株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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津久見市の石造文化財

2012-10-13 10:00:00 | 日記

どうも、ウメです。

最近はすっかり秋らしい気候になってきました。暑がりの私でもさすがにここ数日の朝晩は寒さを感じておリます。

こういう季節の変わり目は風邪をひきやすく、私の知人にも風邪をひいた人がチラホラという状況であります。みなさんも気をつけられてください。

 

さて、今回は大分県津久見市の文化財です。

 

最初の写真は津久見市の川内地区公民館敷地内にあります川内石幢です。

こちらにはちょっとした言い伝えがありまして、なんでも歯が痛い人が自分の歳の数と同じ数の小石をお供えしてお参りすると、歯の痛みがよくなるという伝説が・・・。そのため、以前は中に彫られているお地蔵様が見えないような状態だったとか・・・。

これが見えないとなると、かなりの量ですね・・。

現在はそういったお参りはないようで、私が見たときは小石がありませんでした。

また現在は公民館の立て直しによって、道路からはほとんど見えない状態になっております。

もし現地にいかれる際は、川内地区公民館を目印にされてください。

 

次にご紹介するのは、村上神社宝篋印塔です。

 写真でわかるように、この宝篋印塔は一部が損失した状態です。

さて、こちらの村上神社ですが、かなりの山の中にあります。

そして、見学に行くのがかなり大変であります。

こんな急角度の石段を上らにゃなりません。途中何度か落ちそうになってしまいました。危ない・・・。下りは降りる度胸がありませんでした・・・。

 

しかし、山の上であるため、行く途中に下の写真のような景色が見えます。

あくまで途中であって・・・。

見学に行かれる際は階段には十分気をつけられてください。