親類の結婚式も久々である。
自分の妹の結婚式以来なのだが、今回の結婚式、
新婦が妹の娘(姪)である。
ここで新婦(姪)に、結婚式ではとても語れなかったことを書き残したい。
新婦は妹夫婦の次女として札幌で育ち、東京の大学へ進学した。
三人姉弟の中で唯一、親元を遠く離れていったわけだが、
幼い時や少女時代、とても頼りない感じの子供に見えた。
いつも迷っているようにも見えたので多分、親の視点では
とても「手のかかる子供」だったのだろう。
しかし私の経験値に照らすと「結構、ちゃんとしてるじゃないか」と思う。
いろんなこと(しくじりも含めて)をちゃんと繰り返さないように頑張っている。
勿論まだまだ失敗もあるだろう。
でも、そんなことは親たちも沢山しているくせに皆(勿論私も)忘れたふりをしているだけだ。
大抵の失敗は取り返しがつくし、時間がたてば何となくモノになるものだ。
新しい明日を、精一杯自分なりに頑張ればいいと思う。
泣きたくなったら、立ち止まって休めばよい。
嫌になったら、いつでも姉さんたちのいる札幌に来ればいい。
血縁は決して薄まらないものだ。