◎クロンマクノイズ(牡 父ロードカナロア 手塚厩舎 3月2日生)
2021年04月02日 NF早来 現在は週3日は軽めの運動、週3日は屋内坂路コースでハロン17秒のキャンターを2本のメニューを消化しています。走りっぷりは素晴らしく、素質を感じています。ただし、走る力に対して、体の成長が追いついていない印象を受けます。そのため、少しだけ調教強度を落として様子をみているところです。暖かくなればカイバが身になってくるとみており、もうしばらくは現状程度の調教を続けて、馬体の成長を促すことに専念します。なお、3月下旬に計測した体高は161cm、胸囲は181cm、管囲は20.2cm、馬体重は452kgでした。
◎ライラスター(牡 父ロードカナロア 木村厩舎 4月9日生)
21/3/31 NF空港 現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター2本登坂しています。じっくり負荷をかけてきたことで、状態は着実に上向いてきていると言えそうです。ただ、本格化するにはまだ時間が必要と考えており、当面は焦らずに動かすことで無理のない成長を促していきます。ここからスムーズに進められるようであれば、夏前の本州移動を目標にしていくつもりです。
◎ラスマドレス(メス 父モーリス 安田隆厩舎 3月11日生)
21/3/31 NF空港 現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。毛ヅヤが落ちてきているあたりを見ると、疲労が溜まってきているサインと捉えることもできるので、状態を見極めつつ強弱を付けたメニューで進めるようにしています。坂路コースでは真面目に走りすぎてしまうきらいがあるので、もう少し余裕を持って登坂できるようにしていきたいところです。
◎セラディーン(メス 父モーリス 矢作厩舎 3月23日生)
21/3/31 NF早来 現在は週3~4日、トレッドミルでのキャンターを行い、それ以外の日はウォーキングマシンでの運動を取り入れています。430キロ台を保ちながら調教を進めることができているように体調は安定していますが、乗り運動を再開した後は今以上の負荷がかかることを考えるともう少し余裕が出てほしいところです。ゆったりとした成長曲線を描いているので、成長に合わせてジックリ良化を促していければと考えています。
珍しく更新時期が4頭揃いました。クロンマクノイズとライラスター、どちらも良い物を持っている感じですが、まだ身体がついてきていないようです。カナロアの牡馬って、こんな感じですかね。ラスマドレスとセラディーン、どちらもまだまだな感じです。モーリスの牝馬って、こんな感じですかね。いずれにしても夏の一番星を狙うような馬はいないので、気長に待ちたいと思います。