IDEONのひとりごと

「Dreamers Again」管理人IDEONが綴る愛馬たちと一喜一憂の日々、その他思うこと感じること。

名牝の孫

2010年10月16日 | 愛馬・クラブ馬
名牝の仔ともなると、とりわけ牡馬はなかなか買わせてもらえません。ならば名牝の
孫を狙ってやろうというのが、(たまたま)母系重視を貫いてきた私の今年の狙いで、
09年産馬は、(単なる偶然ですが)2頭の名牝の孫を手に入れることができました。

1頭はヒストリックスター09で、もう1頭はファインセラ09です。

ヒストリックスター09の母ヒストリックスターは言わずと知れた2冠牝馬ベガの仔で、
ベガは母としてヒストリックスターの他にアドマイヤベガ(日本ダービー他)、
アドマイヤボス(セントライト記念)、アドマイヤドン(フェブラリーS他)の
重賞勝ち馬3頭と重賞2着のキャプテンベガを生んでいます。ベガ自身、売り物に
ならないほど脚がまがっていたというのも有名な話で、子どもたちもベガの良い
ところも悪いところも受け継いだそうで、ヒストリックスターもデビュー前に骨折、
未出走のまま引退しました。上4頭が牡馬ですから、ベガの後継牝馬は1頭だけで、
つまりベガの血を求めるならば、コレしかいない訳です。父にディープインパクトを
迎えて誕生したヒストリックスター09は脚がまっすぐ、つまりベガの悪いところを
受け継いでいないので、良いところだけを受け継いでいるとすれば、祖母や伯父たちに
負けない素晴らしい未来が待っていることでしょう。(母父がファルブラヴとか、
母4歳の時の仔というのはこの際、無視してますけどね)

ファインセラ09の母ファインセラは無傷の3連勝で2歳女王となったビワハイジの
仔で、ビワハイジは母としてファインセラの他にアドマイヤジャパン(京成杯)、
アドマイヤオーラ(京都記念他)、ブエナビスタ(オークス他)の重賞勝ち馬3頭と、
他にファインセラを含めて競走年齢に達した馬を5頭生んでいます。ただ、やはり
後継牝馬となると、今のところファインセラ1頭しかいません。ファインセラ自身は
未勝利を勝ちあがれずも、地方れ連勝して関東久保田厩舎で特別勝ち含む4勝、
今度は母父がサンデーサイレンスで父にキングカメハメハを迎えて母8歳の時の
2番仔ですから、申し分ありません。ヒストリックスター09の父母は共に小さい
ですが、この仔は中サイズにはなるでしょう。全兄が順調に入厩まで来ているのも
いいですね。(こんなに高い関東馬に出資するのは9年ぶりで、費用対効果を
考えればかなり危険なんですけどね。あと、ブエナビスタが繁殖に上がってきたら
って話しはこの際、無視してますけどね)
コメント
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