つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

すみだ北斎美術館

2021年06月14日 | 芸術
 東京の墨田区に北斎通りがあります。この通りに「すみだ北斎美術館」があります。この建物は近代的なデザインで建設されています。設計のコンセプトは「街に開き、地域住民の方々に親しまれる美術館」。常設展示室と企画展示室があります。
 葛飾北斎は、90年の生涯をほとんどすみだで過ごしながら、優れた作品を描きました。神奈川沖浪裏や凱風快晴などの「富嶽三十六景」の作品は、海を渡り、ゴッホやモネなどをはじめ多くの芸術家たちに影響を与えたといわれています。
 常設展示室には、北斎が絵を描いているところをリアルに模倣しております。炬燵に足を入れながら真剣に作画しているところが臨場感を表しております。部屋の中は作画途中の紙が部屋中に散らかっております。
 北斎と「すみだ」との関わりや北斎の生涯を作品やタッチパネル式情報端末でより詳しく解説をしているので楽しみながら理解を深めることができます。葛飾北斎について豊富な資料を展示している「すみだ北斎美術館」です。

(6月14日記)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする