IDEONのひとりごと

「Dreamers Again」管理人IDEONが綴る愛馬たちと一喜一憂の日々、その他思うこと感じること。

2011年総括

2011年12月26日 | 愛馬・クラブ馬
☆総合成績79戦15勝(勝率19.0%)

  震災の影響か、それとも出資馬減の影響か、あるいは両方か、
  3年ぶりに80戦を下回りました。
  昔は普通に勝率20%を越えていましたが、近年は数を使う
  関西馬中心の出資なので、勝率19%は悪くないでしょう。

☆主な重賞成績
  優勝 ラジオNIKKEI賞(GⅢ):フレールジャック
  優勝 ラジオNIKKEI杯(GⅢ):アダムスピーク
  2着 中山記念(GⅡ):キャプテントゥーレ
  2着 金鯱賞(GⅡ):キャプテントゥーレ
  2着 ステイヤーズS(GⅡ):イグアス

  優勝はGⅢまででGⅡだと2着止まり、GⅠはお呼びでなかったです。
  エースのキャプテントゥーレが引退し、3歳のフレールジャックと
  イグアス、2歳のアダムスピークが躍進して世代交代の年となりました。

☆年度代表馬:フレールジャック6戦3勝3着1回4着1回

  後半を盛り上げてくれました。着外は距離の向かなかった菊花賞(GⅠ)
  のみでラジオNIKKEI賞(GⅢ)の他、神戸新聞杯(GⅡ)3着、
  鳴尾記念(GⅢ)4着と力のあるところを見せてくれました。

☆勝ち上がり
  3歳馬:5月7日にイグアスとフレールジャックが揃って勝ち上がり
      出資馬全頭未勝利脱出。
  2歳馬:12月24日にアロヒラニが勝ち上がり、出資馬全頭未勝利脱出。

  ありがたいことに2世代続けて全頭未勝利を脱出してくれたので、
  来年のスーパー未勝利を気にすることがなくてホッとしています。
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今日の結果

2011年12月24日 | 愛馬・クラブ馬
◎アロヒラニ 優勝 12/24  久保田厩舎
24日の中山競馬では道中中団で脚を溜める。勝負どころでは外から進出して、直線では力強く伸びてセーフティリードを保ったまま優勝。「体力が付ききっていないためか、思ったよりも切れきれないところがありますし、自分で動いて行きたかったので外を回しました。能力を考えたらそれでも勝てると思っていましたし、それに馬もしっかりと応えてくれました。折り合いは心配するところがないですし現状でもいい馬ですが、まだこれから良くなってくれそうですね。後ほど先生から故障していると聞いて非常に残念な気持ちもありますが、まずはしっかりと治して一日でも早く戻ってきてくれればと思います」(田辺騎手)「まだこれからというところはありますが、それでも結果を残してくれたようにポテンシャルの高い馬ですね。ただ、レース後に厩舎で様子を見ていたところ歩様が芳しくありませんでした。直ぐに検査したところ、右前膝の一部分の骨が剥がれかかっていることがわかりました。そのままきれいに剥がれてくれれば回復は順調に行くでしょうが、まずは今後の状態を見ながら対応を考えていくことになります。ラロメリアより半年早く勝ち上がらせてあげられましたし、春が楽しみだと意気込んでいただけに残念です。また、会員の皆様にも申し訳ない気持ちです。ただ、幸いにも今日の競馬でしっかりと勝っていますし、それによって時間をかけてあげることが出来ます。これが勝っていなければ話がまったく変わってきますからね。よく今回で決めてくれました。時間をかけて良くなる血統ですし、夏から秋にかけて復帰して上がり馬として注目される存在に育てていければと思います」(久保田師)2戦目の競馬でしっかりと結果を残してくれましたし、春の競馬が楽しみでしたが、レース後に右前トウ骨遠位端の骨折が判明しました。今後の治療などについては今しばらく状態を確認してから決めていくことになりますが、しっかりと脚元を治して、再びターフで活躍してくれる日を待ちたいと思います。

◎アダムスピーク 優勝 12/24  石坂厩舎
24日の阪神競馬は好位で脚を溜める。直線で前が開くと一気に加速して優勝。「前回の勝ち方がよかったので楽しみにはしていましたが、期待通りの勝ち方をしてくれました。直線で一瞬進路が狭くなりましたが、開いてからは本当にいい脚を使ってくれました。何をすればいいか分かっている賢さがあり、身体能力も高い。スタミナもあるしクラシックを意識出来る馬ですよ」(ルメール騎手)「前回の勝ち方がよかったですし、もちろん期待はしていましたよ。それでも勝ち時計やキャリアを考えると半信半疑な面はありました。でも、今日のレースは予想を上回る内容での勝利でした。特に直線では狭いところを怯まずによく抜けてきてくれました。今のところこれといって注文をつける点はありません。賞金を加算することが出来ましたし、クラシックにも余裕を持ったローテーションで臨めます。いったん放牧を予定していますが、その期間中にもまだまだ成長してくれると思います。私事ですが区切りの400勝と誕生日ということもあり、今日の勝利は本当に嬉しいですね」(石坂師)毎年レベルが高く、クラシックの登竜門と呼ばれるレースに一戦一勝で臨みながら、文句無しの内容で見事に勝利しました。来春への期待は高まるばかりですが、まだまだ成長の余地もある馬ですし、寒い時期は無理をさせずに春の声が聞こえる頃に始動する予定です。

アロヒラニは、デビュー時からまだ続けて使えないことを指摘してきましたが、2戦目でやっちいましたね。勝ち上がってくれたので、慌てる必要はありません。じっくり治す間に心身ともに成長してきて欲しいです。
アダムスピークは、まさかキャリア1戦でラジオNIKKEI杯を制することが出来るとは想像していなかったので驚いています。レース内容も完勝で言うことはありません。まずは無事に冬を過ごし、来春を迎えて欲しいです。
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愛馬近況

2011年12月22日 | 愛馬・クラブ馬
◎ボタニカルアート:1月9日、中山、障害未勝利、ダ2,880m、横山義騎手
◎トゥリオンファーレ:1月14日、京都、岩清水S、芝1,600m
△リーチコンセンサス:NFしがらき
△ハーキュリーズ:山元TC
△イグアス:NFしがらき、2月18日、東京、ダイヤモンドS(GⅢ)、芝3,400m
△フレールジャック:NFしがらき、2月5日、東京、東京新聞杯(GⅢ)、芝1,600m
△カインバティック:NF天栄
◎ピュアソウル:1月9日、京都、福寿草特別、芝2,000m
◎アダムスピーク:12月24日、阪神、ラジオNIKKEI杯(GⅢ)、芝2,000m、ルメール騎手
◎フランベルジェ:20日帰厩
◎アロヒラニ:12月24日、中山、未勝利、芝2,000m、田辺騎手
△エアトゥーレ10:社台F
△ルミナスポイント10:NF空港
△グレイトフィーヴァー10:NF空港
△ヴァレラ10:NF空港
△フレンチバレリーナ10:NF空港

今週最後の出走予定は2歳馬2頭になりました。アダムスピークは2戦目でいきなり強豪相手となりますが、ルメール騎手が続けて乗ってくれますし、どこまで通じるか楽しみです。アロヒラニはそんなに続けて使えそうなイメージがないので、ここできっちり勝ち上がって欲しいです。デビュー戦は馬というより騎手が下手でしたので、田辺騎手の巻き返しを希望します。
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今日の結果

2011年12月18日 | 愛馬・クラブ馬
◎カインバティック 8着 12/18  尾形厩舎
18日の中山競馬では後方で力を温存しながら進む。直線で外から差を詰めようとするも、もうひと伸びがなく8着。「長距離戦でしたので特に折り合いに注意しながらじわっと進めました。道中のリズムは悪くなく、レースで動きがあったときも慌てることなく走れていました。ただ、手応え自体は悪くないものの、追い出してからの伸びはジリジリとしたものになってしまいましたね。展開もありましたが、手前もスムーズに替え切れていないし、もう少しパンっとしてくれれば前進してくれるはずです」(石橋脩騎手)「上手に乗ってくれているのですが、ワンパンチ足りないですね。残念ながら上位争いではないのですが、一回交わして前に出た馬にまた差し返されたりしているし、走りに頼りなさがあります。距離なのかは何とも言えませんが、気持ちの部分も含めてもっとグッと来るようになってほしいですね。どの条件を使ってもコンスタントに走ってくれるのですが、言葉を換えればどのレースでももう一押しが足りない。使ってきているので目に見えない疲れがあるのかもしれませんから、ここでひと息入れて、心身のリフレッシュを図ったほうが前進できそうな気がしますので、このあとは放牧に出したいと思います」(尾形師)長期休養明けからコンスタントに走り続けてくれる馬ですが、ワンパンチが不足したような走りになりがちです。目に見えない疲れも溜まってきているのかもしれませんので、ここでお休みにして来年に備える予定です。

◎トゥリオンファーレ 7着 12/18  音無厩舎
18日の阪神競馬では7着。「いい感じで追走できたんだけど、追ってからの手応えがもうひとつでした。スローペースの瞬発力勝負も厳しかったですし、久々も堪えた印象でした。大型馬なので叩いて良くなると思います」(秋山騎手)久々でも馬体は絞れていい雰囲気でしたが、最後は半年ぶりのレースということが影響したようです。今日は残念な結果になりましたが、叩いた次はもう少し素軽く動けるでしょうし、一度使った効果に期待したいものです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。

今日のところは2頭とも想定の範囲内ですが……なぜカインバティックは新馬勝ちした芝のマイル戦を使わないんだろう?
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愛馬近況

2011年12月15日 | 愛馬・クラブ馬
◎ボタニカルアート:3日帰厩
◎トゥリオンファーレ:12月18日、阪神、逆瀬川S、芝1,800m、秋山騎手
△リーチコンセンサス:NFしがらき
△ハーキュリーズ:山元TC
△イグアス:9日NFしがらき、2月18日、東京、ダイヤモンドS(GⅢ)、芝3,400m
△フレールジャック:NFしがらき、1月5日、京都、京都金杯(GⅢ)、芝1,600m
◎カインバティック:12月18日、中山、500万下、ダ2,500m、石橋脩騎手
△ピュアソウル:NFしがらき
◎アダムスピーク:12月24日、阪神、ラジオNIKKEI杯(GⅢ)、芝2,000m、ルメール騎手
△フランベルジェ:NFしがらき
◎アロヒラニ:12月24日、中山、未勝利、芝2,000m、田辺騎手
△エアトゥーレ10:社台F
△ルミナスポイント10:NF空港
△グレイトフィーヴァー10:NF空港
△ヴァレラ10:NF空港
△フレンチバレリーナ10:NF空港

今年もラスト2週、今週はトゥリオンファーレとカインバティックが出走予定。トゥリオンファーレは休み明けなので、次につながるレースを期待します。カインバティックは、距離、持つのかなぁ。
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愛馬近況

2011年12月15日 | 愛馬・クラブ馬
◎ボタニカルアート:3日帰厩
◎トゥリオンファーレ:12月18日、阪神、逆瀬川S、芝1,800m、秋山騎手
△リーチコンセンサス:NFしがらき
△ハーキュリーズ:山元TC
△イグアス:9日NFしがらきへ放牧予定、2月18日、東京、ダイヤモンドS(GⅢ)、芝3,400m
△フレールジャック:NFしがらき、1月5日、京都、京都金杯(GⅢ)、芝1,600m
◎カインバティック:12月25日、中山、500万下、ダ1,800m他
△ピュアソウル:NFしがらき
◎アダムスピーク:12月24日、阪神、ラジオNIKKEI杯(GⅢ)、芝2,000m
△フランベルジェ:NFしがらき
◎アロヒラニ:12月18日、中山、未勝利、芝2,000m
△エアトゥーレ10:社台F
△ルミナスポイント10:NF空港
△グレイトフィーヴァー10:NF空港
△ヴァレラ10:NF空港
△フレンチバレリーナ10:NF空港

今週の出走予定はありません。年内に出走の可能性があるのは多くて4頭、トゥリオンファーレ、カインバティック、アダムスピーク、アロヒラニですね。アダムスピークはルメール騎手でなさそうなので、鞍上が誰になるか心配です。
今年の後半を盛り上げてくれたイグアスとフレールジャックは、共に来年から始動ですね。短いですが、良い冬休みを取って欲しいです。
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今日の結果

2011年12月04日 | 愛馬・クラブ馬
◎アダムスピーク 優勝 12/4  石坂厩舎
4日の阪神競馬では五分のスタートから3番手につけ、スムーズに折り合って追走。直線半ばで追い出すと楽に後続を突き放して優勝。「スタートしてからスッと楽にいい位置へつけられたし、道中は終始スムーズでした。追ってからもしっかりいい脚を使ってくれましたし、ゴール後も止まらなくて押さえきれないぐらいすごいパワーでした。強い馬です」(ルメール騎手)「調教からいい走りをしていたので自信はあったけれど、期待どおりのレースをしてくれました。スッと好位で競馬ができるあたりはセンスも感じます。まだビッシリ仕上げたわけではないし、使ってもっと良くなってくると思いますよ。レース後問題がないようなら、ラジオNIKKEI杯へ向かいたいと考えています」(石坂師)初戦から好位で折り合い楽に抜け出すセンスの高いレースぶり。ジョッキーもその素質を高く評価しており、今後の活躍が楽しみでなりません。このあとはトレセンに戻って馬体を確認し、問題ないようなら24日の阪神競馬(ラジオNIKKEI杯2歳S・芝2000m)に向かう予定です。

◎リーチコンセンサス 7着 12/4  平田厩舎
4日の阪神競馬ではスタートから無理に行かせず後方を追走。3コーナー手前から徐々に進出し、直線はよく伸びたものの前も止まらず7着。「どの位置からでも競馬はできると聞いていたのですが、ゲートを出てから馬があまり行こうとしなかったので、無理せず後ろから進めました。今日は流れも向かなかったけれど、最後はジリジリ伸びているし、力のある馬だと思います」(ハナガン騎手)「馬場入りから返し馬まで、ちょっと行きたがるようなそぶりを見せていたので、ジョッキーもちょっと構えてしまったのかな。後ろからでも溜めれば切れる馬だけど、さすがに先行有利であれだけ離れてしまうと厳しい。状態は良かっただけに残念です。引退時期までそう時間がないし、ここでひと息入れて万全な状態にしていきたいと思います」(平田師)初騎乗のジョッキーというこもあったのでしょうか、スタートから行く気を見せず、予想以上に後ろからのレースになりました。結果的に流れも合わず、力を出し切れない内容になってしまいました。なんとか巻き返すためにも、ここでひと息入れて心身ともにリフレッシュする予定です。

アダムスピークは強かったですね。いわゆる初戦用の仕上げで、勝負は2戦目と思っていたのですがあっさりでした。次走でいきなりラジオNIKKEI杯はどうかと思いますが、もう1度ルメール騎手に託すことが出来るのは心強いです。リーチコンセンサスは残念でした。調教師は初騎乗の騎手だからこそ「どの位置からでも競馬はできる」などという曖昧な伝え方ではなく、はっきりと先行策を指示すべきでしたね。一流騎手が乗ればひっかからないというのはわかっていたはずで、だからこそのWSJS参戦だったと思うので、なんとも消化不良なレースになってしまいました。京都牝馬Sには間に合わないだろうなぁ……。
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今日の結果

2011年12月03日 | 愛馬・クラブ馬
◎アロヒラニ 3着 12/3  久保田厩舎
3日の中山競馬では好スタートを切り、好位の内々をロスなく進む。直線で立て直す不利もあり、じりじり伸びるが3着まで。「直線で狭い場所に入ってしまい立て直すロスはあったけど、そこからが思ったほど弾けてくれなかったですね。まだトモの緩い馬ですし、軽い走りをするので今日のような馬場よりも、パンパンの馬場の方がいいタイプなのでしよう。それでも、スタートから少し出して行っても引っかからなかったですし、非常に乗りやすかったです。競馬センスの高い馬ですし次走ではもっといい競馬ができると思います」(田辺騎手)「ん~、直線で狭くなったのは相手に上手くやられた部分もあったからともかくとして、前が開いてからは思ったほど弾けなかったですね。ラロメリアの2戦目のような感じ。状態は良かったのですが、結果からするとやはり懸念していた馬場の影響もあったのでしょう。一度使ってガラッと変わってくれるはずだし、次で悔しさを晴らしたいですね。距離は2000mくらいも対応できる馬ですし、馬の状況を見ながら次走を決めていくつもりです」(久保田師)期待のかかるデビュー戦でしたが、馬場が悪くなってしまったこと、直線で閉められる不利があったのも影響して最良の結果までは出すことができませんでした。ここまで順調に来れたものの、まだ良くなる余地を残している馬です。まずは初勝利を目指して、その後さらに活躍できるように成長させていければと思っています。このあとはタフな馬場を使ったあとなのでよく状態を見てからになりますが、問題ないようならば年末年始あたりの競馬を目指していくプランを持っています。

◎カインバティック 8着 12/3  尾形厩舎
3日の中山競馬では中団やや後方を進み、勝負どころで動いていくが、最後は差を詰められずに8着。「東京で乗せていただいたときもそうでしたが、軽い馬場よりはパサパサのダートのほうがいいですね。芝で勝ったことがある馬ですがフットワークからそう感じます。今日は終始包まれるような形で走りづらいところもありましたから、もう少し楽な形に持ち込めていれば違ったと思います。東京では走りがぎこちなくて手前を前だけ替えてトモは替えてないとか、逆にトモは替えても前を替えないようなところがあったのですが、今回は大丈夫でした。距離はもう少しあっても対応できそうな印象ですし、条件がうまく整えば頑張れる馬です」(吉田豊騎手)「今日は終始前に馬がいて砂を被るような形になってしまいました。出せたと思ったらまた違う馬に被ってとスムーズにいけませんでした。まわりに馬がいて、前から砂を被ってしまうと進んでいきにくくなりますからね。また、今日も雨が降ってしまいました。本来はもっとパサパサのダートで走らせたい馬ですから、今日は可哀想でした。いい形でレースができれば巻き返せるはずです」(尾形師)初めての右回りコースでのレースでしたが、走り自体は悪くないものでした。しかし、終始囲まれたり、砂を被る形になってしまいましたし、いいと思われる乾いた馬場で走ることができずに持ち味を発揮し切れませんでした。今後は馬の状態と出馬状況を見ながらになりますが、いい条件が揃って巻き返してくれることに期待したいと思います。

◎イグアス 2着 12/3  角居厩舎
3日の中山競馬では中団やや前目の位置で流れに乗る。2周目の向こう正面でレースは動き出すが、仕掛けを遅らせて4角付近から勝ち馬を目がけて動いていく。しかし、最後は脚色が一緒になり2着。「悔しいですね。先に先頭に立つのは苦しくなるから嫌だな、誰かを追いかける形が良いなと思っていたところでマイネルキッツが上がっていったので“ヨシ。あとはこの馬を交わすだけだ”と思っていたんですけれどね。返し馬ではきれいな走りをするから道悪はどうかなとと心配していたのですが、スタッフさんたちのなかではこなしてくれそうという意見でした。実際、大丈夫でしたね。直線ではいい伸びを見せてくれているんです。交わせるかなと思ったんですが、やはりそこはG1馬。最後は相手の力が上でしたね。でも、この馬も良くなってくる馬ですし、楽しみですね。機会があればぜひまたお願いします」(吉田豊騎手)「あと少しのところまで来ていただけに悔しいですね。スタートから折り合っていましたし、2周目の1コーナーで外から来られた時に一瞬だけハミを噛んではいましたが、鞍上が手綱を引いたらすぐにまた折り合いましたからね。マラソンレースは合いますし、来年の春には天皇賞を目指したいですね。そのためにはもう少し賞金を加算する必要があるでしょうから、うまくレース選択を行っていきます。年明けに長距離のレースがありますからまずはそこを目指したいと思います」(角居師)果敢に格上挑戦しましたが、タフな馬場を苦にせず、歴戦の古馬たちに一矢報いるような頑張りを見せてくれました。賞金を獲得したことからオープン馬の仲間入りを果たしましたが、春の大目標に設定した天皇賞・春への出走をより確実なものにするにはさらに賞金を加算する必要があるでしょう。このあとは早ければ年明けの長距離戦を目指す予定ですが、状態をよく見ながら調整過程を決めていきます。

◎フレールジャック 4着 12/3  友道厩舎
3日の阪神競馬では五分のスタートから馬群の内目を追走。直線は窮屈な場面もあったが、最後はジリジリと伸びて4着。「道中で上手く馬の後ろに入れられたのでヨシッと思ったのですが、ずっとハミを噛んでいて、まったく抜ける瞬間がありませんでした。前走は行かせるだけ行かせましたが、さすがにこの距離で好きに行かせてしまうと今後に我慢が利かなくなってしまいますし、ギリギリまで抑えていました。この距離ならばと思っていたのですが、現状ではマイルのほうが競馬がしやすいのかもしれません。道中はチグハグになってしまいましたが、それでいて終いに伸びてくるのですから、やはり力はある馬です」(福永騎手)「3000メートルを使ったあとなので楽に折り合えるかと思ったのですが、どうにも行きたがって我慢がきかなかったようです。道中はうまく馬の後ろにつけていたので、ある程度のところで放して行ってしまっても良かったのかもしれませんが、前走に続いてそういうレースをするとこの先に大きな影響が出てしまいますから、ジョッキーもエンジンのかかりが遅いのを承知で敢えて教え込んでくれたそうです。このあとは一度放牧に出して気持ちをリセットしてあげたいと思います。問題なければ長い休養にはしないつもりですが、いずれにせよ今日の競馬が次につながるよう、こちらもしっかり調整したいと思います」(友道師)適距離に戻って期待の大きな一戦でしたが、道中ハミを噛んでしまい、我慢の利かない走りになってしまいました。残念な結果ではありましたが、ジョッキーも先々を考えた乗り方をしてくれましたし、課題が見えている分、今後の伸びしろも大きいはずです。ひと息入れてからの巻き返しに期待したいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから決定しますが、一度放牧に出してリフレッシュさせる予定です。

アロヒラニは終始勝てる位置でレースを進めていたのですが、勝負どころで内1頭分のスペースがありながら突っ込むことができなかったのは、騎手が未熟としか言い様がありません。デビュー戦でそれなりの力は見せたと思うので、次は勝てる騎手でお願いしたいです。カインバティックは見せ場無く終わってしまいました。個人的には芝のレースに戻って欲しいですが、次もダート戦でしょうからせめて先行策を願います。イグアスは惜しかったですね。勝ち馬が動いた時に「動け~」と叫んでいたのですが、反応がひとつ遅かったのは、古馬のGⅠ馬と3歳の条件馬との差なのでしょう。吉田豊騎手が3コーナーからは追い通しで無尽蔵のスタミナを見せてくれました。今の番組編成だとオープンクラスでなければ長距離戦がありませんので、賞金加算できたのも良かったです。来春がとても楽しみになりました。フレールジャックは、同世代の3頭の後塵を拝すこととなりました。長期休養明けのレッドデイヴィスや1kg重いサダムパテックに負けたのですから、今日のところは完敗です。デビュー以来の最低体重で身体もギリギリだったと思われますので、放牧して心身ともにひとまわり大きくなって帰ってきて欲しいです。
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1歳馬たち

2011年12月02日 | 愛馬・クラブ馬
◎エアトゥーレ10(父アグネスタキオン)
2011/12/2 社台F この中間も順調に調教を続けており、常歩3000m、ダク1200mと周回コースでハッキングキャンター1200mを消化しています。また、直線ダートコース(1000m)では毎日1本、ハロン18秒ペースに上げてキャンター調教を行っています。乗り込みを進めつつ、現在の馬体重は460㎏と増やしています。まだ成長の余地が大きく残されている印象ですが、現状での走りは早くも安定していることから、今後どのように進化していくのか非常に楽しみになってきました。

◎ルミナスポイント10(父クロフネ)
11/30  NF空港 馬体重:456kg  この中間も順調に調教を積んでおり、現在は1000m周回ダートコースをスローキャンターで2周半しています。トビが大きいので狭いロンギ場より、周回ダートコースの方が動きやすそうです。馬体重が示すように、馬格のわりに幅がない印象を受けるので、今後は深いダートコースでじっくり乗り込むことでパワーアップを図る予定です。北海道の気候は寒くなってきましたが、毛ヅヤも良好で体調面に不安は全くありません。

◎グレイトフィーヴァー10(父スペシャルウィーク)
11/30  NF空港 馬体重:455kg  現在は週3日角馬場でのフラットワークをこなしており、残りの3日は900m屋内坂路コースをハロン20秒で1本元気に駆け上がっています。ウッドチップコースでの調教も難なくこなしており、登坂する脚取りも安心して見ていられるものとなっています。騎乗者の指示にも機敏に反応しており、走ることに対するセンスの高さは疑いようがありません。前向きな気性ですので、折り合いをつけることを重点に今後は進めていきます。兄に非凡な競馬センスを発揮していちょうステークスを制したアーデントがおり、自ずと期待は高まります。

◎ヴァレラ10(父マンハッタンカフェ)
11/30  NF空港 馬体重:495kg  現在は週3日900m屋内坂路をハロン18~20秒で1本元気に駆け上がっており、残り3日は周回コースでスローキャンター調整をこなしています。緩かった馬体は徐々に引き締まってきており、トレーニングの効果が如実に現れています。前進気勢が強く手応えは良いのですが、まだ体の成長が追い付いてきていない現状です。基礎的なものを培っていく意味でもしばらくは調教ペースを上げることなく、更なる成長を促しつつじっくり進めていきます。

◎フレンチバレリーナ10(父ディープインパクト)
11/30  NF空港 馬体重:406kg  すでに初期馴致を無事に終えており、現在は角馬場でのフラットワークとトレッドミルを併用して進めています。まだ力強さに欠ける部分はありますが、走りはとても柔軟性に優れており、惚れ惚れするキャンターを披露しています。気の強い一面を見せていますが、調教に対しては前向きで、レースに行っての勝負根性に転化されることでしょう。今後も基礎体力の強化をメインにじっくりと進めていきます。

今年もまた、1歳馬たちを横並びで紹介できる季節がやってまいりました。今年は5頭の大所帯となりましたが、いずれも無事に初期馴致を終え、今現在も大きなアクシデントなく来ているので何よりです。今の時点では全てがGⅠ馬候補生(笑)!この冬にしっかりと基礎を養い、来年のデビューを目指して欲しいです。
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愛馬近況

2011年12月01日 | 愛馬・クラブ馬
○ボタニカルアート:3日帰厩予定
◎トゥリオンファーレ:12月18日、阪神、逆瀬川S、芝1,800m
◎リーチコンセンサス:12月4日、阪神、ゴールデンホイップT、芝1,600m、ハナガン騎手
△ハーキュリーズ:山元TC
◎イグアス:12月3日、中山、ステイヤーズS(GⅡ)、芝3,600m、吉田豊騎手
◎フレールジャック:12月3日、阪神、鳴尾記念(GⅢ)、芝1,800m、福永騎手
◎カインバティック:12月3日、中山、500万下、ダ1,800m、吉田豊騎手
△ピュアソウル:NFしがらき
◎アダムスピーク:12月4日、阪神、新馬、芝2,000m、ルメール騎手
△フランベルジェ:NFしがらき
◎アロヒラニ:12月3日、中山、新馬、芝1,800m、田辺騎手
△エアトゥーレ10:社台F
△ルミナスポイント10:NF空港
△グレイトフィーヴァー10:NF空港
△ヴァレラ10:NF空港
△フレンチバレリーナ10:NF空港

今週は6頭出走予定、今年最後のヤマですね。リーチコンセンサスは騎手に左右されるところがあるので、英国トップジョッキーのハナガン騎手は願ったり叶ったりです。イグアスは無尽蔵と言われたスタミナを生かして、格上の相手に別定のGⅡでどれだけの競馬が出来るか、とても楽しみです。フレールジャックは予定通り鳴尾記念です。強力メンバーが揃いましたが、適距離に戻ればここでも一枚上だと信じています。カインバティックは、本当にダートがいいかはまだ未知ですが、前進を期待しています。アダムスピークは阪神芝2,000m戦デビュー、さすがにメンバーが揃った感もありますが、雰囲気からは、こちらもA級馬の予感です。アロヒラニは中山1800mデビュー、素質はありそうですがまだ続けて使えそうもないので、まずはデビュー勝ちを狙いたいです。
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