のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

梅ちゃん先生。視聴率で計れない良さ。

2012年08月25日 04時33分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#女優の堀北真希さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が24日、NHK放送センター(東京都渋谷区)内のスタジオでクランクアップを迎え、セレモニーを行った。(毎日jpより)

梅ちゃん先生。
毎日欠かさず観ていますよ。
月曜日になると「今週の梅ちゃん先生は」と少しそわそわする。
オーバーに言うとそんな感じ。

主演の安岡梅子(旧姓:下村)を演じる堀北真希さん始め、
出演者の熱演はもちろんのことなんですが、
脚本、尾崎将也さん。
「言葉」を持った方ですね。
名言の数々、感服しています。
物書きの端くれとして尊敬です。

梅子ってダメダメな人間だったわけじゃないですか。
努力で医者まで辿り着いた。
一番見習いたいのは、
言われた言葉を頭から否定せず、
一度はちゃんと受け止めるところ。
これ、できそうでなかなかできないことですよ。
自分と異なる意見を遮らず最後まで聞いて一度受け止める。
それが梅子がオッチョコチョイでありながら、
周囲を巻き込んで最終的に支持される。
人間としての器の大きさでしょう。

挫折も多かった。
戦時中は「また下村梅子かっ!」と怒鳴られ。
医者を志してからも試験は赤点の常連。
でもくじけなかった。
努力をした。
間違いなく天才型ではなく努力型。
自分が持たざるものだったからこそ、
抱えているものは違えど同じ持たざるものの気持ちがわかる。

私もぼんくらだ。
自分に自信なんてない。
深刻な心の病を乗り越えてきた。
努力してきたという自負は少しはあるが、
「自信があります」なんてとてもじゃないけれど言い切れない。

不器用な梅ちゃん先生。
大好きです。
これからも楽しみにしていますよ。
出演者、スタッフの皆さん。
感動をありがとう。
クランクアップお疲れ様でした。