のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

自分が認知症になった夢

2014年11月12日 03時50分36秒 | Weblog
なんか変な夢を見た。
夢の恒例。
細部は覚えていない。
大雑把な記憶より。

自分が認知症になった夢。
なぜかその自覚があって。
いろんなことが思い出せない。
直前に言われたことを思い出せずに、しどろもどろになる。

怖かった。
自分が自分じゃなくなる感覚。
たいせつな人のことも思い出せない。
やがて自分が自分であることもわからなくなってしまうのか。
恐怖だった。

目覚ましが鳴って。
ハッとした。
そしてホッとした。
べっとり汗を掻いていたと言えばそれらしいけれど。
そんなことはなく。
心地よい目覚めだった。
ああ俺、ちゃんと生きている。
その実感。
幸せな目覚めだった。

これは夢。
実際の認知症症状とは違うのかもしれない。
父を見ていてそう思う。
父に認知症の自覚はない。
恐怖は感じていない。
困ってもいない。
本人にとっては。
至って普通。
至ってマイペース。

この夢を見てよかった。
父の「風景」を垣間見ることができたのかなと。
父とは違う認知症だったのかもしれないけれど。
疑似体験ができた。

私にもいつかやってくる可能性が高い。
認知症になるということ。
心構えは必要だよね。
いや、それさえも忘れちゃうのかな。
昔、父も母も、認知症を話題にして笑い話にしていた。
そして年老いて。
笑い話にしていたことが。
笑い話にしていたことも忘れて。
それは自分のことになった。

自分が認知症になったら。
その仮定。
そのときはそのときだ。
今から気に病んでも仕方がない。
予感だが。
幸せな認知症になる気がするから。
やっぱり私は根っからの前向き気質なのであろう。