環境の中で育った。 ザックは、そんな生活から抜け出したくて、ある日父親に、「海軍航空士官養成学校 に志願入隊する」と告げるが、「そんな無駄な所で人生の6年も費やすのか!」と、 反対される。 ザックは父親に背を向け、ワシントン州・シアトルのレーニエ基地に、30数名の士官 候補生と供に入隊、そこに待っていたのは、訓練教官・鬼軍曹:フォーリーの過酷な しごきの日々であった。 厳しい軍隊生活の中で、親友シド達同期との触れ合いも生まれ、入隊後4週が過ぎ た頃、市民との懇親パーティーが開かれ参加が許可された。 教官フォーリーから地元の娘たちは、お前たちとの結婚目的に、あれこれと汚い手を 使って来るから注意しろ」と釘を差すが、ザックとシドは、パーティーで土地の製紙工 場で働くポーラとリネットと知り合い交際を始める。 一方、教官は仲間に真から心を許さないザックを、「軍隊ではそんな上官を信頼する ものはいない」等と、しごきにしごき任意除隊を迫るが、「自分には、ここ以外に行くと ころがない!」と徐々に本音をさらけ出す。 ザックはポーラとの愛を、日々深めて行くが、やがて12週にわたる過酷な訓練も、終 盤に差しかかる・・・任地への移動、そしてポーラとの別れの日が近づいて来るのだが ・・・ラストは・・・製紙工場から、ポーラを抱きかかえ明るい光の中へ・・・・・・・・・
この映画、定番の「士官養成学校の過酷な訓練・同期との友情・愛」を扱ったもので、
典型的なハッピーエンド映画ではあるが、ダグラス・D・スチュアートによる、脚本の素
晴らしさなのか、終始穏やかな気持ちで観賞でき、また純真な愛(真実の愛)の大切さ
を感じることのできる、素晴らしい作品でした。
そして若かった頃の、リチャード・ギアのはつらつとした身のこなし、純白の軍服姿、さ
らに、前向きに夢に向かう姿が、強く心に残りました。
~今日も良い一日であります様に~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます