のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
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過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

パラリンピック、狩野亮選手。なぜ金メダルを手にできたのか。

2014年03月09日 03時57分17秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#アルペン滑降・狩野が今大会初の金 パラリンピック(朝日新聞デジタルより)

当たり前の話だがここに至る道のりは平坦でなかった。
狩野選手の特集番組が文字に起こされていたので紹介しておく。

NHK「ハートネットTV」シリーズ ソチパラリンピック (1)目指せ!“ぶっちぎりの速さ” ―アルペンスキー 狩野亮―
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/summary/2014-01/13.html

リスクを冒しての攻めの滑り。
ソチの難コースで感じた恐怖。
それらを乗り越えたからこその金メダル。

このレベルまで来るとね。
もう障害うんぬんじゃないね。
「障害があるのに凄い」って表現は私は嫌い。
すべてひっくるめた「人間として」「アスリートとして」凄い。

パラリンピックの舞台に立つ人。
オリンピックの舞台に立つ人。
共通点。
皆、紆余曲折はあっただろう。
困難に一度もぶち当たらなかった人はいない。
そして最終的に諦めなかったからこそあの晴れ舞台に立てる。

障害を受け入れるというのは、何かを諦めるという過程。
そう言う人がいる。
私も少しそう思う。
でもね。
逆説的になっちゃうかもしれないけれど。
何かは絶対に諦めないという過程も、障害を受け入れるステップじゃないかと。

強い人、凄い人な人よりもポジティブな人。
結果を出す人はいつも後ろ向きには考えない。
人間はそんなに強くない。
くじけることもあるだろう。
結果を出すのは才能があってポジティブな人。
それは言えることなのだけれど。
才能の中には「決して諦めないという才能」も含まれる。

パラリンピック、アルペン滑降、狩野亮選手。
日本人として今大会初の金メダル。
輝く人に一番輝く色のメダル。
もっともふさわしいものだと思う。