にゃんこの森

札幌で三匹猫の下僕生活を継続中。

在宅中の楽しみ・・・・二

2020年05月10日 | ねこ
下僕が在宅しているとき唯一構って欲しがるのは、フクだけである。
しかしフクが構って欲しいのは、マルもアンちゃんも遊んでくれないときだけだ。

在宅勤務の下僕など、猫達にとってはどうでもいい存在といえよう。

意地でも退かない。

2020年05月10日 | ねこ
暖かくなっては急激に気温が下がる日々。
緊急事態宣言下の札幌では、主だった商業施設は殆ど休業のため
散歩以外ほぼ毎日で過ごしている。
ずっと家にいるため、やはりストーブをつけてしまう。


ポータブルの電気ストーブでは三匹当たれるほどの幅がない。
自分がよけるよりも相手にのけさせようとするマルとアンちゃん。
なんと強情なことよ。

花の影

2020年05月10日 | 日記
今日ここに記載することは極めて私的な感情論なので、読んで不愉快となる方もいるだろう。
しかし、何処かでこの人のことを書き残さずにはいられない。
先月、職場の大先輩が亡くなられた。
若い頃、自分のいた職場はどちらかというと地味で大人しい、面白みのない場所だったと思うが、
その方は見目麗しく大変聡明であり同僚どころか上司達すらも一目置くとともに、
仕事上の助言や指示を受けていたものだ。
周りにはたくさんの人が集まる、華やかな人だった。
一回り以上も年上だったけれども、いつまでも若々しく楽しい先輩で、多くの人からこんな風になりたいと思われていた。
けれど定年後、仕事を辞めたあと自身の病気や身内の不幸もあり七十歳という生涯を閉じられた。

数年前に転勤先から戻って以来、会うことを避けていたのは自分も入院や降格(ラインから外れること)があり
その時の惨めな気持ちを気づかれたくなかったからだ。
「そのうちに連絡しよう、今度の忘年会に誘おう」と思っていても、私達に残されている時間は少ない。
もし最後のお別れが出来ていたら、この後悔は薄れていたのだろうか。
それは所詮ただの自己満足なのだとわかっているし、取り戻す方法もない。
それでもやはり、こんな終わりかた、思い返しただけで泣けてくる。

誰にも知られず逝ってしまった人に、今はただ心よりご冥福を祈ります。