字限図(あざぎりず)とは、1873年(明治6年)の地租改正に伴い、明治政府によって字(あざ)単位で作成された地図です。
字限図(あざぎりず)の作成に当たっては、一応一筆ごとに測量が行われましたが、当時の測量技術の低さや土地所有者等が自ら測量したことなどから不正確であり、境界(筆界)、形状及び面積(地積)等が現状と一致していない場合が多く散見されます。
なお、字限図(あざぎりず)は、公図を作成する際の基礎となっており、地籍調査の完了していない土地においては、この字限図(あざぎりず)を基にした公図が現在でも利用されています。
● 関連用語
字限図(あざぎりず)の作成に当たっては、一応一筆ごとに測量が行われましたが、当時の測量技術の低さや土地所有者等が自ら測量したことなどから不正確であり、境界(筆界)、形状及び面積(地積)等が現状と一致していない場合が多く散見されます。
なお、字限図(あざぎりず)は、公図を作成する際の基礎となっており、地籍調査の完了していない土地においては、この字限図(あざぎりず)を基にした公図が現在でも利用されています。
● 関連用語
関連≫ | |
・縄伸び … | 実際の土地の面積よりも、地積を小さく測量すること。 |
これは、租税逃れのために検地(測量)の際に実際よりも長めに目盛した縄を使用して測量する。 |
・縄縮み … | 実際の土地の面積よりも、地積を大きく測量すること。 |
これは、小作料や売買代金を多くするために検地(測量)の際に実際よりも短めに目盛した縄を使用して測量する。 |
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