知る、出来る、分かち合う 2015-01-17 10:05:21 | 日記 こんにちは スーパーで菜の花やスナップえんどうといった春の野菜がチラチラと見かけられるようになり、 水仙の花が咲いたという静岡のニュースとか、 春の訪れの「兆し」を感じられる機会が多くなって来ました 春が来ることはとても嬉しい反面、 冬は気候的にも屋外文化財の保存処理には向いている季節で、 しかも虫やヘビの出現が無い分山野を堂々と駆けめぐることが出来ます 寒くても安心な冬です もう少ししたら、そんな山野の主たちが活動し始めるので、 この寒いうちに心配のある文化財を見て周りたいなと思っています もちろん気になる文化財がありましたら季節を問わずいつでもお気軽にご連絡下さい さて、来週は石造文化財をはじめとした屋外の文化財に関する研究の発表会に参加してきます 私たちは現場で劣化の状態を把握して、 現場に応じた保存処理を提案していきます その為にも、学会や今回の発表会などで得たものを活かして より永く文化財が遺せるように 勉強出来る機会があれば出来るだけ参加しています 年が明けると通信教育のコマーシャルが頻繁に流れますが、 そんな机上のものだけでなく、 いくつになっても学ぶものは自分の周りにたくさん転がっているものだと 改めて思いしらされます そして分からなかったことが分かるようになる、 出来なかったことが出来るようになる その達成感や喜びを多く感じられるようになれればいいなと思っています そしてそれらを皆さんに還元して分かち合える仕事をしていきたいと思います