つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

江戸風鈴売り

2007年07月02日 | 文化
                 懐かしい江戸風鈴売り(銀座中央通り)

銀座中央通りを散策していたら、珍しいものに出会った。
江戸風鈴売りである。
蒸し暑い日だったので、風鈴の音色にしばし涼風を感じてきた。

江戸の物売り声で有名な宮田章司師匠から聞いた話。
いろいろの物売りが、いい声を出して呼びかけるが、
風鈴売りだけは、声を出さない。
なぜか。
風鈴はそこから発する音が立派に物売り声の役目を果たしている。
なるほど。

その江戸風鈴を売っているおじさんの風情がまたとてもいい。
江戸時代にタイムスリップしたようだった。
銀座を散策している人が、珍しいそうに江戸風鈴の所に吸い寄せられていた。

(7月2日記 池内和彦)

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3 コメント

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風鈴の音色が聞こえてくるような (color-leaf)
2007-07-02 09:33:11
 池内さん、風鈴の音色がきこえてくるような夏の風物の光景を喚起してくださってありがとうございました。銀座を風鈴売りがのどかに回っているとは知りませんでしたから、江戸の風情がケータイ、パソコンが生活の一部に入っている現代でも見られるのがなんとも嬉しいですね。ステキなニュースでした! 
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江戸風鈴の音色 (color-leaf)
2007-07-02 10:30:30
 池内さん、いまどき。思いがけないいい光景をみせていただきました。ブログの写真で風鈴の音色がきこえてくるような錯覚すら覚えました。ケータイ・パソコンの現代に江戸の風情がなにげなく生きているなんてです。風鈴売りの声も「そう言えば、そうっだった!」でおしえていただきました。
返信する
江戸風鈴 (つれづれなるままに)
2007-07-02 19:38:26
color-leafさん
いつもありがとうござます。
江戸の町民文化を象徴する「江戸風鈴」。
いいですね。
この風鈴は東京の名産品です。
東京にもたくさんの名産物産がありますね。
いいものはいつまでも残していたいですね。
いよいよ夏です。
暑い日に風鈴の音を聞きながら涼むことも情緒がありますね。
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