のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

幸せな誕生日でした

2014年03月14日 13時24分17秒 | Weblog
50歳の誕生日。
一夜明けて。
振り返る。

誕生日の日の夜が嵐。
せっかくの来客予定も中止。
どんだけ心がけが悪いんだ!(笑)

昨日会った人。
当たり前だが父。
父のデイサービス送り迎えのスタッフ。
ダスキンのモップレンタル交換のお兄さん。
ワタミの宅食配達の女性。
宅急便のお兄さん。
それだけ。
まあそれもよし。
いつも通りの日常が過ごせた。
平穏無事。
なによりそれが幸せってことで。

父が私の誕生日を忘れていたのは少し悲しかった。
朝、今日は何曜日だっけみたいな話になった。
意味ありげな口調で
「3月13日の木曜日だよ」
と言ったが
「ああ、そうか」
それ以上の反応は無し。
夕食時、酒の飲めない私がジュースをグラスに注ぎ
「今日・・・誕生日なんだけど・・・」
と遠慮がちに言う。
「ああ、そうか、おめでとう」
素っ気ない口調で。

別に凄い反応を期待していたわけじゃないけれどね。
息子の誕生日を薄い反応で受け流す父を見ると、少しだけ悲しかった。
それもひっくるめて、受け入れなきゃならない現実ってことだ。
父の老いと向き合う。
家で見る、家で看る。
誰に強制されたわけでもない。
自分が好きで決めたこと、決めた道。
父の笑顔が見たい。
父をなるべく笑顔でいさせてあげたい。
それは私にとっても嬉しいこと。

50歳になった。
いつもの誕生日と同じ。
誕生日を嫌だと思ったことはない。
歳をとって嫌だと思ったことはない。
幾つになっても誕生日はほんとうに嬉しい。
また一年無事に過ごせた、無事に誕生日を迎えられた。
その喜び、その感謝。
私は幾つになってもそうなのだと思う。

幸せ。
幸せを噛みしめる。
幸せな誕生日だったのでした。