のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

五輪男子マラソン。過酷な舞台での健闘と栄誉。

2012年08月12日 23時59分00秒 | Weblog
ロンドン五輪、男子マラソン。
フルでテレビ生観戦しました。
良くも悪くもこれは「観るための」コースですね。
観ていて冷や冷やする。
狭い路地の直角カーブの連続。
ショッピングモール、石畳。
大きなトラブルがなくて本当によかった。

記録は平凡とか言うまい。
あの条件、暑さ。
「普通のコース」と同列には論じられない。

とはいえ条件は皆同じ。
泣き言は言っていられなかった選手たち。
日本人最高の6位入賞、中本健太郎選手。
よくやったと言いたい。

勝利も敗北も健闘も誤算も。
全ての理屈は結果を見ての後付けになる。
結果が良ければ、あれが良かった。
結果が悪ければ、あれが悪かった。
無責任に人は言う。
勝負事なんてそんなものだ。

中本選手が「順位を把握していた」というのは驚きだった。
沿道の声で知っていたというのだ。
偶然の6位ではない。
それもこのレース、オリンピックという大舞台での真実。
ぶっちゃけますとね。
中本選手の持ちタイムが
世界の現役マラソン選手の6番目って事はあり得ないわけで。
それでもこの入賞は奇跡ではなく必然。
称えたいです。

金メダル、ウガンダのスティーブン・キプロティク選手。
伏兵という言葉は失礼だろう。
理屈は後付けかもしれないけれど、
「金の理由」は必ずあるのだ。
おめでとう。
ウイニングランは美しかったよ。
いいもの観させてもらいました。