◎グルヴェイグ20(牡 父モーリス 4月12日生 池添学厩舎 移動日9月29日 NF早来)
2022年02月04日 NF早来 順調な回復ぶりを見せており、現在はウォーキングマシンに加え、トレッドミルでの運動も取り入れています。基本的には大人しい性格ですが、休みが長くなっていることもあり元気を持て余して、うるさい面を見せる時もあります。毛ヅヤや体調面は良好です。トレッドミルでの運動でしっかりと負荷をかけ、騎乗運動再開に備えます。現在の馬体重は487kgです。
◎プルメリアスター20(メス 父エピファネイア 4月5日生 木村厩舎 移動日8月31日 NF空港)
22/1/31 NF空港 現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。状態を確認しながらメニューを進めていますが、この中間から開始しているハロン16秒台は問題なく対応できています。見た目の印象から、身体はさらにフィットさせることができそうなので、継続的に本数をこなしていきたいと思います。
◎ルージュバック20(牡 父モーリス 2月21日生 大竹厩舎 移動日9月23日 NF早来)
22/1/31 NF早来 この中間は厩舎周りでの曳き運動を取り入れています。手術を行った右前膝はスッキリ見せており、ここまでの経過は悪くありません。現在は運動を再開していますが、運動を控えていた際に少しストレスが溜まっていたのか、気性面が昂っている様子も窺わせていたので、無駄な動きをしないかなど、慎重に日々の状態を見極めながら調整を進めていきます。左後肢の外傷箇所は1ヶ月前よりも綺麗に見せており、獣医師のチェックでも問題ないことを確認できています。
◎ケイティーズハート20(メス 父モーリス 3月25日生 鹿戸厩舎 8月26日現在 NF空港)
22/1/31 NF空港 現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。トモを中心に負荷をかけていくと疲労が蓄積してくるところはありますが、現時点ではスムーズに日々のメニューをこなすことができています。ハミ受けなどを含めて操作性にも問題はなく、折を見て次のステップへ移行していきたいと思います。
◎フォトコール20(牡 父クオリティロード 4月3日生 木村厩舎 移動日9月27日 NF空港)
22/1/31 NF空港現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン17~18秒のキャンター2本登坂しています。与えられたカイバはしっかり食べることができているように内面の健康度は高そうで、しっかりとした芯が入ってきた際、如何なる変化を見せてくれるのか楽しみな1頭です。調教の動きからも良いものを感じさせる馬なので、厳冬期は焦らず取り組むことで春先の良化につなげていければと考えています。
◎インナーレルム20(メス 父ハーツクライ 4月14日生 安田隆厩舎 8月26日現在 NF早来)
22/1/31 NF早来 この中間は週2日、坂路でハロン16~17秒のキャンターを行い、それ以外の日は周回コースでのキャンター1800mかウォーキングマシン調整を取り入れています。坂路で3ハロン50秒前後を乗っても堪えるようなことはなく、膝周りや脚元にも疲れを見せることなく進めることができています。今後もジックリ負荷に馴染ませていき、タイミングを見て坂路3ハロン48秒程度まで乗り進めていきたいと思っています。
◎レイリオン20(メス 父エピファネイア 1月27日生 安田翔厩舎 8月26日現在 NF早来)
22/1/31 NF早来 この中間は週3日、坂路でハロン15~16秒のキャンターと周回コースでのキャンター1200mを行い、それ以外の日は周回コースでのキャンターかウォーキングマシン調整を取り入れています。坂路調教を進めていますが脚元や体調は安定しており、登坂ペースを少しずつ速めています。もう少し終いに余裕が出てくるのが理想ですが、継続して負荷を掛けることができている点は評価できるポイントです。余力があるタイミングでは弾力感溢れるいいフットワークで駆けることができており、このままペースに慣らしていくことで15-15の開始に備えていきたいところです。
今回は比較的甘めのコメントが並びました。中間にアクシデントのあった2頭は、まだ焦る時期でもないので、回復に専念できていれば良しとします。相変わらずレイリオン20だけは、本当に良さそうな感じです。15-15を始めてもコメントのトーンが落ちなければ本物でしょう。他の馬たちは、今回のコメントには割引が必要ですが、まずまずなのだと思います。全体として年末の悲惨さを考えれば、少しホッとしたというのが正直なところです。