２０１０年 総括

あっという間に、今年も終わってしまいました。ええまぁ、正確に言えば
あと何日かは残っているのですが、競馬の番組がない以上、私にとって
今年は終了なのです。

さて、今年を総括するにあたって、年初に立てた目標を思い出してみましょう。

１．「ＧⅠ」優勝　（未達成）
やはりＧⅠは簡単には勝たせてもらえませんね。ＧⅠ唯一の出走馬が
キャプテントゥーレで、出走した２回が安田記念と天皇賞（秋）ですから、
よりによって２回とも苦手な東京コースでは厳しかったです。来年あたり、
そろそろ勝ちたいです。

２．７年連続「重賞」優勝　（達成）
そのキャプテントゥーレが朝日ＣＣを連覇してくれての達成、有難いことです。
ただ、重賞出走馬がキャプテントゥーレの他に２歳馬のカインバティックだけ
ですから、来年は全体の底上げを切望します。

３．年間１０勝　（未達成）
２ケ月を残して王手をかけた時はいけると思ったのですが、最後は流れも
悪くなり、結局９勝で止まってしまいました。出資頭数も減っているので、
来年は一層厳しくなりますが、個々の奮起に期待します。

４．通算１０００戦　（達成）
敢えて目標とする必要もなかったかもしれませんが、頑張ってくれた全ての
愛馬たちに感謝します。

今日の結果

◎プラテアード　４着　12/26　栗東ＴＣ
２６日の阪神競馬ではスタートから楽な手ごたえで前へ行き、最初は無難に飛越をこなしていたが、２番手以下を大きく離すとジャンプのたびに逃避するような格好に。いったん下げて前に馬を置いてレースを進めたが、前を捕えるまでには至らず４着。「前に馬を置きたかったのですが、スピードの違いでハナへ。１頭になると飛びが不安定で、右に右にと飛越してしまいました。なんとか下げて前に馬を置いてからは戻りましたが、今日はいつもの飛越ができませんでした」（横山義騎手） 今日は脚力の違いがアダになってしまい本来の飛越ができませんでしたが、リズムに乗れない中でも４着に粘るあたりに地力の高さを感じます。スムーズなら勝ち負けできたはずですし、次走以降に改めて期待したいところです。このあとは馬体をしっかり確認してから今後の方針を検討します。

◎トゥリオンファーレ　７着　12/26　音無厩舎
２６日の小倉競馬ではスタートは決まったものの外枠の影響でいいポジションを取れず後方からの競馬。折り合いをしっかりとつけて末脚にかけるも７着まで。「今日は外枠だったこともあってスタート後の位置取りが悪くなってしまいました。無理に押していってリズムを壊すことは避けたかったので、結果的に折り合いをつけて末脚を伸ばすような競馬になりました。最後はいい脚を使ってくれているだけに悔やまれます。初めて乗せていただきましたが、すごく走りそうな雰囲気のある馬ですし、結果を出したかったですね」（丸山騎手）叩き三戦目で気配も上向いており、前進を期待しましたが、残念ながら結果に結びつけることはできませんでした。今日はジョッキーのコメントにもあったようにスタート直後にいい位置を取れなかったことが大きな敗因で、馬の状態は良化していました。この後はレース後の状態をよく確認して決めていきますが、いい雰囲気を活かして次走の巻き返しに期待したいと思います。

共に不完全燃焼という結果に終わってしまいました。プラテアードは、ここでも能力は通用するので、一にも二にもメンタル面ですね。次走に期待します。トゥリオンファーレは道中後ろすぎですがそれは結果論、やはり東京、京都、阪神のマイル戦にこだわって使った方が良さそうです。

今日の結果

◎ティフィン　12/25　松元厩舎
２５日の小倉競馬ではスタート後押していくも後方からの競馬。３角から徐々に追い出され少しずつ前進を図るも１０着まで。「極端な競馬をしてほしいとの指示だったので出していきたかったのですが、案外いけなかったですね。輪乗りの時点から周りを気にする雰囲気は感じましたし、カラ馬が近くにいたのもあって、道中はできるだけスムーズに走らせることを意識しました。３コーナーからはふかすようなイメージで追い出しましたが、最後バタバタになった訳ではありませんし、久々にしては頑張っていると思います」（酒井騎手）久々ながら太め感はなく、パドックでも落ち着いていて、まずまずの雰囲気でレースに臨みました。繊細な面のあるこの馬にとっては、スタート直後のカラ馬の存在は影響がなかったとは言い切れないかもしれませんが、ジョッキーは極力負担にならないようなレース運びをしてくれましたので、ひとつ使っての良化に期待したいと思います。この後はトレセンに戻って、レース後の様子を見て決めていきます。

以前は５００万条件ならいつでも突破できると思っていたのですが、現状、こんなものなのかもしれません。あと何回使ってもらえるだろうかというレベルですが、まずは次走での前進に期待します。

愛馬近況

◎プラテアード：１２月２６日、阪神、障害オープン、ダ３，１１０ｍ、横山義騎手
△キャプテントゥ－レ：山元ＴＣ
△ボタニカルアート：山元ＴＣ
△タイキヴァルト：グリーンウッド
△フェルミオン：スピリットＦ
◎トゥリオンファーレ：１２月２６日、小倉、筥崎特別、芝１，８００ｍ、丸山騎手
△リーチコンセンサス：ＮＦしがらき
◎ティフィン：１２月２５日、小倉、５００万下、ダ１，７００ｍ、酒井騎手
△ヴァルガリス：吉澤Ｓ
△ハーキュリーズ：山元ＴＣ
△イグアス：ＮＦしがらき
◎フレールジャック：２２日、帰厩
△カインバティック：山元ＴＣ
△ヒストリックスター09：ＮＦ早来
△シンハリーズ09：ＮＦ空港
△ムガメール09：ＮＦ空港
△ファインセラ09：ＮＦ空港

今年もいよいよ最終週、３頭も出走出来るのは有難いことです。プラテアードについては、能力は足りると思うのでメンタル面の弱さを横山義騎手の技量で補ってもらえればチャンスは生まれるでしょう。トゥリオンファーレは舌の根も乾かぬうちまた千八ですか……、まぁ、小回りの小倉ならやれるでしょう。ティフィンは背水の陣、状況は厳しいです。

今日の結果

◎トゥリオンファーレ　４着　12/12　音無厩舎
１２日の阪神競馬では五分のスタートから中団につけるものの、思うように前に行けずやや後方の位置取り。直線に入ってジリジリと伸びたが４着まで。「ある程度前めの位置で運んでほしいという指示だったのですが、道中フワフワと遊びながら走っていて、全然行く気を見せてくれないんです。切れるタイプではないだけに、位置取りの差が結果に響いてしまいました。いい馬に乗せていただいたのに申し訳ありません」（松岡騎手）「もう少し前で競馬をしてほしかったんだけど、どうも走りに集中し切れていないところがあるようで後ろからになってしまったからね。直線も無理矢理外に出すわけにもいかないだろうし、仕方なかったかもしれません。今日は位置取りの差で負けてしまったけれど、やはりマイルは見どころがあるし、これからもマイルにこだわって使っていくつもりです」（音無師）想定外の後方からの競馬になってしまったことで、この馬の持ち味であるしぶとさが活かせませんでした。とはいえ、マイルなら崩れることなく走れることも分かりましたし、今後につながるレースはできたと言えるでしょう。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討しますが、今のところ在厩のまま次走に向けて調整していく予定です。

◎エアリアルショット　１３着　12/12　村山厩舎
１２日の小倉競馬では中団から競馬を進める。勝負どころでペースがあがると騎手が懸命に追うも反応がなく１３着。「スタートはモサッと出てあまりよくなかったですが、その後の行きっぷりはよかったですよ。少し体が絞れて動けるようになっていたのでしょう。ただ、勝負どころでペースがあがると着いて行けなくなってしまいました。ジリジリとした脚を使うタイプなので、途中から一気にペースがあがる展開はあまり向かないですね」（上村騎手） 体が絞れ少し掛るくらいの行きっぷりでしたが、３コーナーでペースがあがったときにズルズル後退してしまいました。栗東トレセンへ戻って馬体の状態を確認するとともに、近走のレース内容を踏まえて今後について検討を行います。

トゥリオンファーレが置かれてしまったのは、これまで長い距離を使ってきた代償でしょう。マイルのペースになれれば問題ないと思うので、今度こそマイルを使い続けて欲しいです。エアリアルショットは厳しいですね。活路はダートの長距離にあると思うのですが、そうでなくてもメンバーの落ちる地方交流を使うとか……いや、そもそも能力の方に問題があるのかもしれませんけど。

今日の結果

◎リーチコンセンサス　５着　12/11　平田厩舎
１１日の阪神競馬では五分のスタートから好位の後ろを追走。スムーズに運んでいたが、勝負どころから徐々にポジションを下げてしまい、直線で盛り返したものの５着。「スタートは良かったし、いい位置でレースを進められたのですが、３コーナーで両サイドからプレッシャーを感じたようで耳を絞って下がってしまいました。４コーナーからは追っつけ追っつけになりながらも直線よく伸びているのですが、馬込みで怯むところがあってちょっと難しいですね」（浜中騎手）「３、４コーナーで位置が悪くなったのが厳しかったですね。レースで気の難しいところを見せることはなかっただけに、ちょっと納得がいかない感じがします。使ってきて精神的な疲れがあるのかもしれませんし、一度放牧に出してリフレッシュさせてあげたいと思います」（平田師）少しチグハグな内容になってしまいましたが、それでも最後に５着まで差を詰めたあたりは地力でしょう。しっかり立て直して巻き返してほしいところです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認し、来週中にＮＦしがらきへ放牧に出る予定です。

真ん中の枠を引けば、もう少し内枠が欲しかったと言い、内枠を引けば見事に包まれる……浜中騎手に載り替わってから、チグハグな競馬が続いています。メンタル面が言われるようになったのも浜中騎手が乗るようになってからですし、手があっていないのは確かですね。出来れば準オープンを勝ってから休みをあげたかったですが、思うように行かないのも競馬です。ゆっくり鋭気を養って、また元気な姿を見せて欲しいです。

愛馬近況

◎プラテアード：１２月２６日、阪神、障害オープン、ダ３，１１０ｍ、横山義騎手
△キャプテントゥ－レ：山元ＴＣ
◎エアリアルショット：１２月１２日、小倉、企救丘特別、ダ１，７００ｍ、上村騎手
△ボタニカルアート：山元ＴＣ
△タイキヴァルト：島上牧場
△フェルミオン：スピリットＦ
◎トゥリオンファーレ：１２月１２日、阪神、１０００万下、芝１，６００ｍ、松岡騎手
◎リーチコンセンサス：１２月１１日、阪神、六甲アイランドＳ、芝１，４００ｍ、浜中騎手
○ティフィン：小松ＴＣ、１１日帰厩予定
△ヴァルガリス：セグチＲＳ
△ハーキュリーズ：山元ＴＣ
◎イグアス：１１月２８日、京都、未勝利、芝１，８００ｍ、四位騎手
△フレールジャック：山元ＴＣ
◎カインバティック：未定
△ヒストリックスター09：ＮＦ早来
△シンハリーズ09：ＮＦ空港
△ムガメール09：ＮＦ空港
△ファインセラ09：ＮＦ空港

プラテアードが戦線に復帰して順調なら年末に出走予定、ティフィンも明日戻って来る予定です。さて、今週は予定通り３頭が出走予定！エアリアルショットは、前日のダ２，４００ｍへ行って欲しかったので残念ですが、前走で馬券に絡んだ馬が１頭もいないメンバー構成なので、頑張って欲しいです。トゥリオンファーレはマイル戦なら今度こそ何とかしてくれるはずです。リーチコンセンサスも相手に恵まれた感があり、定量戦なら勝ち負けになるはずです。

ラスト３週

今年も残すところあと３週となりました。
出走出来そうな愛馬たちは以下の通りです。

エアリアルショット：１２月１１日、小倉、５００万下、ダ２，４００ｍ他
リーチコンセンサス：１２月１１日、阪神、六甲アイランドＳ、芝１，４００ｍ
トゥリオンファーレ：１２月１２日、阪神、１０００万下、芝１，６００ｍ

実は臨戦態勢にある馬が、いつの間にかわずか３頭で、揃って今週の出走を
予定しているので、無事に出走できれば、私の今年の競馬は今週で終わりかも
しれません。願わくは、あとひとつ勝ちたいですが、ひとつ勝つのが難しいのが
競馬ですね。

今年は久々に何度か競馬場へ足を運びましたが、ナゼか府中限定で、多くの
時間を内馬場で費やしていたように思います。きっと来年もこの傾向は
続くでしょう。

１歳馬たち

◎ヒストリックスター09＞
12/3 ＮＦ早来 馬体重：411kg　現在は週３回は坂路コースでハロン18秒のキャンターを1本、残りの日は屋内周回コースでハロン20～22秒のキャンターを2000ｍ乗られています。順調に調教を消化しており、この中間もペースアップをはかっています。馬体にはまだ幼さが見受けられますが、走らせるとしっかり前に進んでいく気を見せ、またディープインパクトらしい柔らかい走りを披露しています。普段はおとなしいのですが、騎乗するとテンションが高くなるところがありますので、気性面の成長がこれからの課題といえそうです。心身の成長を促すべく、しっかりと鍛錬していきます。

◎シンハリーズ09＞
11/30　ＮＦ空港 馬体重：457kg　ロンギ場での調整を経て、現在は４００ｍ周回コースでスローキャンター３周のメニューをこなしていますが、順調に調教をこなしてくれています。まだ気性的にピリピリした一面を見せることがありますが、先頭でも馬群でも冷静に調教に取り組めています。柔軟な体躯の持ち主で、しなやかなフォームで駆けています。今後は角馬場での運動を取り入れながら、基礎体力作りに励んでいきます。

◎ムガメール09＞
11/30　ＮＦ空港 馬体重：430kg　スムーズに初期馴致を終え、現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっており、残りの日は角馬場でのフラットワークをこなしています。少し臆病な気性ですので、細心の注意を払い接しています。ただ調教中は全くそういう素振りは見せず、真面目に調教をこなしています。馬体は馬体重の数値以上に大きく見せて風格が漂っています。

◎ファインセラ09＞
11/30　ＮＦ空港 馬体重：432kg　現在はロンギ場でダク・ハッキングキャンターをこなしています。とても賢い馬で、与えられた運動メニューを何の支障もなくスムーズにこなしてくれており、順調に調教を積むことができています。現段階ではコンパクトに見せる馬体ですが、体を大きく使うことが出来ているので、フットワークは雄大で見栄えがします。今後は角馬場での運動で基礎体力じっくり養って行く予定です。

ディープの仔はやはりサイズが気になりますね。ヒストリックスター09はやはり小さいですが、覚悟の上でしたしギリギリ許容範囲です。シンハリーズ09の方はいい感じです。うちの１歳馬の中で最も進んでいるのがムガメール09ですが、気性面は今のうちに解消して欲しいです。ファインセラ09は１つ上の全兄がモタついてデビュー出来ませんが、心身共にこちらが一枚上、大丈夫でしょう。