のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

おかしいかな?お盆も一周忌も特別なことをしない

2014年05月25日 06時56分21秒 | Weblog
母が亡くなって、今年が新盆ということになるけれど。
お盆の用意をしないことにした。
今後、一周忌とか三回忌とか。
そういう法要も特別にはしないことにした。
姉と話し合って決めました。

いろんな考え方があります。
しきたりはしっかり守ったほうがいい。
それもわかります。
場所によっては、そういうことが生活の一部になっていて、欠かせない恒例行事になっている。
それはわかるのです。

そういう「儀式」を行うことって、少なくとも私が今住んでいる場所では、必須というわけではない。
やるとすればそれは、世間体とかそういうことになっちゃうのかなと。
私は熱心な仏教徒というわけではないし。

考えました。
形だけのものになってしまうのなら。
それは亡くなった母にとっては何なのかなと。
毎日。
おはよう。
いただきます。
行ってきます。
ただいま。
おやすみなさい。
お線香を上げて手を合わせる。
それが一番の供養なのではないかと。

仏壇一式を揃えたお店から案内の葉書が届いた。
新盆ですよ、安くしておきますよ。
そんな内容。
それにも抵抗があった。
供養がお金にすり替わる。
何だろこれって。
法要にお金がかかる。
それがいけないと言っているのじゃありません。
ケチっているのでもありません。
うまく言えないのですけれど。
しっくりこなかった。
それだけのことではあるのですけれど。

姉と話し合って。
姉も同じ気持ちであることがわかって。
気持ちが楽になった。

これからも母を大事にしよう。
母との思い出を大事にしよう。
いつも言っていること。
母は亡くなっても無くならない。
心の中からは決して消すことはできない。

お盆も一周忌法要もやらない。
やるとすれば家族で集まって少し豪勢な食事をして母を偲ぶ。
それが母が一番喜ぶこと。
私にはそう思えるのです。