のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

葛西紀明選手。負けること、負けても諦めないこと。

2014年05月02日 06時39分55秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#ジャンプ:レジェンド凱旋に沸く…葛西ら故郷でパレード(毎日jpより)

栄光と。
それよりはるかに多い敗北と。
それを積み重ねてきた葛西紀明選手。

敗北はもう勝利できない理由にはならない。
年齢さえも諦める理由にはならない。
経験の利というのはあるだろうけれど。
何といってもスキージャンプは瞬発力勝負の世界。
そこで41歳の今なお、トップレベルに君臨している。

日本での「伝説度合い」はまだ低い。
海外の動画を見れば、彼がどれだけ賞賛されているかがよくわかる。
勝利を決めた直後に駆け寄って帽子を脱いで敬意を表する他国の選手たち。
絶叫する中継のアナウンサー。
「ジャンプ文化」が成熟しているのだろうな。

正直に言おう。
ジャンプの何を知っているの?
問われると黙るしかない。
ゲートファクターとかウインドウファクターとか。
ソチ五輪で初めて知った。
知識は浅いものだ。

41歳でオリンピック銀メダル。
その凄さくらいはわかる。
そして勇気をもらった。
私はさらに歳上、50歳(ソチ五輪当時は49歳)
歳だからって諦めることはない。
それは身に沁みてわかった。

若者にも、おっさん世代にも。
希望の星になった。
数知れない敗北。
それでも諦めなかった。
だからこその結果なのだ。

精神論をぶち上げる気はない。
が。
諦めたら終い。
それは間違いのないこと。
何事にも加齢による可能性の減少というのはある。
歳をとっても諦めない。
それでも結局結果が出せない。
そういうことも多い。

諦めたら可能性はゼロになる。
諦めなければ可能性はゼロにはならない。
諦めないといって何の努力もしない、何の行動も起こさない。
それでは結果が出ないのはもちろんのこと。
葛西選手は人並み外れた努力をした。
座したままで「私は諦めません」と宝くじの結果を待つごとく、だったわけではない。

年齢を重ねても諦めない。
そして行動する。
その大切さを教えてくれた葛西選手に感謝。
尊敬に歳下とかは関係ない。
あなたを尊敬していますよ。
あ、そして。
遅ればせながらご結婚おめでとうございまーす!