２週続けて逃げ切り

ＮＨＫマイルＣ（ＧⅠ）のミッキーアイルに続いて
ヴィクトリアマイル（ＧⅠ）のヴィルシーナも逃げ切り勝ちでした。

本来ならＧⅠの大舞台で府中の長い直線を逃げ切るのは難しいのですが、
よほど馬場がいいのでしょう。前が止まりません。

この傾向は１週間くらいでは変わらないと思います。
ましてやオークス（ＧⅠ）はども馬も走ったことのない２４００ｍに
臨むので、レースが先行有利のスローペースになるのは必至です。

勿論、ハープスター陣営は百も承知でしょうから、私が心配する必要は
ないのでしょう。

ただね、私が初めて見たオークスは、チューリップ賞→桜花賞を連勝して
断然の単勝オッズ２．１倍で迎えたシスタートウショウが、３角まで
最後方（４角１５番手）から上がり３ハロン３４秒６の怒涛の追い込みを
見せるも、逃げたイソノルーブルにハナ差で届かなかったレースだったので、
来週はそうならないことを願います。

天皇賞（春）

ＪＲＡのコマーシャルが、メジロマックイーンＶＳトウカイテイオー、いわゆる「世紀の対決」だった。

天皇賞（春）連覇のかかるメジロマックイーンを抑えて１番人気に押されたのが、１つ年下で前年のダービー馬トウカイテイオーだった。トウカイテイオーはステップレースの大阪杯を快勝して堂々と主役の座を射止めて臨むが、結果はメジロマックイーンの連覇達成、一方のトウカイテイオーはいいところなく馬券に絡めずも掲示板に載るのがやっとだった。そしてトウカイテイオーはレースの数日後に骨折判明……。

果たして今年の天皇賞（春）、上記のメジロマックイーンをフェノーメノに、トウカイテイオーをキズナに置き換えるとそのまま当てはまる。う～ん、ＪＲＡ恐るべし。

顕彰馬

エルコンドルパサー

順当です。引退してもう１５年も経ったんですね。ようやくというか遅すぎるくらいです。

これまで何度も最多得票を獲得しながら、選出要綱の得票率７５％をわずかに下回りその座を逃していたが、「本年は、ＪＲＡ６０周年記念事業の一環として、例年１人あたり２頭までの投票のところ、最大４頭に拡大し、投票を行いました。」とあるので、ＪＲＡが救済に動いたとも言われていますが、もしそうだとしたらそれは英断でしょう。

戦績は１１戦８勝、ＧⅠは３勝と少ないが当時は外国産馬がクラシックに出られなかった時代。国内では３歳時に当時手がつけられないほど強かった１つ上のサイレンススズカに逃げ切られた以外は負けていないし、サンクルー大賞に勝って凱旋門賞であわやの２着。同期にグラスワンダーやスペシャルウィークなどの強豪がいた中での戦績だから、数字以上に光るものがあったしね。

加えて来年はオルフェーヴル、ロードカナロア、そのあとはジェンティルドンナなども控えているので、今年を逃せば選出規定の引退後２０年以内を過ぎてしまう可能性も高く、実質的にはラストチャンスだったかもしれないと思うと本当に良かったね。

顕彰馬はエルコンドルパサーを含めてもわずかに３０頭。認知度の高い年度代表馬が５４頭いることからもその価値は高い。府中に真新しい銅像が出来たら、見に行こうかな。

皐月賞

イスラボニータ、強かったですね。

募集時には牧場で少しくらいは見ているはずなのですが、
記憶のかけらもない時点で、私はすでに負けています。（笑）

イスラボニータはフジキセキのラストクロップで、当のフジキセキは皐月賞目前に
屈腱炎で４戦４勝のまま引退、最後の最後に皐月賞馬を輩出したことも、
皐月賞初勝利の蛯名騎手が、フジキセキのデビュー戦に騎乗していたことも
めぐりあわせでしょうか。

２着トゥザワールドも伸びているのですが、あれで負けては仕方がないでしょう。

単勝１０倍以下５頭で大混戦と言われた今年の皐月賞ですが、終わって見れば
人気の２頭でしたね。しかし負けた組にも、東京の広いコースで距離が
伸びて良さそうな馬が何頭もいますので、日本ダービーはまた大変なことに
なりそうです。

訃報 青木 芳之騎手 逝去

ＪＲＡ所属騎手　青木　芳之（あおき　よしゆき）殿（３５歳）は、神奈川県横浜市内で逝去されましたので、謹んでお知らせいたします。　（ＪＲＡホームページより）

愛馬成績１８戦５勝（勝率27.8%）

少なくとも私の愛馬成績に関しては、一流騎手の戦績でした。私のマイミクさんでしたので、多少は存じ上げているのですが、印象としては真面目すぎて色々と考え込むタイプの人でした。年の瀬に残念なニュースですが安らかに眠って欲しいと思います。

合掌

ジークジオン

京都４Ｒの勝馬の名を見て驚いた。その名も「ジークジオン」、
馬名申請の際、どんな説明文をつけたのだろう？
まさか「立てよ、国民よ！！！」？
こりゃあ、ＧⅠに出てきてもらうしかないな。

そう言えば、東京１１Ｒに「シャア」ってのがいたな。
「通常の３倍のスピード」にあやかりたいってとこだろう。
こちらは既にオープン馬、遠くない日にＧⅠに出てくるかもね。

いずれにしても、ガンダム世代が馬主になっているということだね。
いいなぁ。

ジークジオン
http://db.netkeiba.com/horse/2009101396/

シャア
http://db.netkeiba.com/horse/2006105771/

イブキマイカグラ

急性心不全のため死亡。
綺麗な栗毛、小さな身体、そして強烈な末脚が武器のとても魅力的な馬でした。

西の２歳王者（阪神３歳Ｓ覇者）として東の２歳王者リンドシェーバー
（朝日杯３歳Ｓの覇者）との一騎打ちを制した弥生賞、思えば以後現在まで
続いている西高東低時代の幕開けを象徴するレースだったと思います。

私が初めて競馬場へ足を運んだＮＨＫ杯では、４コーナーをまわる時に
一瞬ターフビジョンの外へはみ出したと思ったら、大外からもの凄い脚で
追い込んで来ました。ダービーへ向けてトウカイテイオーに対する皐月賞
（４着）の屈辱を晴らす強烈なデモンストレーションだったのですが……。

その後も、善戦すれども直線があと５０ｍ足りない、
そんなレースが続きましたね。一時代を彩る記憶に残る名馬でした。

冥福を祈ります。

金杯で惨敗

今年は例年より１日開催が早かったということもあるのですが、
金杯の日に仕事が休みだったという記憶はあまりありません。
今年は珍しく休みだったこともあり、錦糸町へ行ったついでにウインズへ。

そう言えば立川に居た頃は、会社からもらったお年玉（正月手当てを
現金でくれた）を握り締めて昼休みにウインズへというパターンでしたし。（笑）

で、結果は……。（^^；
そう言えば昔から金杯は当った記憶がありませんね。
まぁ、こんなところで運を使わなくて良かったと、自分を慰めておきましょう。

第１弾 皐月賞

いよいよクラシック三冠レースの第１弾「皐月賞」ウィークが来た。
とはいえ、皐月賞どころか、ダービーと菊花賞を含めても
愛馬たちの成績は散々だからね。特に意識している訳ではないけれど、
負けが続くほど、プレッシャーがかかってくるのかな？

【過去成績】
1999年　皐月賞　タイキヘラクレス　１１着
2004年　菊花賞　トゥルーリーズン　１７着
2005年　皐月賞　ペールギュント　　　６着
2005年　ダービー　ペールギュント　　１５着
2006年　皐月賞　インテレット　　　　８着
2006年　菊花賞　インテレット　　　　６着
2007年　ダービー　プラテアード　　　１８着

気がつけば今年で５年連続になるんだね。今年はキャプテントゥーレで
挑戦するけれど、うちのはあくまで挑戦者、気楽に楽しませてもらおう。

今年のブリーダーズカップ

随分古い話題なんですが、今年は新たに３レースが新設されて、
ブリーダーズカップは全部で１４レースになるんですね。
たった２日間でＧⅠレース１４個ですから凄いことです。

同じＧⅠレースと言っても欧州のグループと違って、北米のグレード
レースはたくさんあって、ＧⅠでもピンからキリまであるのですが、
高額賞金のブリーダーズカップですから、うらやましい限りです。

日本も秋のＧⅠシリーズの真っ只中なので、遠征するのはなかなか
難しいと思いますが、強い馬たちには是非、挑戦して欲しいですね。
その中に自分の愛馬がいれば最高なんですけど……それは夢ですかね。（笑）

ブリーダーズカップ2008
◎10月24日(金)
BCダートマイル(3歳上、ダート8f70y)
BCフィリー＆メアスプリント(3歳上牝、ダート6f)
BCジュヴェナイルターフ(2歳、芝8f)
BCターフスプリント(3歳上、芝6.5f)
BCジュヴェナイルフィリーズターフ(2歳牝、芝8f)
BCダートマラソン(3歳上、ダート12f)
◎10月25日(土)
BCクラシック(3歳上、米G1・ダート10f)
BCターフ(3歳上、米G1・芝12f)
BCディスタフ(3歳上牝、米G1・ダート9f)
BCマイル(3歳上、米G1・芝8f)
BCスプリント(3歳上、米G1・ダート6f)
BCフィリー＆メアターフ(3歳上牝、米G1・芝11f)
BCジュヴェナイル(2歳牡セン、米G1・8.5f)
BCジュヴェナイルフィリーズ(2歳牝、米G1・8.5f)

対岸の火事【個人的憶測】

ダーレー・ジャパン・ファーム（ＤＪＦ）が、中央競馬の馬主登録抹消の手続きを行った。３年越しでようやく獲得したものを、こうもあっさり手放したのは、シェイク・モハメド殿下のアドバイザーであるジョン・ファーガソン氏とＤＪＦ代表の高橋力氏の確執によるものであることは、想像に難くない。

今月１日に急進派のファーガソン氏が穏健派の高橋氏ＤＪＦの関連会社であるダーレー・ジャパン（ＤＪ）の会長職を解任したことに対する報復というか、抵抗ということなのではないだろうか？

ＤＪがダーレーグループの事実上の日本現地法人であるのに対して、ＤＪＦは高橋氏が９０％出資（残る１０％はノンバンク）会社なので、ダーレーグループが依然として中央馬主への強い意志を持っていたとしても、ＤＪＦの抵抗を止めることは出来なかったということではないだろうか。

問題はＤＪの今後の対応である。ＤＪは地方競馬の馬主資格を持つ１００％子会社のダーレー・ジャパン・レーシング（ＤＪＲ）を所有する。今後は高橋氏に変わる日本人共鳴者を探して、こちらから再び中央馬主への道を探ってくることになる可能性が高いが、簡単に認められるという訳にはいかないだろう。

ＤＪＦが所有するアドマイヤムーンは引退してダーレージャパンが買い取り種牡馬となることが既に決まっているが、シーチャリオットやフリオーソなどは、ＤＪＲに戻ることになるのだろうか？ＤＪＦの為に馬房を空けていたと噂される山内厩舎はどうするんだろう？ＤＪＦの中央参戦に合わせて来春から中央入りする予定の内田博幸騎手はどうするんだろう？クラブ運営にも興味を持っていたと言われている高橋力氏の動向も気になる。

いずれにしても、ダーレーグループの中央競馬進出は一時停滞という見方でいいんじゃないかな。

馬インフルの代替競馬

性懲りもなく、またタラレバの不毛な話題に触れます。

この時期になって、ようやくこの話が表に出てきたということは、
次開催から年末までの間にやってしまおうということでしょうね。

狙いはズバリ「３場開催」！
競馬が中止されたのは８月１８、１９日の新潟、小倉、札幌の
各競馬延べ６日間で、その新潟、小倉、札幌が今週末で閉場されることと
中央場所が常時開催であることを考えると、矛先は福島と中京へ向く訳です。

４回東京・京都の開幕週は３日間開催でいいとして、３回福島が始まるのは
２週後、また、３回福島と３回中京の間が２週間空いていることを考えると、
１０月１０日・１１日、１１月１７日・１８日・２４日・２５日、計６日間、
福島と中京で代替開催すれば、上手く収まるのではないでしょうか？

競馬

見ていないと、色々な意味でどんどんわからなくなるなぁ。

馬券も

サッカーくじを見習って、一般の人が普通に
買いたくなるような馬券を考えたらどうだろう？

１日の１着馬を全部当てるとか、
メインレースの全着順を予想するとか……。

複数のレースの１着馬を当てる馬券は、海外にはあるよね。

当選金額の最高限度額を１０億円とかにすれば、
売れると思うんだけど。

で、賞金や手当てを増やす。(笑)

田中勝春騎手

９２年安田記念以来ですから、何と１５年ぶりのＧⅠ優勝でしたね。

関東では数少ない信頼度の高い騎手の一人なのですが、これで
ＧⅠになると今イチという評価を払拭できるような気がします。

２０００年頃に殻を１枚破ったと感じていたのですが、
クラシック騎手となったことで関西有力馬の騎乗も増えるでしょうか。
重賞も年平均３勝くらいでしたが、今年は皐月賞で早くも３勝目、
初の年間１００勝や関東リーディングを狙えるかもしれません。

これからの一層の活躍が楽しみです。

うちの馬にも乗ってね。