赤・白・黄色、色鮮やかな金平糖(コンペイトウ)、今日は遣い物のお菓子を
買いに、家内と一緒にお菓子屋さんに出掛けてみました。
家内が遣い物の品定めをしている間に、私は我が家の今日のお茶受けに
と、大福餅を二個だけ別に買い求めました。
早速、家に帰って大福餅をお茶受けに一服、すると家内がいつの間にか
「金平糖」を買って来ていました。
昔は、駄菓子屋に行くと必ずアルミ蓋の瓶に、むき出しのコンペイトウがグ
ラム(?匁・モンメ)売りされていたものです。(今日のコンペイトウは、キャラメルの
様にセロハンでひねったものでした。)
形が凸凹と特異であり、何より「甘~い」ことから、子供に大変人気があり
ました。
コンペイトウを口にするのは、おそらくあれ・・・・・以来のことでしょう。
今は、色も鮮やかで、種類も増えていますが、味はちっとも変わらず、とて
も懐かしい甘さが口いっぱいに広がって来ました。
このコンペイトウ、ザラメ糖を回転釜で温めながら、約二週間もかけて固
め、20個あまりも凸凹の角のある,こんな大きさに仕上げるとか。
「コンペイトウ」の名前からして・・・やはり長崎は出島の、ポルトガル宣教師
から織田信長に献上されたのが始まりの様です。
今日はとても懐かしい味わいで、抹茶を一服頂きました。
日本には昔から色々な数え唄がありますが「金平糖:コンペイトウ」も登場し
ていました。
これは、昭和に入ってからの数え唄でっしょうか。(いの一番に出てきます)
いろはに金平糖 金平糖は甘い
甘いはお砂糖 お砂糖は白い
白いはうさぎ うさぎははねる
はねるはかえる かえるは青い
青いはお化け お化けは消える
消えるは電気 電気は光る
光るはおやじの はげあたま
~裸の金平糖:コンペイトウ(写真お借りして来ました)~
貴方にとって、今日も良い一日であります様に
ジャズナンバーからジョン・コルトレーンの「至上の愛」をどうぞ