久しぶりにぐっすり寝られた。
この一週間、感情が上がったり下がったり。
溜め息ばかりついて、腹筋には力が入らずふわふわと、実に苦しい一週間だった。
何より眠りが浅く、それが悩みによるものか加齢のせいかはわからないけれど。
2時間ぐらい寝たら目が覚めて、そのあとは朝までまんじりともしない時間を過ごしていました。
苦しかった…
あー。
久しぶりに寝た気がする。
それはこの先の人生が上向きだよとの教示ならいいな。
ワタシ、この度仕事を辞めまして、専業主婦になることになりました。
若い頃なら仕事をしていないとプー太郎(死語だけど)。
結婚しているとそれが「専業主婦」という肩書に変わるのはなかなか面白いわね。
自分の中では専業主婦よりプー太郎(死語?)の方が感情的にピンと来るんだけど。
そう。
専業主婦。
いや、いずれまた仕事をするだろうから、暫定の専業主婦ごっこ。



青天の霹靂ってあるものなのね。
10日前には会社を辞めるとは思いもしなかった。
下がったり


変わり映えのない平凡な人生においては、実に大きな一週間だったな。
いつもなら「今日は休~もう


今日から月末まで連続で有休をとって、月末に会社に出たらそれでおしまい。
昨日は引き出しの中の荷物第一弾を大きなバッグ2つで持って帰って来ました。



今朝はそれでも目覚まし

だけど「寝られた~

朝起きて一番にしたことが、シンクに出してあったマグカップ3個の茶渋を落とすこと。
この3つは会社から持って帰ってきたものだ。
1つはコーヒーを飲む時用。
茶濾し付きは中国茶。
そして、ランチを食べる階の給湯室にひとつ、スープ用。
22年の勤続とはそういうもんなんだね。
髪の毛もボサボサのままサプリを飲もうとした時に、シンクに置いてあったマグカップの茶渋がひどいのが目についた。
真っ白いメラミンスポンジで一心不乱にゴシゴシと…
「落ちるわぁ」と独り言を言いながら茶渋を落とすことが、仕事を辞めると決意しての翌朝一番にやることとは。
なんだかおかしかった。
何やってるんだろう?ワタシ。
いつもの休日は、仕事をしていることへのエクスキューズがそこに含まれていて、
「だって、身体を休めるんだも~ん

今日も明日もあさっても、もう会社にはいかないんだ。
それは今までの休日とは違うんだね。
茶渋が落ちてスッキリきれいなマグカップを3個並べて記念撮影しよう

22年分の(22年間洗っていなかったわけではないが)垢を落として、心機一転。
ワタシもスタートしなくては。
いつもと違う朝がやってきた。
ふと込み上げる怖さや複雑な心境は、時間とともに薄れていくだろう。
それはこれまでの人生でわかっている。
オトナになるということは、こういう朝をいくつも迎えていくことなんだ。
そんなことを自分に言い聞かせていた一週間だった。
追伸:
思わせぶりな日記でごめんなさい。
落ち着いたらちゃんと書きます。
なにせ、時間はたっぷりあるからね(笑)
その記事を書けた暁には「お仕事お疲れさま」と言ってやってください。