のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

琴欧洲引退。いろいろ話は飛びますがご容赦を。

2014年03月21日 03時28分02秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#「お相撲さんになって良かった」元大関・琴欧洲が引退(朝日新聞デジタルより)

引退会見は見ていない。
記事レベルでしか知らない。
けれど。
その涙に嘘があったとは思えない。

「お相撲さんになって良かった」という言葉。
思うような相撲が取れない苦しさ。
こんなところで嘘をついても仕方が無い。
本音だったのだろう。

言葉も文化も違う世界に飛び込んで。
相撲界は良くも悪くも閉鎖された空間。
外国出身力士にも日本人になることを強要する。

引退後、親方になるための年寄株は日本国籍がなければ取得できない。
個人的にはこの制度はいかがなものかと思う。
大相撲は国技。
それはわかる。
だから年寄株は日本国籍を持っていないといけない。
それはわからない。
形じゃないでしょ。
要は相撲を心からたいせつにする、たいせつにできる、心技体を持っているかだ。

諸外国にもそれぞれ国技と言われるものを持つ国はある。
その指導者になるためにはその国の国籍を取得しなければならない。
そんな話は聞いたことがない。
国籍だけ持っていても国技にふさわしくない人物は居る。
誰とは言わないけれどたとえば相撲界にも居たでしょ、そういう人。
逆に言えばね。
国籍うんぬんは関係ないと思うんだ。
その国技を愛する気持ち。
その愛が本物なら、それはその国技にふさわしい人物ということになる。

相撲を愛する気持ちはたいせつ。
相撲を愛する日本人。
美しい伝統だと思う。
賛否両論ある愛国心も、それが平和的なものである限り私は肯定する。

日本人としての誇りを持つ。
それは否定しないけれど。
日本人がなんでも一番というか純血主義のようなもの。
それは「あれれ?」と思っちゃうんだ。
言うまでもなく日本は単一民族国家ではない。
そうなる必要もない。

自分が一番。
利己主義。
自分以外を排斥する。
危険なことだ。

人間は個々が違うからおもしろい。
思想信条宗教。
違いと呼ばれるものは様々ある。
違うものなのだから、それを受け入れるのは難しいこともあるけれど。
違いを認め合う。
それならできるんじゃないだろうか。

なんかうまく言えないのだけれどね。
わかり合えなくても認め合う。
自分を通すこともたいせつだけれど。
ときには相手の視点に立って考える。
皆がそれをできれば世界にある争いごとのほとんどは解決する。
私はそう思う。

なんか話がどんどん飛んじゃったね。
話の始まりは、大相撲、琴欧洲の引退。
彼は日本国籍を持っている。
せっかく自分の意思で得たものならそれを活かして欲しい。
琴欧洲の今後に幸あれ。
心から願う。