のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

一位はやっぱり嬉しい、そして上を目指す。

2014年11月10日 14時30分47秒 | Weblog
昨日。
第3回全日本ミドルオリエンテーリング大会。
MBSクラス。
一位でした。

素直に嬉しいです。
参加者が少ないクラスだろうが。
私以外全員中学生のクラスだろうが。
一位は一位です。
私にとって価値は大きいのです。

レベルが低かったとか。
そんなことは思いません。
全力で共に競った中学生に失礼でしょう。

結果大差をつけての一位でしたが。
走っているときはそんなことは予想できない。
ラストコントロールからゴールまで走っている間。
考えたこと。
難しいコースではなかった。
相手は走力に勝る中学生。
自分はミスらしいミスはしていない。
皆そうだろう。
秒差の争いになる可能性もある。

だから全力で走った。
いつものラストコントロール⇒ゴールより。
ギアを上げた。
キツい登りもあったコースだったから、ふくらはぎはパンパンだ。
これ以上スピードを上げたら「ふくらはぎがつる」かもしれない。
そのリスクを背負って。
限界までスピードを上げた。

走り終わって。
爽快感、充実感。
全力を出し切った。
これなら負けても悔いなしだ。

今、公開されている記録を見てみた。
やっぱりだ。
一位とは言え、八本のラップタイムの内、私がトップだったのは三ヶ所。
走りでは中学生に負けていたのだ。
彼らは皆、大きなミスをした。
私はほぼノーミスで走りきった。
彼らがミスをしなかったら。
私の勝利は薄氷を踏むものであったのだ。
タイム差スタートの勝負。
走っている最中、ライバルの姿は見えない。
彼らが大きなミスをしたのは結果論。
自分がベストに近いオリエンテーリングをする。
それしか勝利への道はない。

勝った。
嬉しい。
そのたいせつな気持ち。
今回に限らず、いつも参加するのはBクラス、中級者クラス。
野望も出てきた。
このまま調子を上げられたら。
Aクラス、上級者クラスにチャレンジしようかと。
学生時代はAクラスで走っていた。
今考えれば信じられないことだが、もう少しで最上級のEクラス、エリートクラス、つまり選手権クラスに手が届くところまで行っていたのだ。

Aクラスは甘くない。
基本年齢別になっていることは多いけれど。
エリート落ち、つまり若い頃、選手権クラスを走っていたようなバリバリの人もいるわけで。
そこへ行ったらもう上位は望めない。
でもね。
そこで「中の下」に入れば、それはBクラス優勝以上の価値があるんだ。
たとえば、トップの倍のタイムで帰ってこられた、凄い凄い、やったー。
そういうレベルだ。

齢五十にして上を目指す。
素敵じゃありませんか。
そしてやっぱり。
あい、らぶ、オリエンテーリング。
なのでありました。