こんばんは、今日は湿った雪で道路はグジャグジャで明日まで降り続けるようです。明日は凍結して大変になりそうです。
ちょっと前にチーム盛岡南のナイタートレーニングから帰ってきたところです。何時もの練習のほかに今日から①基本動作の確認徹底、②確実に守るための基本練習、③チャンスで打つためタイミングのレベルアップトレを行った。内容について、ジジィから目線を切らさずに集中して真剣に動くよう噛み砕いて説明して取り組んだ。春にはかなり成長するだろうと思う。
公立高校の推薦受験はどうだったのかな?・・・うまくいったのかなぁ
第86回選抜高校野球大会の選考説明
★ 関東・東京地区
まずは基本枠の関東4校、東京1校を選出した。
≪ 白鷗大足利 ≫
投攻守にバランスが取れて関東大会を初制覇し、文句なしで1番目に選出された。投手では右腕の比嘉 新が185センチの長身から、重い直球と縦に鋭く変化するスライダーに安定感があり、関東地区の強力打線を抑えた。打撃では4番で主将の直井秀太を中心に、切れ目がなく、関東大会全試合で二桁安打と素晴らしい結果を残したと評価された。
≪ 桐生第一 ≫
先発8名が1年生のチーム。エース右腕の山田 知輝は、184センチ80キロの恵まれた体からの直球は力強く、追い込んでからのフォークボールの切れも良い。3試合で完投して、そのうち2試合完封は見事という声が多かった。攻撃でも4番を打つ山田を軸に勝負強く、機動力もあり、守備も鍛えられていた。
≪ 佐野日大 ≫
エース左腕の田嶋 大樹は、180センチの長身から140キロ台の直球とスライダーのキレが良く、三振を奪える投手。また、左打者への内角の攻めも冴え、公式戦防御率0.49の成績も合わさって、「今大会左NO1投手」と絶賛された。攻撃陣は、先発メンバーのうち左打者が6人いて切れ目がなく、横浜との準々決勝で初回に5点を取った集中打と下位打線の迫力が光った。守備でも派手さのない、堅実なプレーが光った。
≪ 山梨学院大附 ≫
投手陣は左腕の山口 大輔がエースで、カーブとスライダーが良く、微妙な制球力と粘り強い投球が光った。打線はクリーンアップが強力で、チャンスに強く、バントも正確。1点を確実に取る野球ができていた。守りも県大会と関東大会を合わせた8試合で失策が4と良く鍛えられており、バランスの取れたチームと評価された。
≪ 関東一 ≫
東京都大会を制し、1番目で選出された。投手陣は右の羽毛田 晶啓と左の阿部 武士の継投。特に1年生左腕の阿部は、130キロ台前半のスピードながら、曲がりの大きなカーブとキレの良いスライダーを低めに集め、打者のタイミングを外して打たせて取る投球ができていた。準決勝の東海大高輪台戦での無四球完封は見事という声が多かった。攻撃陣も強力で、打撃戦となった決勝の二松学舎大附戦では、持ち前の打力に加えて、機動力がいかんなく発揮されて延長戦を制した。守りも良くまとまっている印象が強かった。
≪ 6校目は ≫
ラスト1枠の前に、比較対象となる関東の5番目と東京の2番目が決まった。
関東5番目は横浜。佐野日大に敗れた準々決勝は、初回に5失点をしたエースの伊藤 将司が、2回以降は散発5安打無失点と本来の投球を取り戻した。打線は大半が夏の甲子園の経験者で、特に浅間 大基や高濱 祐仁など強打者を軸に切れ目がなく、守備面も全員が強肩でよくまとまっているという声が多く、ラスト1枠の比較対象に残った。
東京2番目は準優勝の二松学舎大附。エースの大黒 一之は、力強い直球と多彩な変化球を持ち、強気で押す投球が決勝まで勝ち上がる原動力となった。決勝では大黒投手が崩れたものの、リリーフした1年生の岸田 康太が130キロ台後半の直球とスローカーブを有効に使って踏ん張った。打線は準決勝で優勝候補と評判の高かった日大三の三輪 昂平投手を打ち崩し、3回に一挙8点を奪い、決勝でも13安打を放つなど、逆らわない打撃が徹底されていることが高い評価に繋がった。だた、決勝での4失策、そのうち3個がタイムリーエラーとなり投手陣を助けられなかったことが課題として浮き彫りになった。
6校目の比較対象に残った横浜と二松学舎大附を、投手力、攻撃力、守備力を詳細に検討する作業に入った。その結果、攻撃力は互角で、投手力と守備力での安定度が高いのが横浜という結論に達し、ラスト1枠に推されることが決まった。
関東補欠1位 健大高崎・補欠2位 霞ヶ浦
東京補欠1位 二松学舎大附・補欠2位 日大三
・ 関東地区の5番目の選考については記者会見でも質問が飛んだ。初回の5失点を追いつききれなかった横浜はベスト8敗退組の試合内容で、唯一競り合う展開にできなかったが、川嶋委員長は伊藤投手が立ち直ったことと「関東ナンバーワン投手の佐野日大・田嶋投手から3点を奪った」ことをプラス材料として強調した。その他では桐生第一にサヨナラ負けした霞ヶ浦が横浜との比較で肉薄していたようだが、シード校で関東大会が未勝利で終わったことが横浜を上回れない材料と今回はなってしまった。
2008年に同じく関東シード校未勝利ながら宇都宮南が選出されたこともあったが、「当時は関東地区が増枠になった年だった」と川嶋委員長は話した。ただし、シード校未勝利の扱いについては答えがないことも強調し、15校出場ということもあって今後も難しい選択が続きそう。
さらに(今回なら習志野、健大高崎を含む)関東ベスト8組全体の選考という点では、2球場での開催で選考委員も二班に分かれて見ているため、どの試合を見ているかでそれぞれに違う印象があり、議論を戦わせていることも関東5番目の選出の難しさを物語っている。
次は、東海・北信越の選考説明です。
◆ 盛岡南リトルシニアのホームページ